3歳まで無料。柵のない水族館
三重県伊勢市二見町、夫婦岩のそばにある水族館です。公式は「ゼロ距離水族館」と名乗っています。日本でもっとも早く、生き物との「ふれあい」をコンセプトにした水族館です。セイウチやアザラシのお食事タイムは、柵のない広場で行われます。
赤ちゃん連れが先に知るところを4つ並べます。
- 3歳まで入館料がかからない(幼児料金は4歳から)
- 入口近くの授乳室に、ミルク用の浄水給湯器が付いている
- 2階の回遊水槽は階段だけ。1階はベビーカーで回れる
- 当日なら再入場できる(閉館30分前まで)
入館料は日によって3段階です。大人はバリュー2,400円・レギュラー2,500円・ピーク2,800円。小人(小・中学生)1,200円と幼児(4歳以上)600円は、どの日も同じです。2026年10月は、平日がバリュー、土日祝がレギュラーの日です。
赤ちゃんを連れた夫婦なら、10月の平日は大人2人で4,800円です。前日までにWEBで買うと、大人1人あたり最大300円安くなります(下の「前売り」の節)。
授乳室は入口。おむつ台は2台
公式の「施設サービス」によると、授乳室は館内入り口近くにあり、オムツ替え台が2台あります。部屋は施錠できるので、公式は「男性の方もオムツ交換でご入室いただけます」と書いています。パパ1人でおむつを替えられます。

ミルクの家族に大事なのはお湯です。隣のめおと横丁の公式FAQは「水族館入り口付近にはミルク用の浄水給湯器が付いている授乳室もございます」と答えています。お湯は現地で足せます。
めおと横丁にも、1階のトイレ横に授乳室とおむつ替えシートがあります。車椅子で使える多目的トイレは、水族館1階の「UOASIS」エリアです。
ベビーカーは1,000円預かり
ベビーカーは入場券売場で借りられます。デポジット制で、借りるときに1,000円を預けます。台数に限りがあり、予約はできません。使えるのは水族館の中だけで、めおと横丁には持ち出せません。

めおと横丁の公式FAQは「ベビーカーの貸出しはございません」としています。夫婦岩まで歩くなら、自分のベビーカーを持っていきます。
館内で気をつけるのは2階です。公式FAQは「2F回遊水槽など、階段しかない場所がございます」と書いています。2階は抱っこで上がります。
コインロッカーは水族館の中に無く、めおと横丁に2か所あります(大500円・中400円・小300円)。ベビーカーのようにロッカーに入らない荷物は、どちらの施設でも預けられません。
2026年10月13日(火)から12月24日(木)まで(予定)、めおと横丁のエレベーターが工事で使えません。この間、階の移動はエスカレーターか階段だけです。公式は、ベビーカーの人に立体駐車場の「1階駐車場」を使うよう案内しています。混雑時は1階が満車になることがあります。
洞窟水槽からペンギンの森へ
入口横の屋外プールがトドプールです。トドファミリーが「まさに触れ合える距離」でイベントを見せると公式は書いています。トドは体長約3m・体重約1tです。
中へ進むと洞窟水槽です。夫婦岩水槽には、水族館で最初に出迎える朱色の大きな魚「センネンダイ」がいます。昔は千年に一度しか取れないほど珍しいとされたのが名前の由来です。

洞窟を抜けると、熱帯植物が茂るトロピカル広場です。コツメカワウソが暮らし、ケヅメリクガメもいます。
その先がペンギンの森です。ここのペンギンは氷の上ではなく、土の上で暮らしています。公式は「すぐ手が届いてしまう距離で見ることが出来ます」と書いています。運がよければ、館内をよちよち散歩する姿にも会えます。

ゴマちゃんタッチは無料
メインのエリアがゼロ距離広場です。セイウチ、ゴマフアザラシ、ツメナシカワウソなどが暮らしています。アザラシやペンギンが、客と同じ通路をゴロゴロしたり散歩したりすることがあります。
1〜2歳がいちばん喜ぶのは「ゴマちゃんタッチ」です。ゴマフアザラシに直接さわれて、一緒に写真も撮れます。無料で毎日あり、10月13日は10:40と13:35の2回でした。年齢制限の記載はありません。

セイウチのお食事タイムも同じ広場です。体重約500kg〜1tのセイウチが、柵のない広場で食事をします。公式によると、運がよければ牙をさわったり一緒に撮影したりできます。不定期で「ゴマちゃんゴロゴロ」もあります。
カワウソと握手。トドは50cm
「ツメナシカワウソと握手」は、ここだけの体験です。カワウソが手で隙間を探って獲物を捕まえる習性を使い、筒から小さな手をのぞかせます。無料で毎日、ゼロ距離広場で行われます。

トドプールの「トドお食事タイム」は、パフォーマンスするトドとの距離がわずか50cmです。公式は「日本で一番近くで見られる」と書いています。ゼロ距離ステージの「アシカお食事タイム」は、人数を制限する場合があります。

出口の近くにはモルモットの仲良しハウスがあります。公式は「大きな動物たちにびっくりしちゃった時には」と勧めています。モルモットタッチは無料ですが不定期で、実施の有無と時間は営業開始後にハウス前のパネルで知らされます。
ふれあい魚館の体験は4歳から
ふれあい魚館は、魚とふれあえる部屋です。バーカウンターのような場所にスタッフが常駐しています。二見町で神の使いとされるカエルも、複数の種類がいます。

