結論:歩きはじめてからが本番。0〜2歳は赤ちゃん木育ひろばへ
この施設がいちばん想定しているのは1〜2歳です。ひとりで歩けるようになると、範囲が一気に広がります。
- 「ごっこファーム」…全身を使って野菜を収穫します。公式が「1人で歩くことができるようになったら」と案内しています
- 「おもちゃのもり」…木の砂場とどんぐり池
ハイハイやつかまり立ちの時期でも、0〜2歳と保護者だけが入れる「赤ちゃん木育ひろば」があります。無垢スギ材の床なので、そのまま下ろして過ごせます。ただし1組60分の入替制なので、この部屋にいられる時間は区切られます。
そして、上の子がいる家庭にとって決定的なのがここです。赤ちゃん木育ひろばに入れるのは2歳までで、3歳の誕生日を迎えるときょうだいでも入室できません。上の子が3歳以上なら、木育ひろばの60分だけ手分けする形になるので、大人がふたりいる日を選ぶと動きやすくなります。
赤ちゃん木育ひろばは1組60分の入替制。時間の枠も指定する
0〜2歳の子どもと保護者だけが入れる部屋です。無垢スギ材の床に木の玉や木製のおもちゃが置かれていて、走り回る大きい子と混ざることがありません。床に下ろしておける時間が長くなるのが、この月齢でいちばんありがたいところです。
ここは1組60分の入替制です。入館チケットを買うときに、日にちだけでなく利用する時間の枠も一緒に指定します。枠は開館から閉館までを1時間ごとに区切ったもので、満席の場合はその時間を選べません。指定した時間をあとから変更することもできないので、行く日が決まったら早めに押さえておくのが確実です。
自分の枠以外の時間は、ほかの展示室で自由に遊べます。60分で足りるだろうかと心配になりますが、公式の目安は館内全体で90〜120分。ほかの部屋と合わせて、ちょうど収まる長さです。
口コミでは、0歳のうちは赤ちゃん木育ひろばが一日の中心になったという声が多く見られます。「ハイハイができるようになった子が無垢材の床を動き回るだけで運動になった」という書き込みがあります。「木の砂場でひたすら遊んでいた」という声も並びます。
木の玉プールは0〜2歳も入れる。小さいおもちゃの誤飲に注意
木育ひろばの枠が終わったあと、0〜2歳が過ごしやすいのは「おもちゃのもり」です。靴を脱いで入る部屋で、杉の丸太を囲むように木の玉が敷き詰められた木の玉プールがあります。ハイハイから歩きはじめの子が、そのまま入れる場所です。
ひとつだけ気に留めておきたいのは、おもちゃのもりには誤飲の恐れのある小さなおもちゃがあると公式が明記していることです。まだ何でも口に入れる時期なら、この部屋では手元をよく見ておくことになります。
ひとりで歩けるようになったら「おもちゃのまち きいろ」です。木製の果物や野菜を収穫する「ごっこファーム」があり、公式も0〜2歳向けのコースにこの部屋を入れています。
上の子がいるなら、「グッド・トイてんじしつ」も寄り道になります。円形の展示台に受賞したおもちゃが並び、手に取って遊べます。館内には赤いエプロンの「おもちゃ学芸員」がいて、遊び方に迷ったら声をかけられます。
授乳室は木育ひろばの中に1か所。おむつ替えは2か所
おむつ替えコーナーには交換台が並び、下段が荷物置きになっています。おむつ替えの最中は転落防止のため子どもから目や手を離さないよう、公式が呼びかけています。
授乳スペースは赤ちゃん木育ひろばの中の1か所です。使うときは室内のスタッフに声をかけます。ここで安心なのは、木育ひろばのおむつ替えと授乳室だけは、自分の指定時間の外でもいつでも利用できることです。60分の枠が終わったあとに授乳の時間が来ても、戻れます。
授乳ケープを持っていけば、各階のベンチでも授乳できます。ケープの貸出もあるので、忘れた日でもスタッフに声をかければ大丈夫です。
