3歳まで無料。10月から大人600円
石川県小松市の粟津温泉にある、伝統工芸のテーマパークです。13万坪の丘陵地に江戸〜明治時代の古民家を移築し、輪島塗・九谷焼・金箔・友禅などの館が並んでいます。公式は「11の館で100種類以上の体験が予約なし(個人の方)で楽しめます」と書いています。
赤ちゃん連れが先に知るところを4つ並べます。
- 3歳以下は入村料がかからない(小人料金は4歳から)
- 授乳室が3か所、おむつ交換台も3か所
- 主要な道は舗装されていて、ベビーカーは無料で借りられる
- 公式が「4歳以下のお子様」の体験を紹介している(モデルは2歳と4歳の姉妹)
入村料は2026年10月1日から上がります。大人600円/中学生・高校生500円/小人(4歳以上)400円です(9月30日までは550円/440円/330円)。赤ちゃん連れの夫婦なら、10月からは大人2人で1,200円です。
公式サイトで前日までに買うと18%引き
公式のチケット購入サイトで、入村日の前日までに買うと入村料が18%引きになります。大人は451〜492円(10月1日からの入村は492円)で、支払いはクレジットカードです。当日に窓口で買うより、10月からは大人1人108円安くなります。
体験は入村料とは別の料金です。九谷焼の絵付け(皿・小)が1,500円、お絵描きオルゴールが2,475円といった値段です。

授乳室は3か所。おむつ台も3か所
授乳室の場所は、公式のよくある質問に書かれています。「3カ所ございます。正面入口近くの商家の館(総合売店)と金箔の館とお食事処・漁師の館にございます」。
入ってすぐの商家の館で1回、村の中ほどの金箔の館でもう1回、という使い方ができます。
おむつ交換台は、公式の文章には場所が書かれておらず、村内マップの記号で確かめました。商家の館、お食事処 漁師の館、山中漆器の館のそばのトイレの3か所です。車椅子対応のトイレは商家の館にあります。
授乳室にミルク用のお湯があるか、紙おむつを売っているかは、公式に書かれていません。お湯は魔法びんで、おむつは枚数を持っていきます。
道は舗装。ベビーカーは無料貸出
公式のバリアフリー情報には「エントランス前スロープをはじめ、主要な道はアスファルト舗装されていますので、車椅子でもスムーズに村内をまわることができます」とあります。

ベビーカーは正面入口で無料で貸しています。公式FAQでは常備5台で、数に限りがあります。車椅子と補助シルバーカーも無料です。
コインロッカーは、正面入口を入って右側にあります。
漁師の館は階段あり。一部に坂
舗装はされていても、平らな村ではありません。公式はこう書いています。「村内は日本の原風景を再現するため、自然をそのままの丘陵地や江戸・明治時代の古民家を活かしており、一部傾斜や段差がございます」。
いちばん気をつけるのはお食事処 漁師の館です。公式は「階段があるため、車椅子では直接行けません」とし、正面入口からいったん駐車場の車に戻り、車で移動するよう案内しています。漁師の館から金箔の館へは、全国の風鈴を吊るした石段「風鈴音色坂」が続いています。
漁師の館の授乳室はこの先にあるので、ベビーカーのときは商家の館か金箔の館の授乳室を使います。傾斜や段差のある場所に備えて、抱っこ紐も持っていきます。
2歳からできる工芸体験
公式には「ゆのくにの森で工芸体験【4歳以下のお子様】」というページがあります。モデルは2歳と4歳の姉妹で、「個人差もあると思いますので参考にご覧ください」と添えてあります。紹介されている体験は4つです。
- 九谷焼の絵付け(九谷焼の館)…自由に描くか、下絵のある塗り絵タイプを選ぶ。布でふき取ればやり直せる
- 手形・足形(九谷焼の館)…お皿に手形や足形をとる
- 友禅の型染(友禅の館)…ハンカチなどに型紙ごと色を塗る。ハンカチ1,800円
- 紙すき(和紙の館)…押し花や金粉をのせて和紙を作る。ハガキ6枚1,500円。乾燥に40分ほどかかる
オルゴールの館のお絵描きオルゴールも、公式が「小さなお子様も楽しめる、お絵描き体験」と書いています。シートに絵を描いて、キューブ型のオルゴールを作ります。約20分・2,475円です。
個人は予約を受け付けておらず、当日に各館で順番に案内されます。絵付けや型染の絵の具は服につくと落ちないと公式が書いているので、汚れてよい服で行きます。
手形・足形のお皿が作れる
0歳の子と行くなら、九谷焼の館の手形・足形が一番の目当てになります。公式は「お子様の成長記念や誕生日に人気の手形・足形絵付け」と書いています。
手のひらや足の裏に絵の具を塗り、お皿にぎゅっと押しつけて形をとります。最後に名前と日付を入れて完成です。手や足についた絵の具はふき取れます。
九谷焼の作品は窯で焼くので、その日には持ち帰れません。絵付けは約2か月後に届き、送料は別にかかります。荷物が増えないのは、赤ちゃん連れには助かります。
黄金の間とオルゴールの音色
金箔の館のいちばんの見どころは「黄金の間」です。公式によると、天井・壁・襖・欄間が純金箔で、畳は金糸で飾られています。館内には金沢仏壇や金の獅子、金箔の屏風も並びます。授乳室がある館でもあります。

