結論:小学6年生まで入園無料。園内はほぼ平坦でベビーカーで回れる
小学6年生まで入園無料で、園内はほぼ平坦です。ベビーカーで入れない施設はひとつもなく、東園と西園をつなぐ「いそっぷ橋」にはエレベーターもあります。
唯一考えることがあるとすればどの門から入るかです。入口が3か所あり、混み方も、近くにある動物も違います。ここだけ先に決めておけば、あとは歩くだけです。
約300種。子ども動物園すてっぷで身近な動物にも会える
約300種。月齢が低いうちは「大きい」「動く」がそのまま面白さになるので、種類の多さがそのまま効きます。





「パンダのもり」という施設は残っています。パンダを目当てにすると落差が大きいので、ほかの動物を目的に行くほうが満足できます。
無料の体験が3つ。当日Webの先着でキャンセル待ちなし
入園料以外にお金がかからないのが、この動物園の特徴です。
- ハシビロカート
- 無料の電動カート(約4分)0〜2歳は保護者が抱っこして乗れます。12:30〜13:30は「for Kids」=0歳〜中学生の子ども連れ専用枠。整理券は当日11:30/12:30からWebで先着
- モルモットとなかよし
- 無料・約20分・1日3回3歳〜12歳が対象。1歳未満でも「ふれずに見る」形なら参加できます。予約は当日10:00からWebで先着。土日祝は実施しません
- 動物ガイド
- 無料・申込不要・10〜20分火〜金曜(祝日を除く)。ボランティアによるスポットガイドもあります

ハシビロカートは、公式が0歳を名指しで対象にしている数少ない乗り物です。ただしシートベルトや姿勢を保つためのベルトはありません。「最後まで安定した姿勢を保てる」ことが条件になります。抱っこ紐の使用も公式が案内しています。
授乳室は4か所、おむつ替えは11か所。おむつは売店2店で販売
授乳室は東園に2か所、西園に2か所。いずれも授乳用のチェア・ミルク用のお湯・ベビーベッドがそろっています。
さるやまキッチン(東園)と弁天門(西園)は「女性専用スペース以外は男性もご利用になれます」。西園休憩所は「女性が利用していない場合は男性も」と条件つきです。パパひとりで来ても、ミルクを作る場所があります。
ただし総合案内所前の屋外型ブース「mamaro」だけはミルク用の温水器がありません。お湯が要る場合は、ほかの3か所へ向かってください。
おむつ替えができるトイレは園内11か所です。ベビーカーは持ち込めない施設がひとつもなく、公式も「車椅子で通行や観覧ができない場所はありません」と書いています。貸出は1台500円で、生後7ヶ月〜4歳ごろが対象。3つの門すべてで借りられて、別の門で返しても大丈夫です。
おむつは園内の売店で買えます。東園・西園に1店ずつあるので、園のどちら側にいても調達できます。⚠️ サイズはLのみです。
ベビーカーの貸出は1台500円。別の門で返せる
貸出は1台500円で、対象は生後7ヶ月〜4歳ごろ。3つの門すべてで借りられて、別の門で返しても大丈夫です。
入った門と帰る門を変えられるので、行きは弁天門・帰りは表門のような回り方ができます。園内はほぼ平坦で、ベビーカーで入れない施設はひとつもありません。公式も「車椅子で通行や観覧ができない場所はありません」と書いています。東園と西園をつなぐ「いそっぷ橋」にはエレベーターがあります。
お弁当の持ち込みOK。食べられる場所も公式が案内
公式が持ち込みを明示的に認めていて、食べられる場所も案内されています。禁止物のリストに飲食物は入っていません。
- さるやまキッチン
- 東園・1階約60席/2階約70席屋内。席からサル山が見えます。無料休憩所を兼ねています
- 西園休憩所
- 西園・約110席屋内。キリン・カバ・サイが見えます
- 不忍池テラス
- 西園・約300席屋外ですが屋根があります

子ども向けのメニューもあります。低アレルゲンのキッズハンバーグランチ(750円)があります。公式が「省令指定8品目を原材料に使用していません」と明記しているものです。西園休憩所には甘口のカレーランチ(630円)があります。
いつ行くと空いているか
この動物園にはリアルタイムの混雑マップがあります。園内13か所にAIカメラを置いて、1分ごとに更新されています。
公開されているのは11エリアです。東園は正門・ゴリラ、トラの住む森、ホッキョクグマ、さるやまキッチン、藤棚休憩所。西園はパンダのもり、カメレオン売店、アフリカの動物、小獣館、両生爬虫類館。混んでいる場所を避けて回れます。
門の選び方も公式が説明しています。
| 正門 | △ | 東園。休日は入園券を買う列で数十分待つことがあります。ゾウ・ホッキョクグマ・トラ・ゴリラに近い。 |
| 弁天門 | 西園。公式が「正門に比べると混雑せず、スムーズに入園できます」と書いています。子ども動物園すてっぷと授乳室に近い。 | |
| 池之端門 | △ | 西園。公道に面していて待機スペースがありません。キリン・サイ・カバ・ハシビロコウに近い。 |
赤ちゃん連れなら弁天門です。混みにくいうえ、授乳室と子ども動物園の両方に近いためです。
1日の回り方(弁天門から入って西園を先に)
下の子が1歳、上の子が4歳という想定です。弁天門から入って、西園を先に回ります。滞在の目安は2〜3時間なので、昼前後で切り上げられます。
この園はきょうだい連れと相性が良いほうです。入園も、カートも、シャトルバスも無料なので、人数が増えても出費がほとんど増えません。
関東の動物園は1周にかかる時間の短い順にまとめました。歩かずに回るなら車で回るサファリパークもあります。
雨の日と、暑い日。駐車場は無い
屋外中心の動物園なので、雨の日は前提が変わります。ただし逃げ場は多いほうです。冷房の効いた屋内が7か所あり、屋根のある不忍池テラスも約300席あります。
屋内は、日本の鳥Ⅰ、夜の森、小獣館、両生爬虫類館、子ども動物園すてっぷ。これに食事のできる2か所を足して7つです。
10月は屋外がいちばん過ごしやすい時期です。そのぶん来園者も増えるので、混雑マップを見ながら回る価値が上がります。
夏は熱中症の対策が要ります。熱中症警戒アラートが出た日や猛暑日はイベントが中止になることがあり、動物の側も公開を休むことがあります。ウォーターサーバーで無料の給水ができるので、マイボトルを持っていくと楽です。
駐車場はありません。公式が「電車のご利用をおすすめします」と4か所で書いています。上野公園の中は車が入れないので、どの門から入っても公園内を歩くことになります。
9月15日から21日は3世代で得
老人週間(9月15日〜21日)の開園日は、60歳以上とその付き添い1名が無料になります。小学生以下はもともと無料なので、祖父母と行くと、払うのは親1人ぶんの600円だけです。
ほかの無料開園日は開園記念日(3月20日)、みどりの日(5月4日)、都民の日(10月1日)。こどもの日(5月5日)はすべての中学生が無料になります。
同じ期間は多摩動物公園も同じ扱いです。あちらは坂が多いぶん歩く距離が長いので、祖父母と行くなら上野のほうが負担は軽くなります。
行く前に:体験プログラムはキャンセル待ちができない
モルモットとなかよしもハシビロカートも、当日にWebで先着順です。取れなかった場合に並んで待つ仕組みはないので、その前提で予定を組んでください。
園内に166個あります。それでも公式自身がこう書いています。
「早い時間に空きがなくなってしまうことも多いため、駅などのロッカーのご利用もお勧めいたします」
入らない荷物の預かりもありません。