1階のエントランス横には「だれでもトイレ」があり、おむつ替え台を備えています。男女それぞれのトイレにはベビーキープが1か所ずつあります。ただし、館内のトイレはこの1か所だけで、公式も入館前に済ませておくよう案内しています。
荷物は、エントランス(トイレ横)の無料ロッカーに預けられます。入りきらない大きな荷物は、建物に入って右側の事務所で預かってもらえます。抱っこで館内を回ることになるので、おむつと着替えだけ手元に残して、あとは預けてしまうのがおすすめです。
館内は飲食禁止。再入館できるのは平日だけ
館内は飲食禁止です。飲めるのは水と糖分を含まないお茶だけで、廊下のベンチに座って飲む形になります。
そのうえで押さえておきたいのが再入館の扱いです。再入館ができるのは平日だけです。⚠️ 土日祝は一度出ると戻れません(お盆休みなど、平日でも同じ扱いになる期間が個別に告知されます)。土日祝は「お昼を食べに出て、また戻る」という組み立てにならないので、食事は入館の前か後にまとめます。
とはいえ、公式の滞在時間の目安は90〜120分です。お昼をはさまない時間帯に入ってしまえば、この制約はほとんど問題になりません。午前中に入って出てから食べる、あるいは先に食べてから午後に入る、という組み立てで足ります。
近くの食事どころとして、公式は徒歩3分の「KOKO HOTEL 新宿四谷」のビストロを紹介しています。子ども向けのメニューがあります。天気のいい日なら、徒歩8分の新宿御苑の芝生も選択肢です。
いつ行くと空いているか(木育ひろばの枠は早めに押さえる)
まず予約について。口コミでは「土日はチケットの画面に残りの枚数が出ている」という声が複数あります。赤ちゃん木育ひろばを使うなら、早めに枠を押さえておくようすすめる書き込みが多く見られます。一方で、希望した時間の枠を取れたという報告も多く見つかります。行く日が決まった時点で押さえておけば足ります。
混雑そのものについては、逆の声もあります。土日祝に行った人からは「想像していたほど混んでいなかった」という声が複数あります。一方で平日に行った人からも、「思ったより人がいた」という声が複数見つかります。とくに赤ちゃん木育ひろばは、平日でもそれなりに人がいたという書き込みが目立ちます。「平日ならガラガラ」という単純な図式は、口コミからは読み取れません。
公式がはっきり書いているのは、春休み・ゴールデンウィーク・夏休み・冬休みは混雑が見込まれるということです。この期間は団体の利用を受け付けていません。また、当日の販売予定枚数を超えると、その日の販売が終了します。長期休みに合わせて行くなら、オンラインで先に確保しておくのが確実です。
滞在時間は、公式の目安が90〜120分です。口コミでは「3時間以上いた」という声が複数ありますが、これは館内をひととおり回った家庭の話です。赤ちゃん木育ひろばについては「60分の枠を待たずに飽きてしまった」という声も複数あります。0〜2歳連れなら、公式の90〜120分がちょうど現実的な線です。
もうひとつ、工作系のイベントは先着順のことが多く、公式も時間に余裕をもって来るようすすめています。上の子の工作を目当てにするなら、午前中の入館が安心です。
1日の回り方(土日祝は再入館できないので午前で切り上げる)
開館と同時に入って、お昼の前に切り上げる組み立てです。再入館ができない土日祝を想定しています。赤ちゃん木育ひろばは11時からの枠を取った前提です。
※ このスケジュールは、ベビっとで組み立てたものです。もとにしたのは次の2つです。
- 公式サイトの開館時間・赤ちゃん木育ひろばの入替制・年齢別のおすすめコース(所要2時間)
- 複数の口コミサイトで共通していた傾向
口コミで共通していたのは3つです。土日祝でも極端な混雑の声は少ない。赤ちゃん木育ひろばは平日でも人がいる。館内全体では3時間以上いる家庭もある。
平日なら再入館ができるので、お昼をはさんで午後にもう一度入る形にもできます。
東京の室内あそび場は雨の日に赤ちゃんと行ける場所としてまとめました。
