結論:未就学児は無料。プラネタリウムも1日1回無料
千葉県千葉市中央区、複合施設「Qiball(きぼーる)」の7階から10階にある科学館です。フロアごとにテーマが分かれていて、展示は8階・9階・10階の3フロアあります。
料金はこうなっています。
- 大人…常設展示600円/プラネタリウム600円/セット券1,000円
- 高校生…300円/300円/490円
- 小中学生…100円/100円/160円
そして公式の一文です。
「未就学児(18歳以上の保護者の同伴が必要です)」は、常設展示およびプラネタリウム(1日1回)が無料になります。
プラネタリウムまで無料なのが効きます
未就学児が無料の科学館は珍しくありませんが、プラネタリウムまで無料にしているところは多くありません。
ただし券売機ではなく、7階の受付で入館証を受け取ります。プラネタリウムを見るなら整理券も受け取ります。券売機で大人のぶんだけ買って、そのまま入らないでください。
65歳以上の千葉市内在住の人も無料です。障害者手帳・療育手帳を持つ人とその介護者1名までも無料(ミライロIDも使えます)。
授乳室は9階アトリウム。「ご自由にお使いください」
公式の施設案内に、授乳室の項目があります。
「9階アトリウムに設置しております。ご自由にお使いください」
「ご自由に」と書いてあるのが効きます。スタッフに申し出て鍵を開けてもらう形ではありません。
公式の写真を見ると、独立した個室のブース型です。扉があり、中に椅子と照明があります。まわりに人がいる場所に、閉じられる箱が置いてある形なので、父親でも使えます。
⚠️ 数は1か所です(9階)。調乳用のお湯があるかどうかは公式に書かれていません。持って行ってください。
おむつ交換台は7〜10階の女性用トイレすべて
公式のよくある質問に「オムツ換えはどこでできますか?」という項目があり、場所が全部書き出されています。

- 7階・8階・9階・10階の女性用トイレ(全部の階)
- 10階の男性用トイレ
- 8階・9階の多目的トイレ
女性用トイレは全部の階にあります。替えるためにフロアを動かなくて済みます。
父親が替えられるのは、10階の男性用トイレか、8階・9階の多目的トイレです。7階と10階の多目的トイレは「オストメイト・車いす対応」で、おむつ交換の記載がありません。
使用済みのおむつは持ち帰りです。次に書くとおり、館内にごみ箱がありません。
貸出ベビーカーが9台。ただしエレベーターが無い
貸出は手厚いほうです。ベビーカーが9台(車いすは2台)。受付スタッフか各フロアのスタッフに申し出ます。

料金が公式に書かれていません。車いすと同じ項目にまとめて書かれていて、有料か無料かの記載がありません。対象月齢の記載もありません。
来館者用のエレベーターがありません
公式のよくある質問に「科学館内の各階を上下移動するエレベーターはありますか?」という項目があり、答えがこうです。
「科学館内のフロア移動にはエスカレーターと階段をご利用いただいています。エレベーターを利用される場合は、職員用エレベーターをご案内します」
7階のフロアガイドには「車いす及びベビーカーご利用のお客様はスタッフがエレベータへご案内いたします」とあります。申し出れば案内してもらえます。
7階から10階まで動くたびに、スタッフへの申し出になります。1階から7階へは直通エレベーターがあります。
当日中は何度でも再入館できる
公式のよくある質問「一度、科学館の外に出ることは可能ですか?」への答えです。
「当日中はチケットをお持ちでしたら、何度でも再入館が可能です」
「何度でも」と書いてあります。再入館のときは入館券を見せます。
外で食事をしたり、車に戻って授乳したり、ぐずったら一度外に出て気分を変えたりしてから戻れます。プラネタリウムだけは、買ったチケットに書かれた時間の回だけです。
10階スカイガーデンにお弁当を持ち込める。ごみ箱は無い
公式のよくある質問「科学館の中にレストランはありますか?お弁当は持ち込めますか?」への答えです。
「科学館内で食べ物の販売は行っていません。10階スカイガーデンでお弁当などを持ち込んで昼食をとることが可能です」

