結論:小学生まで無料。赤ちゃん連れには坂がこたえる
入園料は小学生以下が無料。都内に住んでいるか通っている中学生も無料です。大人は600円、65歳以上は300円。払うのは大人の分だけで済みます。

問題は地形です。ここは丘陵地にあり、公式が「園内には急な坂道が多くあります」と書いています。歩いて一周すると2〜3時間。50ヘクタールを超える広さです。
正門を入った直後から、もう坂
公式が坂の傾斜を3段階に色分けした「車いす・ベビーカー利用者マップ」を出しています。それを見ると、主要な園路の大半が「きつい坂(8%以上)」です。正門から左のアジア園方面も、右のアフリカ園方面も、いきなり坂が始まります。
約260種を4つの園で。ライオンバスは10月以降
公式が「多摩丘陵の豊かな自然が多く残った園内で、約260種の動物を飼育しています」と書いています。広い放飼場を使い、野生で群れをつくる動物はなるべく群れで飼育するのがこの園の方針です。
園は4つに分かれています。
- アジア園…アジアゾウ・トラ・オランウータン
- アフリカ園…キリン・アフリカゾウ・チーター
- オーストラリア園…コアラ
- 昆虫園

濠を使った放養式なので、檻ごしではなく開けた場所で動物が見えます。下の子にとっては、大きく動くものが遠くからでも見えるほうが向きます。
名物のライオンバスは、いま休んでいます
バスでライオンの放飼場に入る世界初の「サファリ形式」展示ですが、ライオンの展示ごと7月23日から休止中です。公式が9月5日に「ライオンバスの運行再開は、気温の落ち着く10月以降を想定しています」と更新しました。
昆虫生態園も8月1日から展示中止です(大温室の補修と点検のため)。ただし昆虫園本館1階では「秋の鳴く虫展」が2026年9月10日〜23日(9月16日は休園)に開かれます。9:30〜16:30で、昼夜を逆転した環境でスズムシやエンマコオロギの声を聞けます。この期間は「虫とふれあいコーナー」が休みになります。
ベビーカーは1日500円で貸出
持っていかなくても借りられます。1台1日500円。場所はウォッチングセンター前の1か所だけで、返却も同じ場所です。
条件があります。生後7か月から4歳(体重18kgくらい)までで、公式の条件は「ひとりでしっかりおすわりできるお子さま」。タイプはB型(リクライニング付き)で、完全に倒れるA型にはなりません。
7か月より小さい子は対象外なので、自分のベビーカーか抱っこ紐を持っていくことになります。
⚠️ 子ども本人が身体障害者手帳・愛の手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳を持っている場合は無料と公式が書いています。
ベビーカーで入れない建物がある
昆虫生態園、コアラ館、もぐらのいえには、ベビーカーで入れません。入口で降ろすことになります。