建物全体が屋内で雨でも行ける。駐車場は無い
建物全体が屋内なので、当日が雨でも予定を変えずに行けます。ただし外の園庭や校庭では遊べないので、館内で完結する一日になります。
駐車場はありません。車・バイクでの来館はできないため、電車で行くことになります。東京メトロ丸ノ内線「四谷三丁目駅」2番出口から徒歩5分、都営新宿線「曙橋駅」A1出口から徒歩約8分です。自転車なら施設入口に駐輪場があります。障がいのあるお子さん向けの駐車スペースのみ、事前の電話予約で利用できます。
着いたら、ベビーカーは建物の入口で畳んで置きます。館内は狭い通路が多いためで、ここから先は抱っこか、歩ける子は自分の足での移動になります。赤ちゃんが眠っている場合や、障がいのあるお子さんでバギーを使っている場合は、受付に声をかけられます。
受付は建物の入口と同じ階ではなく、A-2階にあります。エレベーターが建物に入って正面左奥にあるので、そこから受付まで上がります。車イスでの入館もでき、その場合は予約時の備考欄で申告します。
建物は90年近く前の旧小学校の校舎で、当時の面影が残る階段や廊下がそのまま使われています。公式も「なにかとご不便おかけすることもございます」と書いています。口コミでも「抱っこ紐は必須だった」という声が複数見られます。身軽にしておくほど、この建物とは相性が良くなります。
近くで組み合わせるなら、徒歩5分の消防博物館か徒歩8分の新宿御苑
公式が周辺として紹介しているのは、徒歩5分の消防博物館と徒歩8分の新宿御苑です。
おもちゃ美術館の滞在は90〜120分で、閉館も16時(最終入館15:30)と早めです。午前中におもちゃ美術館、午後は新宿御苑の芝生で過ごす流れにできます。抱っこ続きだった子を下ろしてあげられて、一日の緩急がつきます。
行く前に:6ヶ月未満の無料の子もチケットの申込が要る
入館チケットは公式のオンラインで日にちを指定して買います。無料で入れる6ヶ月未満の子も、チケットの申込が必要です。
赤ちゃん木育ひろばを使うなら、これとは別に利用時間の枠を指定します。満席の場合はその時間を選べず、いったん指定した時間の変更もできません。
なお、当日の販売予定枚数を超えると、その日の販売そのものが終了します。行く日が決まったら、先に押さえておくのが確実です。
赤ちゃん木育ひろばに入れるのは0〜2歳の子どもと保護者だけです。3歳以上はきょうだいでも入室できません(グループでまとまって入ることもできない決まりです)。
そのため上の子がいる家庭は、分かれることになります。木育ひろばの60分だけ大人ひとりと下の子で入り、上の子はもうひとりの大人と3〜6歳向けの部屋で過ごします。3歳以上には毎日ひとつ作れる無料の手作りおもちゃや、おもちゃこうぼうがあるので、待ち時間にはなりません。木育ひろばの枠を1日のどこに置くかで、その日の動き方が決まります。
- 館内のトイレは1か所だけです。入館前に済ませておくよう公式が案内しています
- 靴を脱いで入る展示室が2室(おもちゃのもり/赤ちゃん木育ひろば)あります
- 小学生以下だけでの入館・滞在はできません。大人の同伴が必要です
- 撮影は個人で楽しむ範囲のみ。フラッシュ・三脚・自撮り棒と、ほかの入館者が写り込む撮影はできません
- ペットの同伴はできません(介助犬・盲導犬は入れます)
- 定休日は毎週木曜。2月・9月にメンテナンス休館、年末年始の休館もあります
この施設は2歳と3歳で遊べる場所が入れ替わります。赤ちゃん木育ひろばは3歳になると入れなくなり、代わりに手作りおもちゃや工作の部屋が開きます。
近くにお住まいなら、平日に使える半年パスポートという選択肢もあります。大人3,900円/子ども2,900円で、新宿区民は200円引きです。オンラインの入館料が大人1,100円・子ども800円なので、4回でもとが取れる計算です。木育ひろばに入れるうちに通っておくと、いちばん元が取れる時期を逃しません。


