授乳室2か所。ひとつは入ってすぐ
神奈川県横浜市磯子区にある、横浜市電(ちんちん電車)の博物館です。一般財団法人 横浜市交通局協力会が運営しています。
赤ちゃん連れが先に知りたいところを4つ並べます。
- 授乳室が2か所。ひとつは入ってすぐのエントランス
- 大人300円、3歳から中学生100円。料金表は3歳から
- 駐車場は無料(16台・高さ制限2.2m)
- 全館屋内。実物の市電の座席に座れます
公式の「館内施設」に、設備がそのまま並んでいます。「授乳室 エントランスとしでんほーるにございます。」「男女トイレ・多機能トイレ エントランスとしでんほーるにございます。」
おむつ替え台のことが、公式に書かれていません
設備の一覧に授乳室・多機能トイレ・Wi-Fi・自動販売機・ベビーカー置き場・自転車置き場は並んでいますが、おむつ替え台は出てきません。
多機能トイレはエントランスとしでんほーるの2か所にあります。ただし公式がそう書いていない以上、おむつ替えのシートは持っていきます。

市営バスで来ると100円安くなる
入館料は大人(高校生以上)300円、3歳から中学生100円です。それとは別に、来かたで安くなる仕組みがあります。
対象は3つです。ICカードで市営バスに乗って来館する(定期券を除く)。「市営バス1日乗車券」で来館する。「みなとぶらりチケット」で来館する。どれかなら料金がこうなります。
- 大人(高校生以上)200円(300円から100円引き)
- 3歳から中学生50円(100円から50円引き)
もともとバスで行く場所です。鉄道の駅から歩ける距離ではないので、この割引は自然に使えます。
65歳以上は200円(濱ともカードまたは敬老乗車証の提示)。障害者手帳をお持ちの方は、付き添い1名(大人)を含めて無料です(ミライロIDでも可)。
料金表は「3歳から」で始まっていて、3歳未満の区分がありません。ただし「2歳以下は無料」と書いた一文は公式に見つかりませんでした。
休館は水曜と木曜
月曜ではありません。休館日は毎週水曜日・木曜日で、祝日は開館します。振替休館もありません。
ほかの博物館が休む月曜に開いていることになります。年末年始は12/29〜1/3が休みです。
横浜市立小学校の春休み・夏休み・冬休み期間中は無休になります。
開館時間は平日と土日祝で1時間ずつ違います。
- 土日祝日・夏休み…9:30〜17:00(入館は16:30まで)
- 平日…10:00〜16:00(入館は15:30まで)
平日は16時に閉まります。午前のうちに入るほうが余裕があります。
市電の座席に座れる
公式の説明がそのまま答えになっています。
「昔、横浜の街を走っていた市電が展示されています。運転台に座って記念撮影したり、レトロな車内の座席に座って、しばしのタイムトリップをお楽しみください。」

展示が休む場所になります。赤ちゃん連れで長く歩けないとき、座れる場所が展示そのものだというのは効きます。
明治37年から昭和47年まで約70年間、横浜の街を走っていた市電が当時の姿で並んでいます。
公式が注意も書いています。「実際の車両を当時のまま展示しています。危険な箇所もございますので、見学の際は、十分お気をつけください。特に、小さなお子様をお連れの場合は、保護者の方が目を離さぬようお願いします。」
ベビーカー置き場は車両コーナー
公式の設備一覧に「ベビーカー置き場 市電車両コーナーにございます。」とあります。
車両に乗り込むときは、ここに置いて入る形になります。実物の市電なので、乗降口には段があります。
館内でベビーカーを使えるかどうかを明記した一文は、公式にありません。貸出についても書かれていません。抱っこ紐を持っていくと確実です。
床そのものは平らです。車両展示コーナーも歴史展示コーナーも、広い平面に展示が並んでいます。

市電シミュレーターは無料
動かせる展示が3つあります。
- 市電シミュレーター…昭和40年代の横浜の街をCGで再現。運転体験ができます。無料
- Nゲージ…みなとみらいや新横浜の街を、人気の車両を運転して楽しめます。1回100円
- ハマジオラマ…鉄道とバスが走る模型ジオラマ。2023年7月オープン

入館料のほかにかかるのはNゲージの100円だけです。シミュレーターは無料です。
蒸気機関車43両の吉村コレクション
多目的コーナーに吉村コレクションがあります。故・吉村栄氏がおよそ40年かけて制作・収集した0ゲージの鉄道模型で、蒸気機関車43両をはじめとする各種車両が並びます。

「子どもたちに夢を」という故人の遺志により、横浜市に寄贈されたものです。
同じコーナーに横浜市電発見マップがあり、市民による市電今昔写真展などが入れ替わります。
シアターは11タイトル
懐かしい市電から地下鉄まで、11タイトルの映像が見られます。
座って見られる場所です。歩き疲れたときに、市電の座席とあわせて逃げ道になります。
休憩コーナーで飲食できる
公式が「休憩コーナー 休憩・飲食にご利用いただけます。」と書いています。自動販売機もここにあります。
飲食店はありません。弁当は持っていきます。持ち込みの可否を明記した一文はありませんが、「休憩・飲食にご利用いただけます」と書いている以上、持ち込みが前提と読めます。
別棟の「しでんほーる」も休憩の場として使えます。平成28年8月に新築した建物で、1階が駐車場、2階がホールです。ここにも授乳室と多機能トイレがあります。

小・中学校の社会科校外学習のレクチャーにも使われていて、市電写真展や歴史講座も開かれます。
駅から歩けない。バスで行く
最寄りは鉄道の駅ではなくバス停です。「市電保存館前」で降りればすぐで、バス停の名前が施設名そのものです。
- JR根岸駅から市営バス21系統(市電保存館行)・78・133系統で約7分。「市電保存館前」下車すぐ
- 上大岡駅から市営バス133系統で約20分。「市電保存館前」下車すぐ
- 地下鉄吉野町駅から113・156系統で約7分、阪東橋駅から68・102系統で約10分。「滝頭」下車 徒歩3分
- 横浜駅東口から京急バス110系統・市営バス102系統で約30分。「滝頭」下車 徒歩3分
車なら駐車場は無料で16台です。高さ制限2.2m。公式が「休日は駐車場が混雑します。ご来館の際には公共交通機関をご利用ください。道路上での空車待ちはできません」と書いています。
休日はバスのほうが確実で、入館料も安くなります。
関東の博物館・美術館は無料になるのが何歳からかでまとめました。月齢ごとに行ける施設は何ヶ月から行けるかに並べました。同じ横浜なら帆船日本丸・横浜みなと博物館もどうぞ。
まとめ:大人300円、バスなら200円
ここを選ぶ理由は、授乳室が2か所あって、ひとつは入ってすぐのエントランスにあることです。大人300円、3歳から中学生100円。市営バスで来れば200円と50円になります。駐車場も無料です。
行く前に決めておくことを並べます。
- 市営バスで行く。ICカードか1日乗車券で入館料が100円安くなる
- おむつ替えのシートを持っていく。おむつ替え台の記載が公式にない
- 弁当を持っていく。飲食店がなく、休憩コーナーで食べられる
- 抱っこ紐を持っていく。ベビーカーは置き場に置く形になる
- 休館は水曜と木曜。月曜ではない
- 平日は16時閉館(入館15:30まで)。土日祝は17時
全館屋内です。雨の日でも、真夏でも真冬でも予定を変えずに済みます。

