「オムツがまだ取れていないけれど、プールに連れて行けるのか」。ここは施設ごとに答えが違い、しかも公式サイトの奥のほうにしか書かれていないことがほとんどです。関東の12施設について、公式の原文を1件ずつ確かめてまとめました。
2026年の夏季営業は終わりました
屋外のプールは施設ごとに最終日が違います。最後まで開いていたのは東武スーパープールで、9月27日まででした。2027年の日程は、各施設の公式サイトで発表されるのを待つことになります。
日付はこの記事の後半にまとめました。屋内があって通年入れる施設もあります。
結論:入れないのは1施設だけ
先に答えを出します。関東で調べた12施設のうち、11施設は水遊び用おむつを着ければ入れます。ただし蓮沼ウォーターガーデン(千葉)だけは、水遊び用おむつも禁止で入水できません。
そして「入れる」と言っても、条件は同じではありません。入れる場所が決まっている施設と、年齢の下限がある施設があります。
以下、1件ずつ公式の書き方をそのまま載せます。
そのまま入れる8施設
「水遊び用おむつの上に水着」だけ守れば、プール全体を使える施設です。
1. 東京サマーランド(東京・あきる野市)

オムツが外れていない子はプール用オムツの上に水着が必須。園内でも買えます(おみやげショップ・サンフラワーで「水遊びパンツ 4枚入 800円」)。
屋内のアドベンチャードームが通年営業なので、冬でも同じ条件で入れる数少ない施設です。3才から有料で、プールに入らなくてもチケットが要ります。
2. 西武園ゆうえんちプール(埼玉・所沢市)

公式のプール利用案内が「おむつは水遊び用おむつの上に水着を着用してください」と明記しています。園内2店舗(ナリキリ洋品点・萬屋雑貨店)で販売しています。
3. 東武スーパープール(埼玉・宮代町)

公式FAQ「紙オムツでの遊泳は禁止させていただいております。ただし、水遊び用オムツはご利用可能ですが、必ず水着を上から着用していただいております」。
紙おむつと水遊び用オムツを、公式がはっきり区別しています。設備は手厚いほうです。
- 看護センター…看護師が常駐。授乳室を兼ね、ミルク用のお湯もあります
- 屋外型ベビーケアルーム…プールエリアの中にあります
2歳以下は入園無料。
4. 大磯ロングビーチ(神奈川・大磯町)
公式FAQ「水遊び用のパンツ(プール用おむつ)を着用し、その上に水着を着用してご利用ください」。
5. 龍宮城スパホテル三日月(千葉・木更津市)

公式PDF「プールご利用の際の諸注意」に、こうあります。
「おむつのとれていないお子様はプール用おむつ着用の上から水着の着用を必ずお願い致します。」
続けて、こう書かれています。
「プール用おむつはスパ売店・お祭りランド売店にて販売しております。」
屋内温水プール「アクアパーク」が通年営業です。アクアラインの木更津金田ICから約3kmで、首都圏から通年で行ける屋内プールとしては近い部類に入ります。
6. 稲毛海浜公園プール(千葉・千葉市)

ここだけ書き方が違います。「3歳以下のお子様は必ずスイムおむつのご着用を」——許可ではなく義務です。オムツが取れている3歳でも、着用を求められます。
7. しらこばと水上公園(埼玉・越谷市)
公式のよくある質問が「オムツ着用のままプールで遊ぶことはできません。ただし、水遊び用のオムツにかえ、水着を着用することでご利用いただけます。」と回答しています。プールの注意事項と利用者遵守事項にも同じ内容があり、公式の3か所で確認できます。
埼玉県営で最大級のプール施設で、浅い場所は幼児プール・遊戯プール・流れの3か所。未就学児は無料で、チケットの購入そのものが要りません。
当日券がありません。営業も9月6日まで
公式が「公園で当日券の販売はしておりません」と明記しています。買えるのはアソビューかセブン-イレブンだけで、発売は来場予定日の7日前10時からです。
そして2026年の営業は9月6日(日)で終わります。8月31日(月)までが連続の営業で、そのあとは9月5日(土)・6日(日)の2日だけです。
授乳室は公式サイトの文章になく、園内マップに「授乳室をご希望の方はスタッフにお声がけください」とだけ書かれています。申し出て用意してもらう形です。
8. ホテルエピナール那須(栃木・那須町)

