常設展示は高校生まで無料
滋賀県草津市、琵琶湖に突き出た烏丸半島にある県立の博物館です。テーマは琵琶湖そのもので、400万年の湖の生い立ちから、湖の魚、湖のまわりの暮らしまでを1つの建物で見せています。
赤ちゃん連れが先に知るところを4つ並べます。
- 常設展示は高校生・18歳未満と未就学者が無料。大人は840円
- 授乳室は1階で、給湯設備がある
- ベビーベッドは館内の各トイレにある
- 館内にお弁当を食べる場所はほとんど無い
常設展示の観覧料は一般840円/大学生470円です。公式の料金表では、高校生・18歳未満、中学生・小学生、未就学者がすべて「無料」になっています。赤ちゃんと上の子を連れた夫婦なら、大人2人の1,680円で入れます。
観覧券は1日有効で、一度出ても再入館できます。授乳やお昼寝で車に戻っても、入り直せます。企画展示を見るときだけ、常設とは別に一般340円・大学生270円・小中高生170円がかかります(未就学者は無料)。
滋賀県在住なら、毎月第三日曜日の「家族ふれあいサンデー」も使えます。高校生世代以下の子どもを連れた家族は、スマイルカードか県内在住がわかるものを見せると、常設展示が無料になります。
授乳室は1階。給湯設備あり
公式の「バリアフリー・各種施設」には、「1Fにあります。ベッド,椅子,給湯設備あります」と書かれています。お湯があるので、ミルクの日でも魔法びんの中身を気にせずに済みます。
おむつ替えは、館内の各トイレにあるベビーベッドで替えられます。どの階にいても、近くのトイレへ行けばよい作りです。
なお、公式は「紙おむつはお持ち帰りください」と書いています。使ったおむつを入れる袋を、多めに持っていきます。
具合が悪くなったときは、係員に申し出ると休息室を使えます。入口には100円のコインロッカー(使ったあと100円が戻る)があります。
ベビーカーは無料で借りられる
総合受付で、B型ベビーカーを無料で借りられます。B型は、腰がすわった子が座って乗る型です。数に限りがあるので、ねんねの時期の子は自分のベビーカーを持っていきます。
館内はエレベーターとスロープで移動できます。1階が入口・水族展示室・ディスカバリールーム・レストラン、2階がA・B・C展示室です。レストランも、ベビーカーのまま入れます(にほのうみ公式FAQ)。
写真は、撮影禁止の表示がある場所を除いて撮れます。フラッシュは使えません。
水族展示室は淡水で国内最大級

1階の水族展示室は展示面積が約2,000平方メートルで、公式は淡水生物の展示として「国内最大級」と書いています。琵琶湖や滋賀県の川にすむ在来の魚のほぼ全種類を含む、100種類以上の魚がいます。
2026年4月11日には、新ビワコオオナマズ水槽と新コアユ水槽がオープンしました。ナマズの水槽は表側が縦2m・横3.9mあり、裏側に回るとナマズを下から眺められます。コアユの水槽では、数百匹のコアユが泳ぎ回ります。
0〜6ヶ月の子には、大きな水槽の青い光と魚の群れを眺める時間になります。ベビーカーに乗せたまま、ガラスの前で止まれます。
バイカルアザラシと顕微鏡の部屋

水族展示室の「古代湖の世界」では、世界の古い湖で独自に進化した生き物を紹介しています。公式が注目をすすめるのは、ロシアのバイカル湖にすむバイカルアザラシです。動く生き物なので、7〜12ヶ月の子でも目で追えます。
その先の「マイクロアクアリウム」は、顕微鏡でないと見えない小さな生き物のコーナーです。公式によると、琵琶湖の生物の83%はこの小ささです。ミジンコ「ノロ」の巨大フィギュアがあります。
上の子が小学生なら、「マイクロバー」で顕微鏡をのぞけます。見つけた生き物の写真を、自分のスマートフォンに転送して持ち帰れます。
ディスカバリールームは人数制限あり

1階のディスカバリールームは、公式が「博物館の入り口」と呼ぶ体験型の部屋です。ザリガニになってみたり、本物の化石をさわったりできます。「見つけてみよう」のコーナーには、タヌキやキツネなど身近な生き物が隠れています。
- 動物が出す音のしくみを聞く「聞いてみよう」
- 琵琶湖の生き物の人形劇で遊ぶ「にんぎょうげきじょう」
- 驚きと発見が詰まった「ディスカバリーボックス」
1〜2歳の子が手を動かして遊べるのは、館内ではこの部屋です。
公式は「人数に制限があるため、入室いただけないことがあります」と書いています。展示紹介のページには「時間入替制で開室中です」という案内も載っています。上の子が楽しみにしているなら、館に着いたら最初に入れるかを見ておきます。
2階はゾウの森と昭和の農家

