結論:園内は入場無料。有料はサイボクの森と温泉の2つだけ
埼玉県日高市にある、養豚から始まった会社が自分の土地を開いた施設です。公式は「豚のテーマパーク」と名乗っています。
園内に入るのも、駐車場(約1,400台)も無料です。お金がかかるのは次の2つだけです。
- サイボクの森(アスレチックと天然芝のエリア)…平日 大人300円/子供150円、土日祝 大人400円/子供200円。未就学児は無料
- 天然温泉 花鳥風月…大人(中学生以上)は平日1,080円/土日祝1,280円。小人(3歳〜小学生)は平日650円/土日祝750円
赤ちゃん連れなら、大人1人ぶんの300円か400円で済みます。森に入らなければ0円です。

授乳室は2か所。どちらにも調乳用のウォーターサーバー
公式のよくある質問に、設備まで書き出されています。
「『赤ちゃん休憩室』として2ヶ所ございます。エアコン、ベビーベット、オムツ用ゴミ箱、ウォーターサーバー(調乳用)を設置しております」
調乳用のウォーターサーバーが両方にあります。お湯を魔法瓶で持ち歩かなくて済みます。
場所は公式のエリアマップに「授乳室」と表示されています。
- 本社の東側…ミートショップの北、「心友の像」の隣。路線バスの停留所の手前です
- レストラン サイボクの右手…手づくりパン工房の左、布袋様の近くです
買い物と食事をする建物の、すぐそばに2か所あります。園内は平坦なので、どちらの駐車場から入っても遠くありません。
温泉館には授乳室がありません
公式のよくある質問「授乳できる場所はありますか?」への回答は「ご相談ください」です。決まった部屋がある、とは書かれていません。
温泉に入るなら、授乳は園内の赤ちゃん休憩室で済ませてからにしてください。
おむつは授乳室のゴミ箱へ。ベビーカーの貸出はなし
おむつ替えの台は、公式が「ベビーベット」として赤ちゃん休憩室2か所に挙げています。⚠️ トイレの中におむつ交換台があるかどうかは、公式に書かれていません。
捨てる場所も指定されています。公式が「オムツは授乳室に備え付けのゴミ箱をご利用ください」と書いています。園内のゴミ箱ではなく、休憩室のゴミ箱です。
ベビーカーの貸出については、公式のよくある質問がひとことで答えています。「ございません」。自分のベビーカーか抱っこ紐で行くことになります。
車いすの貸出は4か所にあります。ミートショップ サービスカウンター、レストラン サイボク、楽農ひろば、天然温泉 花鳥風月です。車いす用トイレはミートショップ前と楽農ひろば前の2か所です。
サイボクの森にベビーカーを入れてよいかは、公式に書かれていません
「サイボクの森 ご利用にあたって」の禁止項目に「車輪付き物の使用」とあります。よくある質問のほうは、持ち込めないものとして自転車・キックボード・ストライダー・ラジコン・ドローンを挙げています。
ベビーカーが含まれるかどうかは、公式のどこにも書かれていません。入口で係員に確かめられる位置なので、抱っこ紐も持っていくと迷わずに済みます。
離乳食は持ち込み可。食器の貸出と調乳の熱湯つき
ここがこの施設のいちばん強いところです。公式のよくある質問「離乳食は持ち込めますか?」への回答が、そのまま答えになっています。
「離乳食のお持ち込みは可能です。離乳食を食べる際の食器のお貸出し、調乳のための熱湯のご提供もお承りしております」
持ち込みを認める施設は多いのですが、食器と熱湯まで公式に書いてあるところは多くありません。スプーンや器を忘れても、席で頼めます。

レストラン サイボクは、天井の高い焼肉大ホールと洋食コーナーの2つに分かれています。焼肉大ホールは一枚板のテーブルに背もたれのないベンチ、洋食コーナーは背もたれつきの椅子です。

ミニアスレチックは無料エリア。公式が「小さなお子様でも遊べる」
エリアマップの⑫ミニアスレチックは、サイボクの森のチケット売り場の手前、柵の外にあります。お金を払わずに遊べます。
公式の説明はこうです。「すべり台、ロープ登りなど、楽しい子供専用の木製アスレチック」。エリアマップの凡例は「小さなお子様でも遊べる、ミニアスレチック」と書いています。
歩きはじめた1〜2歳が遊べるのは、有料の森ではなくこちらです。
サイボクの森の遊具は6歳から。未就学児の入園は無料
有料のサイボクの森は、天然芝の広場に10種のアスレチック遊具と全長約350mの遊歩道があるエリアです。くつろぎチェアーが置かれ、Wi-Fiで雑誌が読み放題になっています。