ここの有料体験は3つで、どれも1人300円です。参加するときは、当日に現地のスタッフに声をかけます。
- タツノオトシゴ巻き付きふれあい体験…指にタツノオトシゴが巻き付く。4歳以上
- 手乗りトビハゼふれあい体験…手にトビハゼを乗せる。4歳以上
- チンアナゴ謎解きエサやり体験…スポイトで直接エサをあげる
赤ちゃんと3歳以下のきょうだいは、2つの体験に参加できません。上の子が4歳以上なら、上の子だけ参加して、その間に赤ちゃんは隣のタツノオトシゴのくにを見る形になります。公式は、ここを日本一の飼育種数だと書いています。

ふれあい魚館の特別展示ブースでは、2026年11月30日までお魚特別展「忍の極意~生き物たちの遁術~」を開いています。砂に潜るカザリキュウセンや、尾を切って逃げるニホンカナヘビなどが並びます。
2階は回遊水槽とデジタルアート
2階の回遊水槽は、館内でいちばん大きいドーナツ型の水槽です。魚のほとんどはギンガメアジで、70cm前後まで育つ群れが泳ぎ回ります。アオウミガメにも会えることがあります。
隣の海底ごろりんホールは、回遊水槽を見ながらゴロゴロできる場所で、ソファもあります。授乳のあとに座って休めます。
ここでは毎時00分と30分から約3分、デジタルアート「祈りの海、光の道」が流れます。水槽と映像・音楽を重ね、伊勢参りのはじまりとされる「浜参宮」をたどる展示です。追加の料金はかかりません。
1階のカフェ風のエリア「UOASIS-ウオアシス-」には、生き物の本や絵本が置いてあります。飼育員の仕事をのぞける「まる見え!バックヤード」もあります。
昼はめおと横丁。再入場できる
水族館の中に食事処はありません。公式は、食事と買い物は隣の「伊勢夫婦岩めおと横丁」を使うよう案内しています。水族館からそのまま続く約180mの通りに、全20店が並びます。
- 愛岐三食堂…定食・ラーメン・丼・きしめん。子ども向けのミニサイズのラーメンやカレーがある
- めん処 伊勢屋…伊勢うどん
- まぐろ神社…海鮮丼
- 伊勢湾かき小屋センター・創作和食 汀の杜(2階)…伊勢湾と夫婦岩を見ながら食べられる
- かわうそくん焼き(300円)・夫婦かわうそプリン…カワウソの形のおやつ
お弁当や飲み物の持ち込みは、水族館もめおと横丁もできます。ただし指定の場所以外での飲食と食べ歩きはできず、レストランでは店のメニュー以外は食べられません。離乳食は、休憩スペースで食べさせます。
再入場は当日なら何度でもでき、スタッフが入場チケットを確かめます。昼に横丁へ出て、午後のお食事タイムに戻れます。
上の子と回る1日の流れ
0歳の赤ちゃんと4歳の上の子を連れた、10月の平日の例です。
- 9:30 開館。入口近くの授乳室の場所を確かめる
- 10:10 トドプールでトドお食事タイム
- 10:30 上の子は手乗りトビハゼ体験(300円)。赤ちゃんは洞窟水槽とペンギンの森へ
- 10:40 ゼロ距離広場でゴマちゃんタッチ
- 11:15 ゼロ距離ステージでアシカお食事タイム
- 11:45 授乳とおむつ替え。2階の海底ごろりんホールで休む
- 12:20 セイウチのお食事タイムとツメナシカワウソと握手
- 12:45 めおと横丁で昼ごはん
- 14:00 再入場してトドお食事タイム。モルモットのハウスに寄って帰る
同じ時間に2つのイベントがあるときは、大人2人で分かれます。夫婦岩までは、めおと横丁から歩いて約5分です。
公式の営業時間と、2026年10月13日のイベントスケジュールをもとに組みました。イベントは動物の体調で予告なく変わります。
駐車場は3時間300円の日も
駐車場は、伊勢シーパラダイスとめおと横丁が共同で使う有料の駐車場です(乗用車250台・9:00〜17:00)。料金は日によって2種類あります。
- A料金…3時間300円(以降60分ごとに200円)
- B料金…2時間800円(以降60分ごとに200円)
車なら、伊勢神宮内宮から約15分、名古屋方面から約1時間53分です。電車なら、鳥羽バスセンターからCANバスで約12分、伊勢市駅前から約46分で「夫婦岩東口」に着きます。鳥羽駅からタクシーなら約10分(2,500〜3,000円が目安)です。
営業時間は日によって違い、2026年10月は9:30〜17:00が基本です。最終入館は閉館の30分前です。
12月8日(火)から11日(金)は法令点検で全館休館です。休館中は駐車場を含めて敷地に入れません。
前売りは前日までで安い
入場券は、前日までにWEBで買うと安くなります。じゃらんの前売り(入場引換チケット)は大人2,100〜2,700円・小人1,100円・幼児550円です。窓口より最大300円安くなります。11月の平日なら大人2,100円です。
この券は利用日を選ぶ券で、前日の24時まで買えます。当日0時を過ぎるとキャンセルできません。じゃらんでの販売は2026年11月30日までです。
ただし優先入場の券ではありません。当日は入場券窓口に並び、画面を見せて紙のチケットに引き換えます。
連れて行けるのはどの月齢から
0歳から行けます。入口近くに給湯器つきの授乳室があり、1階はベビーカーで回れます。3歳まで無料で、当日は出入りもできます。
0〜6ヶ月は、トドやアザラシを近くで見て、授乳をしながら半日で帰る日になります。7〜12ヶ月は、動きの大きいアシカやペンギンを目で追えます。
1〜2歳はまだ無料で、ゴマちゃんタッチとカワウソの握手が山場です。4歳になると、タツノオトシゴとトビハゼの体験にも参加できます。
行く前に1つだけ。12月24日まではめおと横丁のエレベーターが止まっています。ベビーカーなら、立体駐車場の1階に停めます。


