結論:公園は無料。授乳室は交通展示館に1か所
神奈川県藤沢市の県立公園です。公園区分は総合公園で、面積は19.9ヘクタール。入るのにお金はかかりません。
赤ちゃん連れが先に知りたいところを4つ並べます。
- 授乳室…交通展示館の中に1か所。交通展示館が休みの日は使えません
- おむつ替え台…園内数か所の身障者用トイレの中
- ベビーカー…そのまま園内を回れます。段差をなくしてあります
- ミルク用のお湯…公式に書かれていません
お金がかかるのは、中にある3つだけです。交通展示館(大人310円・中学生以下は無料)、スカイサイクル(大人210円・子ども100円)、そして夏のジャンボプール。自転車の練習コースは無料です。
⚠️ ベビーカーの貸出は公式に書かれていません。自分のベビーカーで行く前提で考えてください。
授乳だけなら入館料がかからない。公式が書いている
この公園でいちばん効くのが、この一文です。交通展示館のページに、そのまま書いてあります。
「授乳中の方のために授乳室を設けております。授乳室ご利用の方は入館料はかかりませんので係員に声をおかけください。」
授乳のためだけなら、大人310円を払わずに入れます。公園は無料なので、授乳だけを目的に寄っても、この日の出費は0円です。

交通展示館が休みの日は、授乳室も閉まります
交通展示館は毎週月曜日が休館です。月曜が祝日なら開館して、火曜が休みになります。さらに祝日の翌日と年末年始も休みです。
授乳室はこの建物の中だけなので、休館日は公園に授乳できる場所が残りません。
開館は9時〜17時(入館は16時まで)。16時を過ぎると、授乳のためでも入れません。
調乳用のお湯があるかどうかは、公式に書かれていません。授乳室の中の様子(個室かどうか、いくつあるか)も記載がありません。お湯は持って行ってください。
おむつ替え台は園内数か所。どのトイレかは記載が無い
おむつ替えは、交通展示館まで戻らなくても済みます。公式の「障がいをお持ちの方へ」に書かれています。
「園内の数箇所に身障者用トイレが設置されています。スライドドア、広いスペース、赤ちゃん用おむつ交換台、手すりなどがあります。」
スライドドアで、中が広いと書かれています。
何か所あるか、どのトイレなのかは公式に書かれていません。数と場所が分からないので、替えられるときに替えておくのが安全です。
19.9ヘクタールに段差なし。ベビーカーのまま端まで
公式が2か所で同じことを書いています。
- 「園内は見通しがよくなだらかで、ベビーカーや車椅子でもゆったり散歩を楽しむことができます」
- 「車いすやベビーカーをご利用の方にも気持ちよく散策していただけます」
書いているだけではありません。この公園はユニバーサルデザインで整備されています。公式の説明はこうです。
「園内の段差をなくすことはもちろん、音声案内施設を設けたり、車椅子利用者が車椅子に座ったまま花を植えられる花壇を設けたりする試みを取り入れました」

細かいところも書かれています。花壇には車いすの高さで楽しめるよう手すりが付いています。園内には音声案内があり、管理事務所では点字のパンフレットを配っています。見開きA3判で、活字が大きく組んであります。
19.9ヘクタールを、抱っこに切り替えずに回れます。ここが、赤ちゃん連れにとってこの公園のいちばんの価値です。
しょうなんの森は信号なし。海側へ抜けられる
公園の南は国道134号です。そのトンネルの上が「しょうなんの森」で、ここを通ると海側へ出られます。
公式の説明です。「信号も無くなだらかな勾配なので、車いすの方も安全に海側へ行くことが出来ます」

