幼児は無料。見学は約1時間
石川県白山市の県立の昆虫館です。公式の英語ページは「日本海側最大の昆虫館」と書いています。一年中常夏の温室「チョウの園」に南国のチョウが約10種・およそ1000頭飛んでいて、生きた昆虫や世界の標本も見られます。
赤ちゃん連れが先に知るところを4つ並べます。
- 小学生未満は入館無料(大人410円)
- 授乳室は1階の休憩コーナー。ベビーカーは無料で借りられる
- 館内はスロープとエレベーターで回れる。見学は約1時間
- 館内に食事処が無い。お弁当は外の野外学習舎で食べる
入館料は一般410円/小・中・高生200円で、公式は「※小学生未満の幼児は無料です」と書いています。赤ちゃん連れの夫婦なら、大人2人で820円です。
公立の施設ですが、小・中学生はふだん200円かかります。中学生以下が無料になるのは、毎月19日の「県民育児の日」(家族での利用に限る)と5月5日のこどもの日です。上の子がいる家族は、19日に合わせると入館料が大人の分だけになります。19日が火曜なら休館で、特典もありません。
入館料と売店は、クレジットカードと電子マネー(PayPay・交通系ICなど)で払えます。支払いは1つの方法だけで、現金との組み合わせはできません。
授乳室は1階。おむつ替えもある
公式の「ご利用案内」に「1階休憩コーナーに授乳室がございますので、ご利用いただけます」とあります。館内マップでは、チョウの園の横にある休憩コーナーの中で、自動販売機の近くです。
入口から1階の展示(ジオラマ・世界の昆虫・昆虫の知恵)を順に進むと、ちょうどその先にあります。見学の途中で寄れる位置です。
ミルク用のお湯や電子レンジがあるかは、公式に書かれていません。お湯は魔法びんで持っていきます。
おむつ替えができることは、石川県の「プレミアム・パスポート」公式サイトの店舗情報に「おむつ替えスペース」として載っています。ただ、どこにあるかは昆虫館の公式サイトに書かれていません。館内マップのトイレは1階(入口のそば)と2階(出口のそば)です。
紙おむつを売っているかも書かれていないので、枚数は持っていきます。
ベビーカーは無料・スロープ
ベビーカーは昆虫館の入口で無料で貸しています。受付に申し出て借ります。台数に限りがあります。車いすも無料です。
公式は「館内はスロープで見学できるようになっています」と書いています。館内マップにはエレベーターもあります。入口は1階、出口は2階です。
外の野外生態園は、森・草むら・小川・池を再現した自然観察園です。歩道の状態は公式に書かれていません。
常夏の温室「チョウの園」
いちばんの見どころは、放チョウ温室の「チョウの園」です。公式の言葉は「ドアをあけるとそこは一年中、常夏のチョウの楽園です」。沖縄などの南国のチョウが約10種、およそ1000頭飛んでいます。英語パンフレットによると、温室の広さは350㎡です。

公式が「日本最大のチョウ」と紹介しているオオゴマダラのほか、リュウキュウアサギマダラ、シロオビアゲハ、キチョウなどがいます。2階の情報コーナーは、チョウの園に面しています。
守ることは2つです。チョウにはふれないこと(ハネが破れると飛べなくなる)と、ガラス戸をきちんと閉めることです。赤ちゃんが手を伸ばしたら、止めてあげます。
生きた虫は約20種
1階の「昆虫ウォッチング」では、約20種類の生きた昆虫を観察できます。いま展示中として公式に並んでいるのは、ヘラクレスオオカブト、ニジイロクワガタ、葉っぱにそっくりなオオコノハムシ、世界で一番重たいナナフシのサカダチコノハナナフシなどです。


隣の「むしむしハウス」は、カブトムシを中心に、石川県にすむ昆虫を季節に合わせて生きたまま展示しています。

入口近くの「自然の中の昆虫」は、日本の雑木林・熱帯ジャングル・ツンドラ・サバンナの4面のジオラマです。日本の雑木林は、ギフチョウやカブトムシなど20種類を、6分間の音声と映像で春と夏・昼と夜に切り替えて見せます。
その先の「世界の昆虫」は、世界の代表的な昆虫や珍しい昆虫の標本を、チョウの仲間・カメムシの仲間といった分類ごとに並べています。世界最大級のカブトムシやクワガタムシの標本もあります。

