未就学児は無料。駐車場も無料
福島県いわき市小名浜、黒潮と親潮が出あう「潮目」をテーマにした水族館です。自然光の入る本館に、三角トンネルの大水槽「潮目の海」、トドやアザラシのいる「北の海の海獣・海鳥」、マングローブを再現した「熱帯アジアの水辺」などが並びます。
赤ちゃん連れが先に知るところを4つ並べます。
- 未就学児は入館無料、駐車場も無料
- ベビーケアルームが3か所。ミルク用のお湯をもらえ、離乳食を温める電子レンジもある
- 子ども体験館「アクアマリンえっぐ」に、0〜3歳が対象の「のんびり海」がある(2026年3月リニューアル)
- 館内はバリアフリーで、ベビーカーを無料で借りられる
入館料は大人1,850円/小〜高校生900円/未就学児 無料です。赤ちゃん連れの夫婦なら、大人2人で3,700円です。公式は「当館には、無料開放日や割引入館日はございません」と書いています。
入館料はクレジットカード(VISA・Master・JCB・ダイナース・アメックス・ディスカバー)で払えます。PayPayなどの電子マネーは使えません。
駐車場は約1,600台で無料です。PW1駐車場には、妊婦や未就学児を連れた家族が優先して止められる「子育て応援駐車場」が5台あります。ただし周辺の商業施設と共用で、公式は「ゴールデンウィークや夏季は大変混雑し、お車がとめにくい状況が発生しております」と書いています。混み具合は公式のXで案内されます。
授乳室は3か所。紙おむつも買える
授乳とおむつ替えの部屋は、公式の呼び名で「ベビーケアルーム」です。「乳幼児をお連れの方へ」に、3か所の中身が書かれています。
- 1階エントランスホール…授乳ブース(個室2ブース)、おむつ替え台2台、手洗い用シンク
- アクアマリンえっぐ ごろごろひろば…授乳ブース、おむつ替え台、手洗い用シンク。離乳食の温めに電子レンジを使える
- アクアマリンえっぐ(屋外)…授乳ブース、手洗い用シンク

粉ミルク用のお湯は、声をかければもらえます。場所は1階エントランスと、アクアマリンえっぐの釣り場の厨房です。
ごろごろひろばのベビーケアルームは、おむつ替えや授乳をしながら水槽を眺められるつくりです。公式は「水族館ならではのベビーケアルーム」と書いています。

ケアルームのほかに、ベビーシートのあるトイレが館内に散らばっています。
- 「北の海の海獣・海鳥」の展示脇…多目的トイレ
- 2階「飼育員の研究レポート」脇…女子トイレ
- 1階ミュージアムショップ「uminos」前…多目的トイレと女子トイレ
- アクアマリンえっぐの入口左手と、屋外トイレの多目的トイレ
紙おむつは館内で買えます。ショップ2か所(入館口前のUminosatoと、本館内のuminos)と、じゃぶじゃぶ・めぐりの海の近くの自販機です。サイズはMとLです。
ベビーカーは無料。B型を貸出
ベビーカーはメインゲート(券売所)で無料で借りられます。予約はできず、数に限りがあります。館内が大変混雑しているときは、貸出を中止することがあると公式が書いています。
貸し出すのはB型ベビーカーで、公式の目安は「生後2ヶ月頃~」です。首のすわる前の赤ちゃんなら、自分のA型ベビーカーか抱っこ紐を持っていきます。
公式FAQは「施設内は全面バリアフリーです」。本館は1階から4階をエレベーターでつなぎ、4階と2階にはスロープがあります。
入館口から本館までは屋根が無い所が多い
公式FAQは「入館口から本館までの通路は屋根がない場所も多いため、傘はご持参ください」と書いています。荒天時は、じゃぶじゃぶ・めぐりの海など屋外のエリアが閉まることがあります。
2026年9月17日からは、修繕工事のため本館入館口の手前に仮設のトンネル通路ができています(終了日は未定)。
コインロッカーは100円の返金式で、入館口のそばと本館エントランスにあります。入らない荷物は入口のインフォメーションで預かってもらえます。
0〜3歳向けの「のんびり海」
本館1階の子ども体験館「アクアマリンえっぐ」は、2026年3月14日にリニューアルしました。公式は改修の理由を、本館の展示が「小学校高学年以上向けの解説が中心」なので、幼い子どもが過ごせる専用の場が要ったから、と書いています。赤ちゃん連れが長くいるのは、この部屋になります。
室内なので、天気に左右されません。キャプションはひらがなで、展示は子どもの目線の高さに合わせてあります。6つのゾーンのうち、年齢の対象があるのは3つです。
- のんびり海(対象0〜3歳)…親子でごろごろしながら水槽を眺める。展示生物の卵や赤ちゃんをモデルにしたぬいぐるみで遊べる(オオメンダコの赤ちゃん、サンマの卵など)
- すごもり島(対象0〜7歳)…巣材を持ち込んで、生き物の巣穴にこもれる。カワウソやタヌキのはく製もある
- きょろきょろかくれんぼ(未就学児まで)…砂地・岩場・海藻の中で、なりきりグッズを使ってかくれんぼ