信号待ちがありません。手すりは高さの違う2段で、水飲場も高さを選べる作りになっています。
この高台は、津波のときの避難場所としても整備されています。公式が「海辺にいる方が、いざという時に津波の避難ができる高台としても整備されました」と書いています。
芝生広場は約2ヘクタール。テントが1回300円
公園の中心が芝生広場です。約2ヘクタールあります。公式の説明は「お弁当を広げたり、寝ころんだりと、皆さん思い思いの方法で芝生の感触を楽しんでいます」。
赤ちゃん連れに効くのは、その次に書いてある貸出のほうです。
ポップアップテントと折りたたみ椅子を借りられます
公園管理事務所の窓口で貸しています。
料金…1回300円/時間…8時30分〜17時/場所…公園管理事務所窓口
数に限りがあり、借りられないことがあると公式が書いています。使えるのは公園の中だけで、海岸へ持ち出すことはできません。

日よけと、昼寝と、着替えの場所が300円で片づきます。持って行く荷物がひとつ減ります。
テントを張れるのは芝生広場です。交通公園の中では、テント類を使えませんと公式が書いています。
交通展示館は中学生以下が無料。大人310円だけ
雨の日と、暑い日・寒い日に入れる屋内がここです。宇宙ステーションのような形の建物で、入館料はこうなっています。
- 中学生以下…無料
- 高校生と65歳以上…100円
- 20歳未満および学生(高校生を除く)…210円
- 20歳以上65歳未満…310円
大人2人と子ども2人で行っても620円です。中身は交通がテーマで、こう分かれています。
- 鉄道ジオラマ模型…大きなジオラマを何編成もの模型が走ります
- シグナルカプセルシアター…「小ぎつねの交通安全」と「小ぎつねの消防署」を上映
- 陸のゾーン…本物の電車の運転席を使った運転シミュレータ
- 空のゾーン/海のゾーン…飛行機が飛ぶ理由、帆船から未来の船まで
- デジタルぬりえサーキット…参加費100円。土日祝は1人2回まで
- ミニ四駆コース…土日祝のみ。1回50分200円で、持ち込んだ車を走らせます
ボーネルンドの遊び場は未就学児と保護者だけ
交通展示館の中に「子どもの遊び場」があります。公式の説明を引きます。
「カラフルな木製の鉄道ジオラマや壁面パズルなどボーネルンドプロデュースの遊び場。未就学児と保護者がご利用頂けます。子どものみでは入れません。」
対象が未就学児と書かれています。歩き始めた子から、小学校に上がる前までです。
ここが無料で入れる範囲に入っているのが大きいところです。子どもは中学生以下なので無料、付き添う大人だけが310円。親1人と子ども1人なら310円で屋内の遊び場に入れます。
広さ、対象の月齢、靴を脱ぐかどうかは公式に書かれていません。ボーネルンドの有料施設(キドキド)とは別のもので、時間制の料金はありません。
スカイサイクルは赤ちゃんを抱いていると乗れない
交通公園の名物がスカイサイクルです。地上4メートル、1周390メートルを空中で走ります。定員は2名、大人210円・子ども100円。

赤ちゃん連れは乗車の対象から外れています
公式の案内にこう書かれています。
「妊婦、乳幼児を背負うまたは抱いている方、自立歩行ができない方は乗車できません。」
抱っこ紐でもおんぶでも乗れません。下の子を連れているなら、大人がもう1人いる日に回してください。
小学生未満は、大人料金の人と2人で乗ります。土日祝は混雑を避けるため1人1回までです。
自転車の練習コースは無料です。補助輪なしの練習にも使えると公式が書いています。引退した小田急の電車「わっくわっく号」と、宇宙をイメージした遊具もあります。
個人の自転車は持ち込めません。キックバイク、キックボード、スケートボードも使えません。上の子の練習用に持って行っても使えないので、置いて行ってください。
指先の出ている靴とサンダル類(クロックスを含む)では、自転車とゴーカートに乗れません。夏でもスニーカーが要ります。
交通展示館と交通公園は月曜と祝日の翌日が休み
公園そのものは休みません。休むのは中の施設です。ここを外すと、授乳室も遊び場も閉まっている日に着きます。
- 交通展示館・交通公園…毎週月曜日(月曜が祝日なら開館し火曜休み)、祝日の翌日、年末年始
- スマイルカフェ波波波…毎週火曜日、年末年始(プール期間中は無休)
- 西口売店…毎週火曜(火曜が祝日なら翌日)
- サイクルセンター売店…土日祝のみ営業
「祝日の翌日」が休みになるのは見落としやすいところです。連休の最終日の翌日に行くと、交通展示館が閉まっています。
交通公園の乗り物は9時〜16時です。さらに平日の12時〜13時は、自転車とちびっ子スライドが止まります。
プールでオムツの子が入れるのは2つだけ
夏はジャンボプールが開きます。期間は7月の第2土曜日から9月の第2日曜日まで。大小6つのプールがあると公式が書いています。