ただし、公式のご利用案内に「アスレチック(遊具)の対象年令 対象年齢:6歳〜12歳」とはっきり書かれています。
赤ちゃんと未就学児にとっては、遊具ではなく「芝生とベンチと遊歩道」の場所です。それでも払うのは大人1人ぶん(平日300円・土日祝400円)で、未就学児は無料です。
もうひとつ効くのが、「当日に限り、何回でも出入りが可能です」という決まりです。眠ったら車や店に戻って、起きたらまた入れます。再入場のときは係員にリストバンドを見せます。
飲食物の持ち込みも自由です。公式が「サイボクのキッチンやカフェテリア、パン工房で軽食のご購入もおすすめです」と書いています。

持ち込んでよいものと、だめなものも公式が並べています。
- 使える…レジャーシート、ペグを打たないタイプのテント、ゴムボール、テーブル
- 使えない…硬いボール(サッカー・バスケット)、車輪がついた乗り物、ラジコン、ドローン、ペット同伴
サイボクの森にトイレはなし。一番近いのはカフェテリア横
公式のご利用案内にこう書かれています。「サイボクの森内にトイレはございません。一番近いトイレはカフェテリア横にございます」
入る前に済ませてください。おむつ替えも、森に入る前に赤ちゃん休憩室でやっておくほうが動きが短くなります。
未就学児が森に入るときは、大人が同伴する決まりです(公式が防犯のためと説明しています)。
お子様ランチプレート980円。土日祝は開店30分前から整理券
レストラン サイボクのメニューにお子様ランチプレート980円があります。「小学生までのご注文とさせていただきます」と注記されています。
大人のメニューは、たとえばこうです。
- ロースとんかつ150g 1,900円/ひれかつ120g 1,900円
- ポークステーキ150g 1,800円/ハンバーグ150g 1,600円
- 豚肉の生姜焼き 1,600円/ポークカレー 1,600円
- ライス300円、フライドポテト500円、ハムナゲット6個580円
少人数の席の予約はできません
公式のよくある質問によると、席の予約は4日前までの連絡で大人8名以上から。家族4人では予約できません。
そのかわり、土日祝は開店30分前から整理券を配ります(混雑状況によっては事前配布のこともあります)。公式サイトのトップに「ただいまの待ち」の表示があり、レストランの待ち時間を家を出る前に見られます。
整理券をもらってから森や買い物に行き、呼ばれる頃に戻る、という組み立てができます。
ほかに食事ができるのはサイボク キッチン(10:00〜17:00。2階に屋内と屋外のテラス席)、カフェテリア(9:00〜18:30。ソフトクリームとポップコーン)、レストラン 花鳥風月(温泉館内。水曜も営業)です。
温泉はおむつの子でもベビーバスなら内湯に入れる
天然温泉 花鳥風月は、湧出量922ℓ/分(39.8℃)の療養泉です。「花鳥の湯」と「風月の湯」の2つがあり、男湯と女湯が日替わりで入れ替わります。