絵本のあるキッズスペース
2階の「情報コーナー」は、昆虫の本を集めた図書コーナーです。公式は「専門的な図鑑から読み聞かせにぴったりの絵本まで」置いていると書いています。
ここにはキッズスペースもあります。公式の言葉は「目の前に広がる「チョウの園」でチョウが舞う姿を間近に感じながら、親子でゆったりと読書を楽しめるキッズスペース」。歩き始めた子を少し休ませる場所になります。
飲み物は、エントランス・1階と2階の休憩コーナー・情報コーナーで飲めます。展示コーナーでは飲食できません。
土日祝は虫とふれあう会
土日祝には、どなたでも参加できる定期イベントがあります。5月〜10月は、土曜10:00の「こん虫ふれあい体験」と14:00の「虫たちのお食事タイム」、日曜・祝日10:00の「ミツバチの巣箱観察」と14:00の「こん虫ふれあい体験」です。
11月〜3月は、土曜に「チョウの園」でチョウあつめ、日曜・祝日に放チョウ体験とこん虫ふれあい体験があります。どちらも、体験展示や季節展示をしていない期間の予定です。
日曜・祝日は終日「オオゴマダラとツーショット」があり、オオゴマダラがとまった帽子をかぶって記念撮影ができます。
夏は、屋外の網室にカブトムシを放し飼いにした「カブトの森」が開きます(2026年は6月4日〜8月16日)。生きたカブトムシと自由にふれあえます。
秋冬のイベント
2026年の秋から冬に、公式が告知しているものです。
- こん虫おもしろ運動会…10月12日までの土日祝。1階多目的ホールで10:30と13:30から約30分。バッタのジャンプ大会などを観戦する
- 企画展「昆虫の擬態」…11月16日まで。2階特別展示コーナー
- 世界のカブクワふれあい展示…10月24日・25日の予定。国内外のカブト・クワガタ40種以上を見てふれる
- ハチミツしぼりと試食体験…11月8日の予定
- チョウのきらきらツリー…11月13日〜2027年2月23日。チョウの園に高さ4mのイルミネーションツリー
- ふれこんクエストⅥ…12月23日〜2027年3月1日。館内のクイズを解くクイズラリー
10月3日・4日は、ほうらい祭りで周辺に臨時の交通規制があると公式が告知しています。
館内に食事処は無い
公式サイトに、館内のレストランや軽食の案内はありません。館内マップにあるのは、1階と2階の休憩コーナー付近の自動販売機です。
お弁当は、外の野外学習舎で食べられます。公式は野外生態園のページで「お弁当を食べたり、休むことができますので、ご利用ください」と書いています。みどり池の近くです。

野外生態園には、トンボ・メダカ・カエル・イモリなどがすんでいます。受付で虫とりアミを借りられる仕組みでしたが、いまは貸し出しを中止しています。
火曜休館。夏とGWは開館
開館時間は4月〜10月が9:30〜17:00、11月〜3月が9:30〜16:30です。入館は閉館の30分前までなので、11月からは16:00までに入ります。
休館日は毎週火曜日と、12月29日〜1月1日です。火曜が祝日なら開館して、その後の最初の平日が休みになります。7月20日〜8月31日の夏休みとゴールデンウィークは、火曜も開館しています。
車で白山ICから20分
車なら、公式は「金沢から国道157号線の水戸町交差点を左折後、約1.5km(鶴来バイパス沿い)」と案内しています。公式サイトに置かれた遠足ガイドでは、白山ICから約20分、金沢西ICから約30分、小松ICから約40分です。
駐車場は、遠足ガイドに自家用車64台とあります(石川県と白山市の観光サイトは70台)。駐車料金は公式に書かれていません。
電車なら、北陸鉄道石川線(白山ジオパークライン)の鶴来駅から徒歩20分です。
アソビューは公式と同額
公式サイトの「公式オンラインチケット」は、アソビューの入館券です。一般410円・小中高生200円で、窓口と同じ料金です。手数料はかかりません。
ただし、2子世帯用のプレミアム・パスポートなどの割引を使う人は、電子チケットを使えません。その場合は当日窓口で買います。
連れて行けるのはどの月齢から
0歳から行けます。屋内が中心で雨の日でも見学でき、授乳室があり、スロープで回れて、約1時間で見終わる広さだからです。
0〜6ヶ月は、ベビーカーで1階から2階へ回り、途中の授乳室で休む日になります。チョウの園は常夏なので、上着を脱がせやすい服で行きます。
7〜12ヶ月は、目の前を飛ぶチョウを目で追う楽しみがあります。ヘラクレスオオカブトのような大きな虫も、ケースごしに見られます。
1〜2歳はまだ無料で、2階のキッズスペースで絵本を読み、日曜・祝日ならオオゴマダラの帽子で写真が撮れます。晴れていれば野外学習舎でお弁当にします。
行く前に1つだけ。お弁当と飲み物を用意していきます。館内に食事処がありません。
前売券が買える施設は一覧にしてあります。


