結論:車に乗ったまま約40分。窓からエサをやれる
サファリパークの良さは、赤ちゃん連れにとっては「歩かなくていい」ことです。ここも同じで、サファリゾーンは車に乗ったまま回ります。所要は約40分と短めです。
そのうえで、この施設にはほかにない特徴があります。
公式が「キリンなどの草食動物には車やバスから自由にエサやりができます」と案内しています。キリン、シカ、ゾウ、ラマ、エランドなど数百頭が対象です。エサは入場ゲートとバス車内で売っています(別料金)。園で売っているエサ以外はあげられません。
窓は10cm以上開けられません
マイカーからエサをやれますが、開けていい幅が決まっています。公式がこう明記しています。
「車内から草食動物に餌やりをする際は、窓を10cm以上開けないでください。動物の顔が車内に入ってきて大変危険です」
さらに「シマウマ、ロバは噛むので餌は投げてあげてください」とあります。手渡しできる相手とそうでない相手がいます。
ライオンゾーンでは窓を閉め、停車せずに進みます。エサをやれるのは草食動物ゾーンだけです。
参考までに、群馬サファリパークはマイカーからのエサやり自体ができません(バスからは可能)。同じサファリパークでも、ここが違います。
授乳室がありません
赤ちゃん連れで行くなら、これを先に知っておいてください。
お湯の提供もありません
公式が「※授乳室はありません。ミルク用のお湯の提供も行なっておりませんので、予めご了承ください。」と明記しています。
母乳なら自分の車の中で対応できますが、ミルクの場合はお湯を持って行く必要があります。那須高原まで来てから困らないよう、準備してください。
おむつ替えはサファリショップ横の多目的トイレにベビーシートがあります。ここ1か所だけです。
ベビっとでは、この施設の0〜6ヶ月を △ にしています。車から降りずに回れる点は良いのですが、設備がない分だけ条件が下がるためです。
入園方法で料金が変わる。3歳未満は入園料もバス代も無料
まず入園料が、大人(中学生以上)3,200円、子ども(3歳〜小学生)1,900円、3歳未満は無料です。
そのうえで公式が「入園料とは別途入園方法の料金が掛かります」と案内しており、回り方ごとに次の金額が並んでいます。
- ライオンバス…大人1,200円・子ども600円(1人ぶん。3歳未満は無料)
- サファリカー(園内で借りる車)…普通車3,000円・ミニバン4,000円(1台ぶん)
- ワイルドライド…大人・子ども1,500円(1人ぶん)
マイカーで入る場合は、入園料だけで回れます。希望すれば「サファリガイド」を借りられます。GPSと連動して動物の解説とコース案内を流す機器で、人が同乗するわけではありません。1台ぶんの料金で、公式の表記は1,000円です(訪問レポートには500円という記述もあるので、窓口で確かめてください)。

ライオンバスは予約できませんが、定員がありません。公式が「混雑時はお待ちいただくことがありますが、乗れないということはございません」と回答しています。着座位置が高いので、大型動物を見やすくエサもやりやすい造りです。
ライオンバスにベビーカーは持ち込めません
公式が「ライオンバスにはベビーカーを持ち込みできませんので入場ゲートでお預かりいたします」と回答しています。抱っこ紐が必要です。
そのベビーカーは、入場ゲートで無料で借りられます(バギータイプ)。スタッフに申し出てください。

⚠️ ワイルドライドは小学生未満が乗車できません。要予約で、所要約50分。11時と14時の2便です。赤ちゃん連れが選べるのは、実質マイカー・ライオンバス・サファリカーの3つになります。
車は傷つく前提で行く。心配ならライオンバスかサファリカー

マイカーで入る場合、公式がはっきり書いています。
「草食動物には車やバスからエサやりができるので、エサをお持ちでなくても群がってきます。当パークでは動物による車への被害については一切の責任を負いかねますので、ご了承の上ご入場ください」
心配ならライオンバスかサファリカーを選ぶよう公式が勧めています。
訪問レポートには「動物が好きな車の部品はサイドミラー」という声があります。ヨダレで汚れるので、出口のコイン洗車場(500円)で洗ったという声もあります。洗車場は出口にありますが、自分で洗う形です。