ほかに、貝がらや木の実で工作する「わくわくてーぶる」(9:30〜15:30)、生き物の鳴き声を聞く「なになになきごえ」、生き物のうんちを観察する「くんくんうんち」があります。解説員の体験プログラムは毎日です。
えっぐで展示しているフェネック2頭は、展示改修のため2026年10月6日で展示を終える予定です。
三角トンネルの大水槽「潮目の海」
メインの水槽は、本館2階と4階にまたがる「潮目の海」です。黒潮水槽と親潮水槽の2つで、水量は合わせて2,050トン。黒潮水槽は1,500トンで館内最大、カツオやマイワシ、マグロのなかまが泳ぎます。そのあいだを三角形のトンネルがくぐっています。

2階の大水槽の前には寿司処「潮目の海」があり、泳ぐ魚を眺めながら食べられます。
ほかの展示で、小さい子と見やすいものを挙げます。
- サンゴ礁の海(2階)…チンアナゴやキイロサンゴハゼなど、色の鮮やかな魚
- 熱帯アジアの水辺(3階)…マングローブの森。公式は「高い温度と湿度を維持しています」と書いているので、厚着の赤ちゃんは1枚脱がせる
- ふくしまの川と沿岸(4階)…自然光の中、川の上流から海岸までを植物ごと再現
- 海・生命の進化(1階)…シーラカンス2種の標本を同時に公開している(公式は「世界でもアクアマリンふくしまだけ」)

エサの時間は午前と午後に
エサの時間は、生き物がいちばんよく動きます。公式のスケジュールはこうです。
- 10:00・15:00 ユーラシアカワウソ…はじまりの森の中の「カワウソのふち」。ふだんは洞くつで寝ていることが多い
- 10:30・15:30 北の海の海獣・海鳥…本館3階。ゴマフアザラシ、トド、エトピリカとウミガラスの順にエサをあげる。15:30は解説つき
- 14:30 黒潮水槽(火曜以外)…カツオに普段と違うしま模様が出たり、マイワシが大口を開けて泳いだりする
公式のファミリー向けコースは、10:00のカワウソから始まり、10:30の海獣・海鳥のエサの時間につなげています。海獣は「観覧面手すり近くで見るのがオススメ」とあります。時間は急に変わることがあります。
11月3日まで水に入れる
屋外には、水に入って遊べるエリアが3つあります。2026年に水へ入れるのは4月29日から11月3日までです。
- じゃぶじゃぶ・めぐりの海(旧 蛇の目ビーチ)…磯・干潟・浜を再現した4,500㎡。ヒトデやナマコを観察し、砂浜で砂遊びができる。水に入れるのは17:00まで
- わくわく・はじまりの森「川ガキのあそび場」…水深は大人のくるぶしほど。雨の日と、前の日の雨で水が濁った日は入れない
- びおびお・つながりの里…メダカやドジョウのいる小川。春から秋は一部の小川に入れる

めぐりの海の生き物にはさわれません。そっと見るだけです。水鉄砲などのおもちゃも遠慮するよう書かれています。1回100円で、めぐりの海の魚にエサをあげる体験もあります(雨天中止)。
公式がすすめる子どもの持ち物は、かかとのある水遊び用の靴、上下の着替え、タオルです。膝下までの浅い場所なので、公式によると、大半の人は水着ではなく濡れてもよい服で遊んでいます。着替え用のテントは1台だけです。タオルと子ども用のTシャツは館内のショップで売っています。
釣った魚をその場で唐揚げに
アクアマリンえっぐの釣り場では、釣った魚をその場で唐揚げにして食べる釣り体験があります。竿は家族で1本を使い、竿代1,000円+魚1尾200円です。釣った魚は持ち帰れず、戻すこともできないので、全部食べて帰ります。
9月26日以降、平日は10:00〜15:00の随時受付、土日祝は9:00から当日現地で予約します。公式は「連休などは当日早い段階で予約が埋まる場合がございます」と書いています。土日祝には、バナメイエビ釣り(1竿1,000円)もあります。
2階の「ふくしまの磯」には、ウニやヒトデを手にとって観察できるタッチプールがあります。無料で、スタッフがいるときだけさわれます。
キッズメニューは850円
1階のレストラン「アクアクロス」は、小名浜の海を見渡す場所にあります。食事は11:00〜15:00、ドリンクと軽食は10:00〜16:30です。