いちばん大事なところを、公式のよくある質問から引きます。
「幼児用プール」には、オムツの取れていない子は入れません
公式の回答です。
「水遊び場『くじらの海』と『滝のプール』のみ入れます。(プール用オムツ要着用)」
「『幼児用プール』は他のプールと水が繋がっている理由から、オムツのとれていないお子様のご利用はお断りしております。」
名前に「幼児用」と付いているほうが入れません。入れるのはくじらの海と滝のプールの2つで、プール用オムツが要ります。
料金はおとな(高校生以上)850円、中人(中学生)520円、子ども(小学生以下)210円。15時30分以降は大人だけ午後割520円になります。
小学2年生以下には付添(高校生相当以上)が要ります。付添1名につき小学2年生以下2名までです。
傘・パラソル・簡易テントは持ち込めません。公式が「当公園は風が強いため」と理由を書いています。再入場はできません。荒天のときと水温22度未満のときは、営業を中止することがあります。
持って行ってよいものも書かれています。お弁当、お菓子、ペットボトルは持ち込めます。ビン・缶とアルコールは持ち込めません。浮き輪の空気入れはプールサイド南側の売店脇で無料です。
水に入れる車椅子がある。赤ちゃんも一緒に使える
これは他の公園であまり見ない設備です。公式の「障がいをお持ちの方へ」に、プールの項目があります。
- 「水に入ることのできる専用の車椅子を用意しています。」
- 「障害のある方に限らず、妊婦の方、赤ちゃんや小さなお子様も一緒に利用できます。」
- 「波の出るプール、流れるプールが利用できます。また、優先の休憩スペースもあります。」
公式が「赤ちゃん」と書いています。波の出るプールと流れるプールまで行けて、優先の休憩スペースも使えます。
台数と借り方は公式に書かれていません。プール専用の授乳室があるかどうかも記載がありません。授乳室は交通展示館の中だと考えてください。
プールが終わった後も「くじらの海」で水遊び
9月でプールは終わりますが、くじらの海だけは残ります。公式の告知を引きます。
「9月のプール営業終了後、親水施設としてお楽しみいただく『くじらの海で水遊び』は小学校2年生以下のお子様とその保護者様が対象です。」
対象が小学2年生以下に絞られます。大きい子が来ない場所になるので、歩き始めた子には、夏の混雑期より通いやすくなります。
いつまで水が出ているか、料金がかかるかは公式に書かれていません。プール用オムツが要るかどうかも、この告知には書かれていません。
食事は波波波と売店2か所。お弁当も広げられる
園内で食べられる場所は3つです。
- スマイルカフェ波波波…プールセンター内。10時〜16時、毎週火曜定休(プール期間は無休)
- 西口売店…毎週火曜定休(火曜が祝日なら翌日)
- サイクルセンター売店…土日祝のみ