栃木県内で借りたレンタカーは入れません
公式が「マイカー入場の注意事項」で、次の車は入れないと定めています。
- 栃木県内で借りたレンタカー(日光・とちぎ・宇都宮・那須ナンバーのレンタカー)
- 車高を下げている車(車高16cm以下も対象)
- オープンカー、荷台付きの車、はしご付きの車、二輪車・バイク
- 背面にスペアタイヤが付いている車(タイヤを外せば入場可)
- 屋根に荷物が載っている車(荷物を下ろせば入場可。ルーフボックスならそのまま可)
理由は「傷ついたときに誰も払えないから」です。2つが重なっています。
ひとつは園の側。この一覧の直前に「サファリゾーンは、肉食動物や草食動物が放し飼いになっており、車の傷・破損が多く発生しています。当園での保障はできかねますので、予めご承諾ください」とあります。園は補償しません。
もうひとつは貸す側です。レンタカー・カーシェアを運営するタイムズは、サファリパークについて「タイムズのカーシェアやレンタカーでの入場は、万が一の際に、補償が適用されない場合があるので園内駐車場まででお願いしています」と案内しています。レンタカーの補償も使えない可能性があるということです。
つまり、動物に傷をつけられても園も補償会社も払わず、借りた人が負担することになりかねません。だから貸す側が乗り入れを禁じています。
栃木県内のナンバーを名指ししている理由は2つです。那須サファリパーク自体が栃木県内にあり、近くで借りた車が対象になりやすいこと。ナンバーで見分けられることです。
那須で車を借りて行く予定なら、この点を先に確認してください。入れない場合は、園内のサファリカー(普通車3,000円)かライオンバスに乗り換えることになります。
冬は積雪や路面凍結があると、スタッドレスタイヤかチェーンを装着した車しか入れません。
マイカーで入るときの決まりも公式が定めています。ドアは必ずロックし、絶対に車外に出ないこと。ライオンゾーンでは窓を閉め、停車せずに進みます。
ゾウには抱っこ紐で乗れる
サファリゾーンの外に「ゾウライドサファリ」があります。ラオス出身のゾウ使いと一緒に、ゾウの背中に乗って歩きます。1組3,000円、所要約5分(入園料は別)。
ひとり座りできなくても乗れます
公式が「ひとり座りできないお客様は大人の方に抱っこ紐をつけていただいてのライドとなります」と案内しています。
0〜2歳のライドは無料です(ただし組み合わせでは子ども1名としてカウントされます)。1組3名まで(大人のみの場合は2名)。当日先着順で、規定数に達した時点で終了します。
サファリゾーンの外には、ほかに屋根付きのふれあい広場(ウサギ、モルモット、ヤギ。時間限定でカピバラにもエサやり)、トラ展望デッキ、ホワイトライオンが目の前で見られるサファリウォークがあります。

開園しても、サファリゾーンに入れるのは30分あと
公式の営業カレンダーには、開園時間のとなりに★印の時間が併記されています。★は「サファリゾーン(乗り物で見学できるエリア)への入場時間」で、開園より30分ほど遅いのがふつうです。
たとえば9:30開園の日はサファリゾーンに入れるのは10:00から。8:30開園の日は9:00から(日によって8:30のこともあります)。開園に合わせて着いても、車で回り始められるのは30分後ということになります。
その30分が、授乳とおむつ替えの時間になります
この園には授乳室がありません。おむつ替えができるのはサファリショップ横の多目的トイレ(ベビーシート付き・1か所2基)だけです。サファリゾーンが開くまでの30分に、ここを済ませてしまうのがいちばん無理がありません。
営業時間そのものも日によって変わります。公式が並べているのは、この組み合わせです。
- 8:30〜17:00/9:00〜17:00/9:30〜17:00
- 9:00〜16:30/9:30〜16:30
最終受付は、閉園の45分前(冬期)から1時間45分前(通常期の16:15)まで幅があります。行く日の分をカレンダーで見ておくことになります。
レストランが「休憩スペースだけ」になる日がある