公式の室内温水プールのページが、こう書いています。
「オムツが取れていない小さなお子様も、水着用オムツ着用でご利用いただけます」
その水着用オムツは売店で買えます。
子ども用プールは深さ30cmと60cmの2つ。屋内の温水プールなので1年中同じ条件で入れます。
宿泊すればプールは無料です。日帰りでも入れて、その料金で温泉大浴場も使えます(平日は中学生以上1,500円・小学生1,000円・幼児600円)。
身長140cm未満は、浮き輪かアームヘルパーが要ります
公式が「身長140cm未満のお客様はアームヘルパーや浮き輪などの安全遊具の着用が必要です」と書いています。アームヘルパーは無料で借りられます。
中学生以下は保護者の同伴が必須です。⚠️ 日帰りの「幼児」が何歳からかは、公式に書かれていません。
入れる場所が決まっている2施設
「入れる」けれど、プールの一部しか使えない施設です。ここを知らずに行くと、当日つまずきます。
9. 箱根小涌園ユネッサン(神奈川・箱根町)

ユネッサンは水着で入るエリアと裸で入る温泉エリア「森の湯」に分かれていて、扱いが正反対です。
公式FAQ「水着エリア『ユネッサン』では、オムツの取れていないお子様につきましては、水着の下に『泳げるタイプのオムツ(水遊びパンツ)』をご着用の上、ご利用いただけます。」
そして「なお、日帰り温泉『森の湯』では、オムツの取れていないお子様は浴槽のご利用をご遠慮いただいております。」
つまり赤ちゃん連れは「パスポート(両方)」を買う意味がありません。水着エリアだけの券で足ります。A日程なら大人で1,000円の差です。水遊びパンツは館内のショップ「ukiuki」で買えます(幼児用おむつ4枚770円)。
10. グランドプリンスホテル新高輪(東京・港区)
公式FAQ「3才以下の方はダイヤモンドプールの幼児用プールのみご利用が可能となります。ただし、オムツの取れていないお子さまは年齢を問わず水着の下にプール用オムツを着用のうえ幼児用プールのみのご利用となります。」
幼児用プールは水深0.6m。ダイヤモンドプール本体は1.1〜1.2mです。0〜3才は無料ですが、プール用オムツの販売はありません(公式FAQ「おむつ、ベビーカーのご用意はございません」)。持参が必要です。
年齢の下限がある1施設
11. ヒルトン小田原リゾート&スパ(神奈川・小田原市)

オムツの条件は他と同じで「オムツをしているお子様は、水遊び用オムツの上に水着を着用しご入場ください」。スイミング用オムツは館内で500円で販売しています。
ただし、ここだけ年齢の下限があります。
1才未満は入場できません
公式が理由まで書いています。「1才未満のお子様のご入場はご遠慮ください。場内は高温多湿な為、汗腺が未発達のお子様がご入場されますと熱中症のリスクが高く危険です。」
0〜11ヶ月の子を連れて行くことはできません。1才の誕生日が境目になります。
屋内外10種のプールが全天候型で通年営業です。1才を過ぎているなら、冬でも使えます。
入れない1施設
12. 蓮沼ウォーターガーデン(千葉・山武市)