子ども向けは2つで、どちらも850円です。
- ハッピーこどもランチ…焼きおにぎり、魚型オムレツ、マリンコロッケ、アミアミポテト、サラダ、デザート、ドリンクバー
- キッズセット…こどもカレー、エビフライ、マリンコロッケ、アミアミポテト、サラダ、デザート、ドリンクバー
大人向けはカジキメンチ、カレー各種、海鮮塩焼きそばなど。秋は企画展にあわせた「サンマの学校ランチ」(1,500円)もあります。アクアクロスはクレジットカードも電子マネーも使えないので、食事の分は現金を用意します。
お弁当や飲み物は持ち込めます。食べられるのは1階の南テラス、屋外の広場、じゃぶじゃぶ・めぐりの海です。どこも屋根が無いので、荒天の日は使えません。土日祝を中心に、カワウソのふちと本館の間の広場などにキッチンカーも出ます。
秋は「サンマの学校」とハロウィーン
企画展「サンマの学校」は2027年1月11日まで、本館1階のマリンホールとエントランスホールで開かれています。生きたサンマを見られるのはここだけ、と公式は書いています。9月28日〜30日はサンマの展示が休みで、10月1日に再開の予定です。
- ふくしまのお魚タッチ…10月10日〜12日
- サンマ炭火焼販売…10月18日
- アクアマリンハロウィーン…10月31日。13:00〜14:20は、生き物の衣装や小物の貸出とボディペイントシール(無料)。15:00からは、シーラカンスのキャラクター「ごんべえ」との撮影会。会場は大水槽「潮目の海」の前
9月19日から11月29日までは「小名浜国際環境芸術祭2026」も開かれています。
年中無休。12月から17時閉館
開館は3月21日〜11月30日が9:00〜17:30(入館締切16:30)、12月1日〜3月20日が9:00〜17:00(入館締切16:00)です。休館日はありません。公式の目安の観覧時間は1時間30分〜3時間で、体験に参加すると半日ほどかかります。
当日なら再入館できます。出口ゲート近くの「再入館スタンプ」を、左手の甲とチケットの両方に押します。インクは透明で、入口の専用ライトで確かめます。
電車なら、JR常磐線の泉駅から路線バス(小名浜・江名方面)で「イオンモールいわき小名浜」まで約15分、降りて歩いて約5分です。このバス停に止まらない時間帯は「支所入口」で降り、歩いて約10分です。車なら、常磐道いわき小名浜ICから小名浜道路を通り、いわき泉ICから約10分です。
アソビューは公式と同額
アソビューに前売り電子入館チケットがあります。大人(大学・専門学校生以上)1,850円・小学生から高校生900円で、公式の料金と同じです。高くはなりません。日付の指定は無く、購入日から6ヶ月使えます。公式の料金ページからもリンクされている券です。
未就学児は無料なので、赤ちゃん連れは大人の分だけ買えば足ります。入館受付でスマホのチケット画面を見せて入ります。
連れて行けるのはどの月齢から
0歳から行けます。ベビーケアルームが3か所あり、お湯と電子レンジがそろい、館内はエレベーターで回れるからです。
0〜3ヶ月は、ケアルームで休みながら、自然光の入る本館と大水槽を見る日になります。貸出ベビーカーは生後2ヶ月頃からの型なので、それより小さい子は自分のベビーカーか抱っこ紐で行きます。
4〜12ヶ月は、ごろごろひろばの「のんびり海」で、親子で寝転んで水槽を眺められます。離乳食は電子レンジで温められます。
1〜2歳はまだ無料で、アクアマリンえっぐのかくれんぼやすごもり島で遊べます。11月3日までなら、じゃぶじゃぶ・めぐりの海や川ガキのあそび場で水にも入れます。お昼はキッズメニューがあります。
行く前に1つだけ。雨の日は傘を持っていきます。入館口から本館までの通路は、屋根が無い所が多いからです。
前売券が買える施設は一覧にしてあります。