食べられる場所は3か所です。10階スカイガーデン、8階アトリウム、9階アトリウム。それ以外の場所では飲食できません。
館内にごみ箱がありません
公式のよくある質問「科学館内にごみを捨てる場所はありますか?」への答えが「ありません。ごみはお持ち帰りください」です。
お弁当の容器も、使用済みのおむつも持ち帰ります。袋を用意して行ってください。
館内で食べ物を売っていないので、昼をまたぐならお弁当は持参です。業者による配達・持ち込みもできません。
展示は3フロア。8階は触って動かすものが中心
展示は8階・9階・10階に分かれていて、フロアごとにテーマがあります。

8階 ワンダータウンが、小さい子にはいちばん向きます。音・光・数とかたち・からだの不思議がテーマで、触って動かす展示が並びます。
- 錯覚…変身立体、傾いた部屋、ゾートロープ、ベンハムの回転盤
- 音の不思議…パラボラ音声伝達、街の音クイズ、耳で聞く音・骨で聞く音、音づくり職人
- 光の不思議…鏡でモンタージュ、反転しない鏡、光の三原色
- 数とかたちの不思議…リサージュ図形、ジャンボ多面鏡、確率サイコロ、ビリヤード
- からだの不思議…動体視力テスト、においテスト、聞きとりテスト、反応力ゲーム
順路は決まっていません。公式が「特に順路はございません。お好きなところからご覧ください」と書いています。好きな階から入って、途中でやめてもかまわないということです。
9階は「しんかい6500」。10階はムーンウォーカー