水遊び用おむつも使えません
公式のよくある質問は「オムツをつけてプールへ入れますか?」に、こう答えています。
「入水できません。水遊び用のオムツも使用禁止です。水着を着用して入水ください。」
水遊び用おむつを認めていない、めずらしいプールです。オムツが取れるまでは水に入れません。
入園は3歳以下無料で、授乳とおむつ替えの場所(救護室・レストハウス裏の多目的トイレ)もあり、ベビーカーも持ち込めます。設備の問題ではなく、入水の可否だけで決まります。
チケットは、オムツが取れている上の子と行く場合の参考です。
水遊び用おむつは、どこで買えるか
忘れても現地で買える施設と、そうでない施設があります。
買えるのは5施設です。
- 東京サマーランド … 水遊びパンツ4枚入800円(おみやげショップ・サンフラワー)
- 箱根小涌園ユネッサン … 幼児用おむつ4枚770円(ショップ「ukiuki」)
- ヒルトン小田原 … スイミング用オムツ500円
- 西武園ゆうえんちプール … 園内2店舗(ナリキリ洋品点・萬屋雑貨店)
- 龍宮城スパホテル三日月 … スパ売店・お祭りランド売店
⚠️ グランドプリンスホテル新高輪では買えません。公式が「おむつのご用意はございません」と明記しています。
買える施設でも4枚で770〜800円と割高です。持参したほうが安く済みます。
水鉄砲とお酒は持ち込めるか
持ち込みのきまりは施設ごとに違います。公式が名指ししているものだけを並べます。
水鉄砲は、稲毛海浜公園プールが持ち込めるものの一覧に入れています。一方箱根小涌園ユネッサンは使用禁止で、ビート板・シュノーケル・フィン・小さなボールも同じ扱いです。グランドプリンスホテル新高輪も持ち込めません。
お酒は、蓮沼ウォーターガーデンが「アルコールの持ち込みは禁止」で、園内でも売っていません。バーベキューもできません(園内火気厳禁)。大磯ロングビーチと稲毛海浜公園プールもアルコールの持ち込みを禁止しています。
日陰を作るものも分かれます。稲毛海浜公園プールは日傘が使えず、ビーチパラソルとビーチベッドも持ち込めません。高さ160cm以下のポップアップテントか有料席の二択です。東武スーパープールと西武園ゆうえんちプールもテントは持ち込めますが、条件があります。
⚠️ 飲食物そのものを持ち込めない施設もあります。大磯ロングビーチと西武園ゆうえんちプールは原則禁止で、稲毛海浜公園プールはベビーフードだけ認められています。くわしくは各施設のページに書いています。
2026年の営業は、いつまでか
2026年の屋外プールは、すべて営業を終えました。最終日が早い順に並べています。2027年の日程は、各施設の公式サイトで発表されるのを待つことになります。
- グランドプリンスホテル新高輪… 8月30日(日)で終了
- しらこばと水上公園… 9月6日(日)で終了(8月31日まで連続営業、そのあとは9月5日・6日の2日だけ)
- 大磯ロングビーチ… 9月13日(日)で終了
- 西武園ゆうえんちプール… 9月23日(水・祝)で終了(9月1日からは土・日・祝のみ)
- 蓮沼ウォーターガーデン… 9月23日(水・祝)で終了(9月の平日は休園)
- 稲毛海浜公園プール… 9月23日で終了(9月は5・6日、12・13日、19〜23日のみ)
- 東武スーパープール… 9月27日(日)で終了(9月5日からは土・日・祝のみ)
行く前に、公式サイトでその日が営業日かどうかを確かめてください。
通年で入れるのはどこか
関東で屋内プールがあり、冬でも同じ条件で入れるのは次の4施設です。
- 東京サマーランド(東京)… 屋内のアドベンチャードームが通年
- 龍宮城スパホテル三日月(千葉)… 屋内温水プール「アクアパーク」が通年
- ヒルトン小田原リゾート&スパ(神奈川)… 全天候型の温水プール。ただし1才以上
- ホテルエピナール那須(栃木)… 室内温水プール。宿泊者は無料
箱根小涌園ユネッサンも水着エリアに屋内エリアがあり、通年で営業しています。
残りの西武園・東武スーパープール・稲毛・蓮沼・大磯ロングビーチ・新高輪・しらこばとは夏季限定です。最終日は2026年の営業は、いつまでかにまとめました。
関東の外に、もう1館
13. スパリゾートハワイアンズ(福島・いわき市)

関東からは外れますが、通年で入れて、オムツの子も入れる施設がもう1館あります。
公式が「お子さま向けプールゾーン『ワイワイオハナ』に水遊びオムツ着用でご利用いただけるベビープール『天使の水場』をご用意しております。」と書いています。
ただし入れるのはその1か所だけです。続けて、こうあります。
「日常的にオムツをつけているお子さまは、上記以外の『プール』、『水着で入る温泉』のご利用はお断りしております。」
一方裸で入る温泉には月齢の制限がありません。赤ちゃんが入れる場所と、授乳・おむつ替えの場所が同じゾーンにまとまっているので、下の子を連れて動きやすい造りです。
行く前に確かめること
「水遊び用おむつ」と「紙おむつ」は別ものです
東武スーパープールの公式FAQが、その違いをいちばんはっきり書いています。「紙オムツでの遊泳は禁止させていただいております。ただし、水遊び用オムツはご利用可能です」。
ほとんどの施設が「水遊び用おむつの上に水着を着る」という形で共通しています。おむつだけでは入れません。
もうひとつ、見落としやすいのが「プールに入らなくてもチケットが要るか」です。東京サマーランドは3才から、プールに入らなくてもチケットが必要。グランドプリンスホテル新高輪は「入水しない場合でもプール入場券が必要」と明記しています。下の子とプールサイドで見ているだけの親にも料金がかかることがあります。
各施設の授乳室・おむつ替えの場所、月齢ごとの相性、料金の詳細は、プールの一覧から個別のページで確認できます。


