中学生以下は無料。大人450円
大阪府吹田市、1970年の大阪万博の跡地にできた約260ヘクタールの公園です。公式は「甲子園球場の約65個分」と書いています。太陽の塔のある自然文化園と、日本庭園を、共通の入園券で回れます。
赤ちゃん連れが先に知るところを4つ並べます。
- 中学生以下は入園無料(大人は450円)
- 授乳室が5か所。ただし、お湯を沸かす設備は無い
- ベビーカーを無料で借りられる(24か月未満まで)
- 大型遊具はほとんど3歳から。0〜2歳はキッズルームと乗り物が中心
入園料は大人(高校生以上)450円、小人(中学生以下)は無料です。2026年4月1日に改定され、公式は「子育て世帯への支援を一層充実させ」るために小人を無料にしたと書いています。赤ちゃん連れの夫婦なら、大人2人で900円です。
10月1日から、入園ゲートでキャッシュレス決済が使えるようになりました。中央口には対応の券売機が3台あり、各ゲートの有人窓口でも使えます(西口は今後)。現金も使えます。
授乳室は5か所。お湯はない
授乳室は公式の「乳幼児連れの方へ」のページに場所まで書かれています。
- 中央休憩所…入口を入って左側(自然文化園)
- 自然観察学習館 moricara…館内入口を入って正面
- 遠見の丘トイレ…女子トイレの横
- 日本庭園前ゲート…ゲートの建物に併設
- 日本庭園の正門…入って右奥、トイレの前
搾乳にも使えます。注意したいのは、公式FAQの一文です。「上記授乳室には湯沸しのできる設備はございません」。ミルクのお湯は魔法びんに入れて持っていきます。
スポーツ施設(競技場など)には授乳室がありません。託児所やキッズルームのような預ける場所も無い、と公式FAQにあります。
おむつ台は男性用トイレにもある
公式の園内マップ(裏面の「お手洗い詳細情報」)を見ると、大半のお手洗いに「ベビーシート等」のマークが付いています。女性用だけでなく、男性用と多目的トイレにもあります。
小さい子向けのキッズトイレは、遠見の丘と中央駐車場にあります(お祭り広場のフェスティバルスタンドはイベントのときだけ)。遠見の丘は授乳室もある場所なので、ここを休憩の場所にすると授乳とトイレが1か所で済みます。
EXPO'70パビリオンの館内にも、多目的トイレとおむつ替えシートがあります。
ベビーカーは無料。24か月未満
ベビーカーは無料で借りられます。来園したときに貸出場所の係員に申し出ます。予約はできず先着順で、台数に限りがあります。返すのは、基本的に借りたゲートです。
1つ条件があります。公式は「ベビーカーのメーカー仕様対象年齢は、1ヶ月から24ヶ月(2歳)未満までの乳幼児となります。利用者の安全上、2歳を超えるお子様への貸し出しはできません」と書いています。2歳を過ぎた子のベビーカーは家から持っていきます。
三輪車は持ち込めます。ストライダーやキックボードは、ほかの来園者に危害を及ぼすおそれのある用具として禁止されています。
園内は川沿いなど水気のある場所や、落ち葉や苔のある場所があり、公式は「降雨によって滑りやすくなります」と注意しています。雨の翌日は、滑りにくい靴で行きます。
0〜2歳はmoricaraへ
小さい子と行くなら、自然文化園の西側にある自然観察学習館 moricara(モリカラ)が拠点になります。入館は無料(入園料は必要)で、10時から16時までです。
- キッズルーム…木の玉プールと木育おもちゃ。公式は「お子さま連れの方にもゆったりとご利用いただけます」と書いている
- 展示室…円柱水槽と大型水槽に、園内で見られる両生類や魚、昆虫
- 授乳室…館内入口の正面
休館日は公園と同じ水曜日ですが、4月1日〜5月2日と10月・11月は無休です。年末年始(12月27日〜1月4日)は休みです。
雨の日は、自然文化園と日本庭園の中央休憩所で無料で休めます(公式FAQ)。
森のトレインは3歳未満無料
広い園内の移動には、自然文化園を回る「森のトレイン」が使えます。3歳未満は無料、3歳〜小学生350円、中学生以上500円で、乗り放題のフリーパス(中学生以上1,400円)もあります。運行は9:50から、中央口発の最終便が16:25です。
前日の午前10時の時点で、大阪府の降水確率が70%以上だと、原則として終日運休になります。
0〜2歳が無料で楽しめる乗り物はほかにもあります。
- トライ・トレイン…自分で運転するミニ電車。3歳以上1周500円で、0〜2歳は無料。小学生未満は保護者同伴(有料)。1970年の万博のモノレールのデザインの車両もある
- 万博おもしろ自転車広場…約40種類・約100台の変わり種自転車。幼児広場がある。3歳未満は無料で、幼稚園以下は大人と同伴(3歳以上30分600円)
- 夢の池サイクルボート…スワン型などの足こぎボート。2人乗り20分1,000円
大型遊具はほとんど3歳から
万博記念公園の遊具は大きく、公式が対象年齢を書いています。0〜2歳が使えるものは多くありません。
- わくわく池の冒険ひろば…ふわふわネットのトランポリン、やわらかい山型すべり台。対象3〜6歳・無料
- 船の遊具「エキスポみらいgo!」…対象3〜12歳・無料
- やったねの木…高さ12m・全長30mのローラーすべり台が2基。対象6〜12歳・無料
- 迷宮の砦…5階層の立体迷路。0〜2歳は保護者同伴でも利用できない
- ボウケンノモリ…大きなトランポリン(1回500円・5分)は、2歳以下でも18歳以上の保護者の付き添いで体験できる。無料のツリーシェイドアドベンチャーは3歳以上
上の子がいる家族なら、上の子は遊具、下の子は森のトレインやmoricaraと分かれて回る日になります。