園内の食事はジャングルステーキレストランとサファリショップの2か所です。レストランにはキッズカレー(ミニゼリー付)650円があり、からあげ500円のようにワンハンドで食べられるものもあります。
飲食の提供がない日が、月に2〜3日あります
公式がトップページで日付を名指しして告知しています。「レストランでの飲食の提供について下記日程はお休みとなり、休憩スペースとしてご利用いただけます」。2026年は9月7日・14日・28日、10月5日・13日が挙がっていました。
席は使えるが、食べるものは売っていないという日です。お弁当は持ち込めますが、レストランの中には持ち込めません(サファリショップ前のテーブル席のみ)。この日に当たるなら、食べるものを持っていくことになります。
サファリカー(園内用レンタカー)にも休止日があります。2026年は9月19日〜23日の貸出休止が告知されていました。ペット専用サファリカーは、いまは小型犬のみです。
ナイトサファリは開催日が決まっている。3歳未満は無料
夜だけの入園があります。18:30〜21:00(最終受付20:30)で、開催日は月に4〜6日ほど。2026年は9月が5日・12日・19日〜22日・26日、10月が3日・10日・11日・17日・24日・31日でした。
料金は大人(中学生以上)2,600円・子ども(3歳〜小学生)1,800円。昼と同じく3歳未満の区分がありません。マイカーで入る場合、車の料金は入園料に含まれます(所要約35分)。
車の中なので、下の子が寝ていても成立します
昼のサファリと同じで、マイカーなら車内から見るだけです。暗くて静かなので、下の子はむしろ寝ます。上の子と大人が見るあいだ、チャイルドシートで寝かせておける、という組み立てができます。
夜はマイカーとサファリカーからエサをやれません
公式が「エサやり(マイカー、サファリカーからは不可)」と書いています。夜にエサやりをするならライオンバス(大人1,200円・子ども600円/所要約40分/予約なしで随時運行)になります。
あわせてレストランはナイトの時間は休業(サファリショップは20:45まで)。夕食は済ませてから行くことになります。
1日の回り方(入園料の合計は8,300円。ゾウライドは着いてすぐ受付)
入園料の合計は8,300円です。音声ガイド機器(サファリガイド)を借りるなら、1台ぶんが加わります。ここにエサ代とゾウライド(1組3,000円)、コイン洗車場を使うなら500円が乗ります。
同じ車で回るサファリでは群馬サファリパークを掲載しています。歩いて回る動物園は埼玉県こども動物自然公園など、動物園の一覧から比べられます。関東のサファリパークは授乳室とエサやりの条件で比べました。歩いて回る動物園は1周の時間で選ぶまとめにあります。
行く前に:木曜が休園。営業時間は季節で変わる
休園日は木曜日です(冬期は水曜と木曜)。ただしゴールデンウィーク、夏休み期間、年末年始は営業しています。
営業時間は季節で変わります。時期で分かれています。
- 3月〜11月…平日9:30〜17:00/土日祝9:00〜17:00(受付16:15まで)
- 12月〜2月…平日10:00〜16:30/土日祝9:30〜16:30(受付15:45まで)
雨でも動物は見られます。公式が「サファリゾーンの動物の多くは放し飼いですので、雨の日でも通常とほぼ変わりなく見られます」と回答しています。ただし大雪の場合は除雪のため開園が遅れることがあります。那須高原は標高が高いので、冬に行くなら確認してから出てください。
お弁当は持ち込めますが、ジャングルステーキレストランへの持ち込みは不可で、サファリショップ前のテーブル席のみです。未調理の食材とアルコールは持ち込めません。サファリゾーンへの飲食物の持ち込みも禁止です。
園内にATMはありません。いちばん近いファミリーマートは車で約3分です。エサ代とゾウライドは現金が要ります。コインロッカーはバス乗り場に1回600円。
アクセスは東北自動車道「那須I.C」から那須街道(県道17号線)経由で約15分。ゴールデンウィークやお盆は、黒磯・板室ICからの来園が公式で推奨されています。
那須は近くに那須どうぶつ王国もあります。1泊にすれば、赤ちゃんの機嫌に合わせて2日に分けられます。


