結論:授乳室3か所、電子レンジ2か所。中学生以下は入園無料
赤ちゃん連れの設備が、とにかく細かく整っています。
- 授乳室が3か所(動物科学館・森のレストラン・わくわくあにまるフィールド)
- 調乳用温水器が2か所、電子レンジが2か所
- 森のレストランでベビーフードと麦茶を売っている
- 森のおみせやさんにおむつの自動販売機
- 貸出ベビーカーが1回250円
- 中学生以下は入園無料(大人は800円)
公式が「乳幼児をお連れの方へ〜ウェルカムベビープロジェクト〜」という専用ページを設けています。どこに何があるかを一覧表で出しています。動物園がここまでやっているのは珍しいことです。
それでも、この記事では0〜6ヶ月を △ にしています。理由は2つです。
園内列車は土日祝しか動きません
展望デッキとわくわくあにまるフィールドを結ぶ「ぐるっとライナー」は、土日祝のみ、9:50〜16:10の運行です。平日は歩くことになります。
もうひとつは授乳室が女性のみだということ。くわしくは下に書きます。
どこに何があるか(授乳室と離乳食スペースは動物科学館に)
公式が場所ごとに設備を公開しています(2026年1月22日現在)。下の子連れで拠点になるのは、次の3か所です。
- 動物科学館 … 授乳室、調乳用温水器、電子レンジ、おむつ交換台、離乳食スペース、キッズルーム。屋内なので雨でも使えます
- 森のレストラン … 授乳室、電子レンジ、おむつ交換台。ベビーフードと麦茶を売っています
- わくわくあにまるフィールド … 授乳室、調乳用温水器、おむつ交換台
おむつ交換台はもっと広く、園内に散っています。上の3か所に加えて、展望デッキ下、中央広場噴水前、鳥類・水系ゾーンにもあります。展望デッキ下と動物科学館にはオストメイト対応トイレもあります。
ベビーカーの貸出は正門・西口・北口の3ゲート。おむつは森のおみせやさんの自動販売機で買えます。
まとめると、ミルクのお湯、離乳食の温め、離乳食を食べさせる場所が、それぞれ用意されているということです。おむつを忘れても園内で買えます。持ち物を減らせる動物園です。
授乳室は女性のみ
父親は授乳室に入れません
公式が表の欄外に「※ 授乳室は女性のみのご利用になります。男性の入室はご遠慮ください。」と書いています。
調乳用温水器は授乳室の中にあります。父親が下の子を連れて行く日は、ミルクのお湯を持って行くことになります。
一方でおむつ交換台は男子トイレにもあります。公式の表でも、おむつ交換台の欄が「男子トイレ/女子トイレ/身障者トイレ/授乳室内」に分かれています。男子トイレにも印がついています。
おむつ替えはできるが、授乳と調乳はできない——父親が行く日は、この線引きで考えてください。
ベビーカーは1回250円
正門、西口ゲート、北口ゲートで借りられます。1回250円です。上野動物園・多摩動物公園・埼玉県こども動物自然公園が500円、ズーラシアが600円なので、かなり安いほうです。返却は16時30分までに、借りた場所へ。支払いは現金、クレジットカード、電子マネー。
予約枠が来園手段で分かれています
オンラインで貸出券を先に買えます。ただし枠が別で、購入ページも違います。
- 「モノレールでご来園の方」…1日3台まで
- 「自動車でご来園の方」…1日7台まで
モノレールで行くなら3台しかありません。土日祝は早めに押さえてください。当日予約する場合は9時30分までに完了が必要です。購入後のキャンセル・変更はできません。
予約なしの当日貸出もあります。⚠️ 公式に対象月齢や体重の記載がありません。ほかの動物園は「生後7か月から」と条件を書いていることが多いのですが、ここには見当たりませんでした。記載がないことは制限がないことを意味しないので、7か月未満で借りたい場合は先に問い合わせてください。
園内列車は土日祝だけ。ベビーカーをたたまずに乗れる
展望デッキとわくわくあにまるフィールドを結ぶ「ぐるっとライナー」があります。公式が「ベビーカーや車いすの方も乗車できます」と書いています。
これが効きます。ベビーカーをたたまずに乗れる園内の乗り物は珍しいです。ズーラシアの園内バスは「安全運行のためベビーカーは折りたたんでご乗車ください」です。群馬サファリパークと那須サファリパークのバスは、持ち込み自体ができません。
運行は土日祝のみ、9:50〜16:10
平日は動きません。平日に行くなら、わくわくあにまるフィールドまで歩くか、行き先を絞ることになります。

車いす(無料)と電動車いす(1時間以内300円、以降30分ごと150円)の貸出もあります。だれでも借りられる「WHILL」のレンタルも実証実験中です(2時間2,000円、現金のみ)。
雨の日は動物科学館。授乳室と離乳食スペースが1か所にまとまっている