A展示室は琵琶湖の400万年の生い立ちの部屋です。約180万年前の水辺を再現した「ゾウのいる森」は、アケボノゾウの親子がいるジオラマで、中を歩けます。大きさ4mにもなるコウガゾウなど、ゾウの化石も並びます。
B展示室は、縄文時代の森を実物大で再現したジオラマや、湖を帆走した丸子船の展示です。縄文人のなりきりなど、手でさわる展示とフォトスポットがあります。
C展示室には、昭和30年の暮らしを再現した農家が館内に移築されています。ヨシ原のジオラマでは、日本でいちばん小さなネズミ、カヤネズミが見られます。
樹冠トレイルと屋上広場

建物の外には屋外展示の森があり、樹冠トレイルという遊歩道が木の上を通っています。その先には、琵琶湖が目の前に広がる展望デッキがあります。約180万年前を再現した「太古の森」や、縄文・弥生の森を上から見られます。
森には、世界でいちばん大きくなる木「セコイア」や、約3000年前の巨大なスギの根かぶがあります。樹冠トレイルをベビーカーで通れるかは、公式に書かれていません。抱っこひもを1本持っていくと、どちらでも動けます。
2階のA展示室入口横の通路からは、屋上広場に出られます。休憩の場所ですが、公式は「ご利用時は各自、暑さ対策をお願いいたします」と書いています。夏は日差しを避けて使います。
離乳食はレストランに持ち込める

公式トップの重要なお知らせに「館内にはお弁当など持ち込みの食事をとる場所がほとんどありません」とあります。2か所の休憩スペースも食事はできません。昼はレストランで食べるか、館の外で済ませる段取りにしておきます。
1階の「ミュージアムレストラン にほのうみ」は約70席で、大きなガラス越しに琵琶湖が見えます。食品の持ち込みはできませんが、公式FAQによると離乳食と、食物アレルギーの人専用の食事は持ち込めます。スタッフに声をかけます。
子ども用の椅子もあります(数に限りあり)。お子様メニューは、お子様バーグ・お子様カレー・お子様うどん(そば)が各750円で、小学生以下が対象です。大人は、びわ湖の形にご飯を盛った「びわ湖カレー」1,250円、近江牛とじ丼1,780円などです。
営業は平日11:00〜15:30(食事のラストオーダー15:00)、土日祝11:00〜16:30(同15:30)。公式FAQは、ランチタイムの混雑を見込んでいます。2階には約20席のカフェテリアもあります。
1日の回り方(8か月と4歳)
車で開館に着き、昼をレストランで済ませる組み立てです。生後8か月の子と4歳の子、大人2人を想定しています。観覧料は大人2人の1,680円で、子どもは2人とも無料です。
※ このスケジュールは、ベビっとで組み立てたものです。もとにしたのは、公式サイトの開館時間・館内の配置・レストランの営業時間です。滞在の長さは、じゃらんnetの口コミ(3歳以下の子連れは1〜3時間が多い)に合わせました。
駐車場は無料券。月曜休館
駐車場は普通車420台で、料金は550円です。ただし、博物館の利用者は総合案内所で駐車無料サービス券がもらえます。精算は駐車場でします。車なら、受付で忘れずに受け取ります。
電車なら、JR琵琶湖線「草津駅」の西口2番バス乗り場から、近江鉄道バスの琵琶湖博物館行きで約25分です。「琵琶湖博物館」で降りてすぐ入口です。草津駅までは、京都から新快速で約20分です。
開館は9:30〜17:00(最終入館16:00)。休館日は毎週月曜日(休日の場合は開館)で、ほかに臨時休館があります。公式の開館カレンダーでは、12月27日〜1月3日と2027年1月18〜22日も休館です。2027年3月14日は、びわ湖マラソンのため休館します。
隣の草津市立水生植物公園みずの森とは、共通券(一般920円・大学生580円)があります。
前売り券は公式と同額
公式の料金ページから案内されているオンラインチケットは、アソビューで買えます。電子前売り常設展示観覧チケットは大人840円・大学生470円で、公式の料金と同じです。購入日から3ヶ月使えます。
企画展示(「博物館はタイムマシン」・11月23日まで)も見るなら、常設とのセット券が大人1,180円です。こちらも公式の常設840円と企画340円を足した額と同じです。子どもの常設展示は無料なので、券が要るのは大人だけです。
連れて行けるのは0歳から
0歳から行けます。展示の大半が屋内で、授乳室には給湯設備があり、各トイレにベビーベッドがあります。エレベーターとスロープで回れて、入り直しもできます。
0〜6ヶ月は、水族展示室の大きな水槽を眺め、2階のジオラマをベビーカーで回る日になります。
7〜12ヶ月は、バイカルアザラシや群れで泳ぐコアユが目で追える楽しみになります。
1〜2歳は、ディスカバリールームで手を動かして遊べます。レストランは子ども椅子があり、離乳食も持ち込めます。
行く前に1つだけ。お弁当を館内で食べる場所はほとんどありません。昼の段取りを先に決めておきます。
前売券が買える施設は一覧にしてあります。