おむつについての決まりは、こう書かれています。
「おむつ、トレーニングパンツを使用されているお客様のご入浴は年齢に関わらずご遠慮いただいております。ただし、お子様につきましてはベビーバスを利用してのご入浴が可能です。(お貸出し無料)※内湯エリアでのみ利用可」
ベビーバスを無料で貸してくれて、内湯エリアでなら使えます。おむつが取れていない子を断る温泉は多いので、ここは条件つきでも入れる側です。
そのほかの条件も挙げておきます。
- 異性の浴室に入れるのは満6歳まで
- 時間制限はありません(公式の回答は「制限は設けておりません」)
- 貸切風呂(家族風呂)はありません
- タオルは別料金(レンタルタオルセット350円)
- 2階に無料休憩所・yogibo room・寝ころび処、1階に湯あがりラウンジ
- 入口を入って右側に冷蔵ロッカーが16台(100円リターン式)
温泉館から園内へ出るときは、いったん精算します。1回だけ無料で再入館でき、外出できるのは90分までです。
温泉の前売り券は平日大人1,030円。窓口より50円安い
公式の温泉ページが「事前購入でお得 WEB前割券」としてアソビューにリンクしています。値段は次のとおりです。
- 平日…大人 1,080円 → 1,030円/小人(3歳〜)650円 → 600円
- 土日祝…大人 1,280円 → 1,180円/小人 750円 → 700円
窓口より高くなる券はありません(2026年9月7日に公式の料金表と1件ずつ突き合わせました)。有効期限は購入日から6か月です。
公式の料金表は「小人(3歳〜小学生)」から始まり、3歳未満についての記載がありません。アソビューの前売り券のほうには「3歳未満無料」の設定が入っています。
サイボクの森に前売り券はありません。森の入口手前のチケット売り場で当日買います。
駐車場は約1,400台で無料。バスは1時間以上あくことがある
駐車場は無料で約1,400台。公式のよくある質問「駐車場は有料ですか?」への回答は「無料でご利用できます」です。
P1からP7に分かれています。障がい者用は第一駐車場に4台、第二駐車場に4台です。EV・PHVの充電器もあります。
車なら、圏央道「狭山・日高IC」から約15分、「鶴ヶ島IC」から約10分、関越道「川越IC」から約20分です。
電車とバスの場合は次のとおりです。バス停は温泉館の前のロータリーで、サイボクが始発・終点です。
- JR川越線「笠幡駅」から東武バスで約5分
- 西武新宿線「狭山市駅」から西武バスで約17分
- 東武東上線「鶴ヶ島駅」から東武バスで約25分
公式が「時間帯により、1時間以上の間隔が空く場合がございます」と書いています。バスで行くなら、帰りの時刻を先に控えておいてください。
定休日は毎週水曜。7月と12月は休まず営業
ミートショップ、カフェテリア、楽農ひろば、レストラン サイボク、サイボクの森が毎週水曜定休です。7月と12月は休まず営業し、祝日は特別営業になります。
営業時間はこうなっています。
- ミートショップ・カフェテリア・楽農ひろば…9:00〜18:30
- サイボク キッチン…10:00〜17:00
- フルーツ&ジュースバー…10:00〜17:00
- レストラン サイボク…11:00〜19:00(ラストオーダー18:30)
- サイボクの森…夏時間(3月〜11月)9:00〜17:00、冬時間(12月〜2月)9:00〜16:00。最終受付は閉園の1時間前
- 天然温泉 花鳥風月…10:00〜22:00(最終受付21:00)。定休は月1回の火曜日
サイボクの森は水曜以外にも休みます
荒天のときに休園することがあります(2026年9月7日は悪天候のため臨時休園と公式が告知しました)。
芝生のメンテナンスでも休みます。公式の2026年9月のイベントカレンダーに休園日が出ています。9月24日(木)・25日(金)と、9月28日(月)から10月2日(金)までです。
森を目当てにするなら、出かける前に公式のお知らせを見てください。
2026年9月19日(土)から23日(水・祝)は創業80周年「ありがトンまつり」です。この5日間は温泉が特別料金になります(大人1,380円・小人800円)。
牧場見学も工場見学もなし。動物は見られない
名前とキャラクターから動物を見に行く場所だと思われがちですが、公式ははっきり否定しています。
- 「防疫を最優先にしているため、牧場見学は実施しておりません」
- 「衛生管理を最優先にしているため、工場見学は実施しておりません」
動物とふれあえる施設ではありません。ここでできるのは、芝生で遊ぶこと、買い物、食事、温泉です。動物が目当てなら、車で行ける範囲の埼玉県こども動物自然公園のほうが合います。

そのほか、覚えておくと詰まらないことを並べます。
- 園内にATMもコンビニもありません(公式は「お近くのコンビニをご利用ください」と案内)
- おむつを園内で買えるかどうかは、公式に書かれていません
- バーベキュー場はありません(焼肉はレストランの焼肉大ホールで)
- ペットは店内・レストラン・温泉館・サイボクの森に入れません(屋外の共有スペースのみ)
- 喫煙所は2か所(第1駐車場、温泉館第3駐車場方面)
- 手荷物らくらくステーションがお米屋さんの隣にあります
- 春には100本以上の桜が咲きます。園内には顔はめパネルが何枚もあります
1日の回り方(1歳連れ・大人1人400円)
- 前日…公式のお知らせでサイボクの森が開いているかを確かめる(水曜定休、荒天とメンテナンスで休園あり)。レジャーシートと離乳食を用意する
- 9:00…開店と同時に着く。第1駐車場に入れる(無料)。レストラン サイボクの右手にある赤ちゃん休憩室の場所を先に確かめる
- 9:15…ミニアスレチック(無料)で遊ばせる。カフェテリアかパン工房で軽食を買う
- 10:00…カフェテリア横のトイレを済ませてからサイボクの森へ(大人400円・1歳は無料)。天然芝にシートを敷く。当日は何回でも出入りできる
- 10:30…土日祝なら、レストラン サイボクの整理券をもらいに戻る(開店30分前から配布)
- 11:00…レストラン サイボク。お子様ランチプレート980円。離乳食は持ち込んで、食器と調乳の熱湯を頼む
- 12:30…右手の赤ちゃん休憩室で授乳とおむつ替え(調乳用のウォーターサーバーあり)
- 13:00…楽農ひろば(農産物直売所)とミートショップで買い物。生肉を買うなら保冷バッグを持っていく
- 14:30…寝たら車で休む。起きたら森に再入場(リストバンドを見せる)
- 16:00…天然温泉 花鳥風月に入るなら、授乳を済ませてから(温泉館に授乳室はありません)。おむつの子はフロントでベビーバスを借りる(無料・内湯のみ)
- 合計…森の大人1人400円(1歳は無料)。駐車場は無料。温泉に入るなら前売りで大人1,180円(土日祝)
オムツが取れていない子と入れる温泉は関東10選にまとめました。同じ埼玉ならムーミンバレーパークと埼玉県こども動物自然公園。前売り券のある施設はこちらに並べました。月齢ごとに行ける施設は何ヶ月から行けるかにあります。