太陽の塔は前日までに予約
太陽の塔は高さ約71m。中央口を入ると目の前に立っています。外から見るだけなら入園料だけで済みます。
塔の内部(「生命の樹」など)は前日までの予約制で、大人720円、小中学生310円です(入園とのセット券は大人1,080円)。赤ちゃん連れには条件がいくつかあります。
- 乳幼児(4歳未満)も予約が必要。人数に入れ忘れると、予約した人数までしか入れない
- ベビーカーは持ち込めない。受付横にベビーカー置き場がある(預かりはしない)
- 4歳未満を抱いて階段は使えない。抱っこしてエレベーターで、予約時の申し込みが必須
- 観覧は約30分。展示空間にトイレは無いので、受付横のトイレで済ませてから入る
エレベーターの場合は、1階・中層階・最上階の3フロアを見ることになります。抱っこ紐があると、ここで楽です。
中央口から東へ歩いて約5分のEXPO'70パビリオン(旧鉄鋼館)は、大阪万博の記念館です。大阪万博のときに太陽の塔の頂部にあった「黄金の顔」が展示されています。大人500円、中学生以下は保護者同伴で無料です。
秋はコスモスとコキア
自然文化園の「花の丘」は、春はポピー・カラシナ・ネモフィラ、秋はコスモスが咲きます。
2026年は「コスモス・コキアフェスタ」が10月3日から30日までです。約15万本のコスモスと、約3,600株のコキアの紅葉が見られます。入園料のほかは無料で、期間中は中央口と花の丘を結ぶパークタクシーの直行便が毎日走ります。10月24日・25日には花の丘で「みんなでしゃぼん玉あそび」もあります。
続いて秋のローズフェスタが10月24日から11月23日まであります。日本庭園は東西1,300mの細長い庭で、心字池や、ツツジの名所として作られた「つつじヶ丘」があります。
園内で花を摘んだり、木の枝を折ったりするのは禁止です。
お子様ランチは780円
公式の「ショップ・レストラン」には12の店が並んでいます。赤ちゃん連れに合うのは、大地の池の西側にあるレストラン Park Cafeです。
- キッズメニュー…お子様ランチ(ライス)780円、お子様ランチ(ミートパスタ)780円
- 店内…公式は「ベビーカーや車椅子などバリアフリーに対応しております」と書いている
- 営業…11:00〜16:30(ラストオーダー16:00)
ほかに、ピッツァの「NORTH GARDEN」、中央口前の「neu.cafe」、日本庭園の中央休憩所の中の「喫茶 和み」、国立民族学博物館の中の「森の洋食 グリルみんぱく」などがあります。
お弁当の持ち込みについて、公式は名指しで書いていません。禁止事項に飲食は入っておらず、「飲食の際に発生するごみ・空き缶・ペットボトルにつきましてはごみの分別回収にご協力」と書かれています。火気(コンロなど)は禁止で、バーベキューはバーベキュー場だけです。
駐車場は5か所。水曜休園
開園は9:30〜17:00、入園は16:30までです。休園日は毎週水曜日(祝日なら直後の平日)と年末年始。ただし4月1日〜5月2日と10月・11月は無休です。
2026年10月31日・11月1日は、ふだんの入園券では入れない
「KAMIGATA EXPO PARK FES 2026」が開かれ、公式は「専用チケットをお持ちの方のみ入園頂けます」と告知しています。万博オールパスポートや前売券も、この2日は使えません。
ソラード(森の空中観察路)の展望タワーは、2026年8月20日から当面のあいだ立入禁止です。
電車なら、大阪モノレール「万博記念公園駅」から中央口まで北へ徒歩約5分です。東口なら「公園東口駅」から西へ約5分。新幹線の新大阪駅からは、地下鉄御堂筋線(北大阪急行線)で千里中央駅へ行き、大阪モノレールに乗り換えます。
車なら、中国自動車道の「中国吹田」出口、名神高速・近畿自動車道の「吹田」出口が近くにあります。公式は、ナビアプリで迎賓館ゲートからのルートが出ることがあるが、一般の車は通れないと注意しています。
公園の駐車場は東・南・中央・西・日本庭園前の5か所です。普通車は平日が2時間まで410円、4時間を超えると1,100円、土日祝は2時間まで620円、4時間を超えると1,600円です。空き状況は公式トップに出ます。吹田スタジアムで試合がある日は予約運用になることがあります。
中央口の南、道路の向こうはEXPOCITYで、水族館のニフレルもそこにあります。EXPOCITYの駐車場は別で、公園の駐車場にEXPOCITYの割引はありません。
アソビューは10月30日まで
アソビューに自然文化園・日本庭園共通の前売チケットがあります。大人(高校生以上)450円で、公式の料金と同じです。高くはなりません。小人は無料なので、買うのは大人の分だけです。
販売は2026年10月30日15:00までです。使えるのは購入日から6か月で、10月31日・11月1日は使えません。
連れて行けるのはどの月齢から
0歳から行けます。授乳室が5か所に分かれ、大半のトイレにベビーシートがあり、ベビーカーを無料で借りられるからです。
0〜6ヶ月は、ベビーカーと森のトレインで、太陽の塔と花の丘を見て回る日になります。お湯は持っていきます。
7〜12ヶ月は、moricaraのキッズルームで木の玉プールに触れられます。
1〜2歳は、トライ・トレインと森のトレインに無料で乗れ、お子様ランチも食べられます。大型遊具はほとんど3歳からなので、遊具を目当てにするなら3歳を過ぎてからです。
行く前に1つだけ。ミルクのお湯を持っていきます。授乳室に湯沸かしの設備がありません。
前売券が買える施設は一覧にしてあります。