オルゴールの館には、1890年のドイツ製ディスクオルゴールをはじめ、アンティークから現代の作品まで世界のオルゴールが並んでいます。公式は「すべて実際に音色を聴いていただくことが出来ます」と書いています。
伝統美術の館には、壁にハートの形の窓があります。公式が写真スポットに挙げている窓です。

アンブレラスカイと11月の紅葉
2026年は3月11日から11月末まで、彩り長屋の前の通りの上にカラフルな傘が吊るされる「アンブレラスカイ」をやっています。公式は「晴れた日の午前中が、カラフルな影も楽しめおすすめです」と書いています。強風などの日は中止になります。

紅葉は10月下旬から11月中旬で、例年11月10日ごろがピークです。正面入口のあたりは黄色、九谷焼の館から金箔の館、越前の館にかけては赤い紅葉になります。

ほかの季節は、公式の花暦によると、桜が3〜4月、睡蓮の池のスイレンが5月末〜8月、アジサイが6〜7月です。GWから5月中旬までは、睡蓮の池のあたりで鯉のぼり流しもありました。
子供の広場は村の奥
体験のあいまに体を動かすなら、村の奥の子供の広場です。公式は「幼児から小学校までおもいっきり楽しめる遊具がいっぱい」と書いていて、滑り台、ブランコ、シーソーがあります。公式の写真には、芝生の上のパンダやうさぎの形の遊具も写っています。

春は広場のまわりに桜が咲きます。近くには越前の館と、睡蓮の池を眺められる休憩所「なごみ処」があります。
食事処は2か所。予約不可
個人で入れる食事処は2か所です。どちらも予約はできず、アレルギーにも対応していません。
- お食事処 陣太鼓…平日11:00〜14:30(ラストオーダー14:00)、土日祝11:00〜15:00(ラストオーダー14:30)。金沢海鮮らーめん、金沢カレー、小松うどん
- そば処 白山(和紙の館)…10:30〜15:30(ラストオーダー15:00)。越前そば、山菜釜飯、定食
お食事処 漁師の館は団体予約専用です。
休憩なら、茶の湯の館「方丈庵」で御抹茶(880円)や御ぜんざい(900円)、お菓子の館のイートインスペースで和風クレープやソフトクリームが食べられます。
キッズメニューがあるか、お弁当を持ち込めるかは、公式に書かれていません。離乳食は、食べさせる場所も含めて用意していきます。
木曜定休。再入場はできない
営業は9:00〜16:30で、入村の最終受付は16:00です。体験の最終受付は15:00(輪島・友禅・オルゴール・金箔などは15:30)なので、体験をするなら昼過ぎまでに着きます。
定休日は木曜日です。祝日の木曜は開いていて、7月20日〜8月31日と12月31日〜1月6日は毎日営業します。
公式のチケット購入サイトには「再入場は出来ません」とあります。授乳やおむつ替えは村の中で済ませます。当日と翌日の2日間入れる「2日券」は、入村券に大人300円を足すと買えます。
吹きガラスの体験と実演は、10月4日の午後・7日・28日が休みで、10月中頃には窯のメンテナンスで休む期間も予定されています。お菓子の館の体験は中止しています。
駐車場は無料。加賀温泉駅から車20分
駐車場は自家用車300台で無料です。車なら、北陸自動車道の片山津ICから約20分(約13km)、加賀ICと小松ICからは約25分(約16km)です。小松空港からは車で約25分です。
電車ならJR加賀温泉駅から車で約20分(約11km)。東京から加賀温泉駅までは、北陸新幹線(かがやき/速達タイプ)で約2時間43分です。タクシー代は、公式FAQで約5,000円です。正面入口には、加賀温泉郷を回る観光周遊バス「キャン・バス」のバス停もあります。
アソビューにも入村料の割引券(大人495円)があります。公式サイトの前売り(10月からの入村で大人492円)のほうが安くなります。
連れて行けるのはどの月齢から
0歳から行けます。授乳室とおむつ交換台が3か所ずつあり、主要な道が舗装されていて、ベビーカーを無料で借りられるからです。
0〜6ヶ月は、ベビーカーで舗装された道を回り、館の中で工芸品やオルゴールの音色を楽しむ日になります。漁師の館へ続く階段は避けます。
7〜12ヶ月は、九谷焼の館で手形・足形のお皿を作れます。焼き上がりは約2か月後に届きます。
1〜2歳はまだ無料で、公式が2歳の子の例を出している絵付けや型染、お絵描きオルゴールができます。子供の広場の遊具でも遊べます。
行く前に1つだけ。木曜は定休日で、再入場もできません。日にちを決めたら、公式サイトで前日までに入村券を買っておくと18%安くなります。