園内には無料のシャトルバスが走っていて、アジア園を循環しています(10:00〜15:50)。ただしベビーカーは折りたたんで手に持って乗車し、立ち席はありません。座れなければ乗れません。
広場は16か所ありますが未舗装です。公式も「未舗装の園内通路は危険ですので通行はお控えください」と書いています。
車椅子の貸出は正門で無料、16台
坂の多い園なので、こちらも押さえておいてください。車椅子の貸出と返却は正門で受け付けています。利用は無料で先着順、台数は16台と公式が数字を出しています。
トラ舎からワラビー舎への階段など、車椅子で移動できない場所が一部あります。公式は車椅子での移動には介添えの方の同行をすすめています。
電動カートを1日2,200円で借りられます
貸出はベビーカー貸出所前で、返却も同じ場所。対象は原則として65歳以上の方か、長時間歩行が困難な中学生以上の方です。利用時に注意事項を確認し、名前と電話番号を申込書に書きます。
屋内と園内の一部は通行禁止。悪天候やGWなど混雑が予想される日はレンタルを中止します。台数にも限りがあります。
トイレの設備も数字が出ています。園内17か所のトイレのうち15か所がバリアフリートイレ。ユニバーサルシートは7か所にあります。オストメイト対応は6か所です。
オストメイト対応の6か所はここです。
- 正門/ウォッチングセンター内
- さくら広場/サバンナキッチン無料休憩所内
- ライオンカフェ横/動物慰霊碑横
アジア園を回る無料のシャトルバスには、車椅子専用席が2席あります。
授乳室は4か所、すべて女性のみ
授乳室はウォッチングセンター、昆虫園本館、コアラ館下売店休憩所内、アフリカ園無料休憩所内の4か所です。アフリカ園無料休憩所は、高台のサバンナキッチンに併設された建物です。
入れるのは女性だけです
公式が「入室できるのは女性の方のみ」と明記しています。父親は授乳室を使えません。おむつ替えはトイレのベビーベッドを使うよう案内されています。
おむつ替えのほうは充実しています。3か所を除くすべての男子トイレ・女子トイレにベビーベッドがあります。使えないのは、昆虫園本館2階、サバンナキッチン前休憩所隣、オランウータンの森の3か所だけです。男子トイレにもあるので、父親が替えられます。
電子レンジは高台に1か所だけ
お弁当は持ち込めます。禁止されている持ち物に飲食物は入っていません。広場や無料休憩所で食べられます。
ただし離乳食を温められるのはサバンナキッチンの1か所だけです。公式のよくある質問も「サバンナキッチンの係員にお申し出ください」と書いています。
サバンナキッチンはアフリカ園の高台にあります
正門から遠く、たどり着くまでに坂を登ります。温めが必要な離乳食を持っていくなら、そこまで登る前提で考えてください。温かいものが要らない日は、その分の坂を省けます。
調乳用の温水器は、ウォッチングセンター内とアフリカ園無料休憩所の授乳室にあります。公式がこの2か所を名指ししています。紙おむつ(Lサイズ)は正門すぐのギフトショップで買えます。
園内のトイレには子ども用補助便座があります。場所は園内マップに載っています。
食べる場所は4か所。座席数まで公表されている
公式がフードショップの座席数を出しています。坂を登る園なので、どこに何席あるかは効きます。
- ズーカフェ(正門を入って左手・ウォッチングセンター内)…132席(屋内68・屋外64)。10:00〜16:00。坂を登る前に寄れます
- サバンナキッチン(アフリカ園の高台)…1階62席・2階86席の計148席。10:00〜16:00(ラストオーダー)。公式が「お子様向けメニューも販売しています」と書いています。2階建ての無料休憩所が併設されています
- コアラ館下売店(オーストラリア園)…98席(屋内70・屋外28)。10:00〜16:00
- ライオンカフェ(アフリカ園・アフリカゾウの近く)…平日は休店。土日祝10:00〜16:00

どの店も16時で終わります。ホールはコアラ館下売店とサバンナキッチンが17時まで使えます(食事の提供は16時まで)。
子ども向けの品では、ライオンカフェの「お絵描きライオンやきそば」(ケチャップで顔を描く)があります。
1日の回り方(ベビーカーを1日500円で借りて、坂の下から)
下の子が1歳、上の子が4歳という想定です。2人とも入園無料、大人1人600円だけです。

一周2〜3時間が目安ですが、坂と休憩を挟むと5時間ほどになります。全部を回ろうとしないほうが最後まで持ちます。
関東の動物園は1周にかかる時間の短い順にまとめました。歩かずに回るなら車で回るサファリパークもあります。
老人週間は60歳以上と付き添い1名が無料
老人週間(9月15日〜21日)は、60歳以上とその付き添い1名が無料になります。小学生以下はもともと無料なので、祖父母と行くと、払うのは親1人ぶんだけになります。
ほかにみどりの日(5月4日)、開園記念日(5月5日)、都民の日(10月1日)が無料開園日です。5月5日はこどもの日と重なります。
同じ期間は上野動物園も同じ扱いです。坂の少ないほうを選ぶなら、祖父母と行くのは上野のほうが歩きやすくなります。
行く前に:コインロッカーはウォッチングセンターに34個だけ
休んでいる展示が多い時期があります
2026年9月6日の時点で、休んでいるものが3つあります。ライオンの展示とライオンバスは7月23日から休止中です。公式が9月5日に「ライオンバスの運行再開は、気温の落ち着く10月以降を想定しています」と更新しました。昆虫生態園は8月1日から展示中止(大温室の補修と点検のため)。体験プログラム「おしえて!モルモット博士!」は7月2日〜10月1日が休止です。
土砂崩れによるアジア園の園路の通行止めは、8月20日に解除されました。いずれも動きがあるので、出かける前に公式の「展示休止やイベント中止などのお知らせ」を見てください。
コインロッカーはウォッチングセンター内に34個あります。小100円・中200円・大300円・特大500円。荷物を預けて身軽に坂を登れます。
三輪車やキックボードは持ち込めません。ボールや凧などの遊具も禁止です。園内に遊具や水遊び場はないので、動物を見ることが目的の場所だと思っておいてください。
最寄りは京王線・多摩モノレールの多摩動物公園駅で、駅の目の前です。同じ駅に京王あそびの森HUGHUGと京王れーるランドがあるので、雨のときの切り替え先にできます。れーるランドは入館料400円で、1歳未満は無料です。