9階 テクノタウンは、暮らしを支える技術と資源探査がテーマです。実物大の「しんかい6500」と、深海探査機「江戸っ子1号」があります。展示物の修理やものづくり講座の準備が、カウンター越しに見えるのもここです。
10階 ジオタウンは宇宙・地球・自然です。南極のニュートリノ検出器「アイスキューブ」のシミュレーターがあります。
ムーンウォーカーには身長制限があります
10階のムーンウォーカーは、地球の6分の1、月の重力を疑似体験できる装置です。
制限は身長120cm以上、体重100kg未満。だいたい小学生からです。体を動かす体験装置なので、体調のすぐれない人も遠慮するよう公式が書いています。
ワークショップターミナルで、15分程度の工作を毎日やっています。土日祝には60分程度の「土日講座」があり、親子で参加できるものもあります。
プラネタリウムは千葉県最大。声を気にせず見られる回もある
7階のプラネタリウムは、この施設の看板です。
- 直径23mの水平式ドームで、千葉県最大
- 恒星投影数は1億個。公式が「人間の目で見られる星の数は約8500個といわれています」と比べて書いています
- 天文スタッフによる生解説がある
- 音楽の生演奏やアロマの香りを楽しむ特別投影もある
入口から座席まで段差がありません。車椅子専用スペースが4席、聴覚補助システム(赤外線レシーバー)の貸出もあります。
番組は日・月・季節ごとに変わります。投影スケジュールは毎月13日ごろに公式サイトへ出ます。
赤ちゃん連れに関わる決まりも2つあります。まず良いほうです。公式のよくある質問「プラネタリウムは幼児が入場しても楽しめますか?」への答えがこうです。
「土日祝祭日、学校休業日期間は、小さなお子さまが声を気にせず見られる番組もご用意しています」
その逆の回もあります
同じ答えの続きに、こうあります。「また平日昼の『リフレッシュタイム』など、番組によっては小さなお子様の入場をご遠慮頂く場合があります」
リフレッシュタイムは平日の12:25〜12:45の20分間・一律300円で、未就学児の入場を遠慮してもらう回です。
そして、どの回も途中入場と途中退場ができません。場内が暗く、移動が危険なためと公式が説明しています。泣いたら出る、ができない回です。
赤ちゃん連れなら、土日祝か学校休業日を選ぶのが素直です。スケジュール表で「小さなお子さま向け」の回を確かめてください。
チケットは当日9時から。前売りは無い
買い方にくせがあります。チケットは入館当日の午前9時から、7階の券売機で売ります。前売りはありません。
公式が混む時期も書いています。「週末、祭日、学校の長期休み期間は混み合います。毎朝9時の開館から当日分の全チケットを7階券売機にて販売しています。希望の投影回をお早めにお買い求めください」
プラネタリウムは一般の予約ができません(科学館メンバー会の会員だけホームページから予約できます)。座席指定ではありません。入場は10分前からです。
未就学児と割引・無料の対象になる人は、券売機ではなく受付カウンターへ。キャッシュレス決済は使えます。
10月18日は市民の日で無料。休館日は不定休
2つ、日付にまつわることがあります。
市民の日(10月18日)および直近の土曜日・日曜日は無料です。2026年10月18日は日曜日にあたります。
毎週土曜日は、千葉市内在住・在学の小・中学生が無料になります。「ふれあいパスポート」を提示する形です。企画展示とプラネタリウム特別投影は2割引です。
休館日が不定休です
「毎週◯曜が休み」という決まった休館日がありません。公式が休館日カレンダー(PDF)で確かめるよう案内しています。
年末年始(12月29日〜1月1日)は休館です。1月2日・3日は開館しますが、午前9時〜午後5時までと時間が短くなります。
ほかの施設の半券や年間パスポートで2割引になります。対象はこの3つです。
- 千葉市美術館・千葉市動物公園・科学技術館の会員証か年間パスポート
- 千葉市美術館・千葉市動物公園の利用券半券(発行日から3か月以内)
- 千葉都市モノレールのフリーきっぷ(当日有効)
常設展示かプラネタリウムの、どちらか一方だけが対象です。
モノレール葭川公園駅から5分。駐車場に割引は無い
いちばん近いのは千葉都市モノレールの葭川公園駅で、350m(徒歩5分)です。
- 千葉都市モノレール 葭川公園駅…350m(徒歩5分)
- 京成千葉中央駅…430m(徒歩6分)
- JR総武線 千葉駅 東口…1,000m(徒歩15分)
バスなら、降りた目の前が科学館です。公式が「JR千葉駅東口を出て、バスターミナル内、のりば7番、大学病院行きのバスにご乗車ください。2つ目、中央3丁目で下車しますと目の前です」と書いています。
科学館の駐車場はありません
公式のよくある質問がこう書いています。「科学館の駐車場はありません。同じQiball(きぼーる)ビル内に有料駐車場があります。割引の提携はありません」
入館しても駐車料金は安くなりません。駐車場は250台です。
半日の回り方(大人2人と0歳で1,200円)
- 前日…休館日カレンダー(PDF)で開いているか確かめる(不定休)。お弁当とごみを持ち帰る袋、調乳用のお湯、100円硬貨を用意する
- 9:00…開館に合わせて着く。1階から直通エレベーターで7階へ
- 9:05…未就学児は券売機ではなく受付へ。入館証(プラネタリウムを見るなら整理券も)を受け取る。ベビーカーもここで借りる(9台)
- 9:15…コインロッカー(100円返却式)に荷物を預ける
- 9:30…8階 ワンダータウン。触って動かす展示が中心。フロア移動はスタッフにエレベーターを案内してもらう
- 10:30…9階 テクノタウン。実物大の「しんかい6500」。同じ階のアトリウムに授乳室
- 11:30…10階 ジオタウン。そのままスカイガーデンでお弁当。ごみは持ち帰り
- 12:30…プラネタリウム(土日祝なら「小さなお子さま向け」の回を選ぶ)
- 13:30…ぐずったら一度外へ。当日中は何度でも再入館できます
- 合計…大人2人1,200円(0歳は無料)。プラネタリウムまで見るならセット券で2,000円
関東の博物館・美術館は無料が何歳までかで並べました。同じ屋内の科学館なら多摩六都科学館とはまぎん こども宇宙科学館。月齢ごとに行ける施設は何ヶ月から行けるかに並べてあります。