下の子連れの拠点はここです。授乳室、離乳食スペース、キッズルーム、調乳用温水器、電子レンジ、おむつ交換台が1か所にまとまっています。1階に総合案内があり、落とし物や年間パスポートの発行もここです。
展示は熱帯雨林がテーマで、夜行性動物、小型サル、バードホールの鳥を見られます。屋内なので、雨でも暑い日でも過ごせます。
館内は飲食禁止です
指定された場所以外では飲食できません。薄暗いエリアと通路の狭い場所があるため、公式は館内で走らないよう案内しています。夜行性動物がいるので、大きな音とフラッシュも禁止です。
飼育員のガイドは毎日ある。レッサーパンダは13:30から30分
この園には「動物の食事時間」という決まった時間のガイドがあります。公式の説明は「飼育員による動物たちの魅力や生態紹介ガイドを聞きながら、動物の食事風景をご覧になれます!」。料金はかかりません。
毎日あるのが2つです。
- レッサーパンダ(小動物ゾーン)…13:30〜(約30分)。左端の展示場から順に、風太たちの展示場を回りながら好物のリンゴなどを与えていきます
- アミメキリン(平原ゾーン)…14:00〜(約10分)。木の葉や牧草を与えながら解説します
曜日が決まっているものが1つ、ホンドザル(モンキーゾーン)が火・金・日の10:00〜(約10分)です。
気温28℃以上の日は、レッサーパンダのガイドが中止になります
公式が数字で条件を出しています。「※気温が28℃以上の場合、ガイドを中止いたします」。夏に行くなら、これが目当てにならない日があります。
ほかのガイドにも、こう断りがあります。
「動物の体調や飼育業務の進捗状況、天候等により、時間や実施内容の変更・中止させていただく場合があります」
10分のガイドなら、抱っこのまま最後まで見られます。30分のレッサーパンダは、展示場を移動しながら進むので、ベビーカーを押しながらついていく形になります。
親子乗馬は1歳から。合計体重90kgまで
園内の「わくわくあにまるフィールド」(9:30〜16:30・水曜休み)に乗馬があります。3つのコースのうち、下の子が乗れるのは「親子乗馬」です。

- 親子乗馬…保護者(20歳以上)と1歳〜身長99cmの子ども。合計体重90kgまで。1,500円
- ポニーライド…身長100〜124cm。700円
- 乗馬…身長125cm以上・体重90kgまで。1,000円
公式は「すべて同一コースでのご案内です」としています。1歳で、抱えて一緒に乗れる。馬に乗れる年齢を3歳や4歳からにしている施設が多いなかで、ここは下が1歳です。
気温30℃以上は中止。夏は時間も短くなります
公式が「※気温30℃以上は動物の体調管理の為、中止致します」と書いています。営業時間も季節で変わり、夏季は10:00〜11:00と15:00〜15:30の2枠だけ。平日は11:00〜12:00と13:00〜15:30、土日祝は10:00〜12:00と13:30〜15:30です。
小動物にさわる「ふわもふタッチ」は、暑さに弱いため7月から営業を中止していると公式が告知しています。
エサあげ体験は9:30〜16:00、500円から(動物によってエサが違います)。売り切れることもあります。
1日の回り方(ベビーカーは1回250円。オンラインで買っておく)
同じ千葉県では市原ぞうの国を掲載しています。関東の動物園は1周にかかる時間の短い順にまとめました。歩かずに回るなら車で回るサファリパークもあります。
行く前に:水曜が休園。最終入園は16時、駐車場は普通車800円
休園日は毎週水曜日(水曜日が休日にあたる時は翌日)と年末年始(12月29日〜1月1日)です。開園は9時30分〜16時30分、最終入園は各ゲート16時。
入園料は大人(高校生以上)800円、中学生以下は無料。年間パスポートは大人3,000円なので、4回行けば元が取れます。駐車料金は普通車800円(開場は9時〜17時)。
割引になる条件が多い施設です
入園料が2割引になるのはこれです。
- 千葉都市モノレールのフリーきっぷ
- 千葉市科学館・千葉市美術館の券やメンバーズカード
- 千葉県交通安全協会の会員証
- JAFの会員証…会員を含む5名まで
- SDカード
モノレールで行くなら、フリーきっぷを買うと入園も安くなります。
市川市動植物園・市原ぞうの国・鴨川シーワールドとの4園館年間パスポート連携もあります。どれかの年間パスポートを持っていると、他園館の年間パスポートが割引になります。
持ち込めない遊具が細かく決まっています
公式が例として挙げているのはこれです。
- 虫かご・網
- ボール類やなわとびなどのスポーツ用品
- キックボード・自転車・三輪車などの乗り物
- 水鉄砲・シャボン玉・ラジコン・大きな音が出るおもちゃ
ただし三輪車は「保護者用ハンドル付きを除く」と書かれています。押し手のついた三輪車なら持ち込めます。
園内のカラスに注意してください。公式が「屋外での食事や食べ物をもって歩く際は、カラスに食べ物を狙われる可能性があります」と書いています。「園内にリュックやカバンを放置すると、カラスが漁る場合があります」とも書かれています。荷物から目を離さないでください。
フラッシュ撮影とAF補助光は厳禁です。動画撮影時の照明機能も含みます。撮る前に設定を確認してください。
ペットは補助犬を除いて入園できません(ペットキャリーの使用も不可)。補助犬は事前に電話連絡が必要です。園内は駐車場を含め全面禁煙です。
アクセスは千葉都市モノレール「動物公園」駅からすぐ。京成バス千葉イースト「千葉市動物公園」からは徒歩1分ですが、正門ゲートはバス停後方の階段の上です。ベビーカーならモノレールのほうが楽です。車の場合、モノレール動物公園駅の真下に駐車場の入り口があります。