波波波について、公式は「お子様に人気のカレーやパスタ、ソフトクリームなど」と書いています。売店ではハンバーガー、焼きそば、カレー、フライドポテト、アイスクリームを出します。季節によってかき氷と中華まんじゅうも並びます。
「キッズメニュー」という区分があるかは公式に書かれていません。離乳食の持ち込みと温めについても記載がありません。
芝生広場でお弁当を広げられます。借りたテントを張れば、食べる場所と昼寝の場所が同じになります。
駐車場は東西2か所。プールは東、展示館は西
駐車場が2か所あり、近い施設が違います。ここを間違えると、園内を端から端まで歩くことになります。
- 西駐車場(301台)…交通展示館、交通公園、しょうなんの森
- 東駐車場(525台)…ジャンボプール、レストラン波波波
授乳室は交通展示館の中なので、赤ちゃん連れの拠点は西です。夏にプールへ行く日だけ東を選んでください。
料金は普通車で最初の1時間430円、以降30分ごとに220円。営業は5時〜21時です。
プールの期間中は、1日の上限がなくなります
普通車は1日最大1,250円で止まりますが、公式が条件を付けています。
「ジャンボプール営業期間中以外は、普通車に限り1日最大1,250円となります。」
プールが開いている7月から9月は、上限がありません。朝から夕方までいると、そのぶん増えていきます。
回数券なら430円券7枚が2,580円(通常3,010円)。東西の料金所ブースと管理事務所で買えます。
西駐車場は入口と出口のゲートが別です。東駐車場は2か所のゲートから出入りできます。
東駐車場の西寄り(波波波の近く)のトイレには、無料の屋外シャワーがあります。その前に有料の室内温水シャワー(9時〜17時、3分100円)もあります。砂まみれで帰らずに済みます。
公式が「土日祝、夏季は、駐車場が大変混雑致します」と書いて、公共交通機関をすすめています。東西の駐車場の空き状況は公式のページに出ています。
辻堂駅から徒歩20分。バスなら降りて1分
JR東海道線辻堂駅が最寄りです。歩くと南口から約20分(約1.6キロ)。「海浜公園通り」をまっすぐ進むと北入口に着きます。
バスなら約10分で、降りてから1分です。
- 辻堂駅南口 2番のりば…鵠沼車庫前行きで「辻堂海浜公園前」下車、徒歩1分
- 辻堂駅南口 2番のりば…辻堂団地行き(辻03)で「辻堂海浜公園入口」下車、徒歩1分
- 藤沢駅北口/茅ケ崎駅南口…約20分。「高砂小学校前」下車、徒歩4分
ベビーカーなら、20分歩くよりバスのほうが楽です。鵠沼車庫前行きは1時間におおむね3本と公式が書いています。
1日の回り方(1歳と4歳、大人2人で620円)
- 前日…月曜と祝日の翌日でないかを確かめる。調乳用のお湯を用意する。上の子にはスニーカーを履かせる
- 9:00…西駐車場へ(交通展示館に近いほう)。交通展示館が開く時刻です
- 9:30…交通展示館へ。大人2人で620円、子どもは無料。ボーネルンドの遊び場で1歳を遊ばせる
- 11:00…授乳とおむつ替えをここで済ませる。授乳室は館内、おむつ台は園内の身障者用トイレ
- 11:30…管理事務所でポップアップテント(1回300円)を借りて、芝生広場へ
- 12:00…テントでお弁当。1歳はそのまま昼寝に入れます
- 13:30…4歳と交通公園へ。自転車の練習コースは無料。平日の12時〜13時は自転車が止まります
- 14:30…しょうなんの森を通って海側へ。信号がなく、ベビーカーのまま上れます
- 15:30…テントを返す(貸出は17時まで)
- 16:00…交通展示館の入館はここまで。授乳で入るのも16時まで
- 合計…大人2人の入館料620円+テント300円+駐車料金(7時間で約3,070円、プール期間外なら上限1,250円)
関東の公園は授乳室にお湯があるかで選びました。オムツが取れていない子と入れる夏のプールはプール12選に並べてあります。月齢ごとに行ける施設は何ヶ月から行けるかにまとめました。


