3歳まで無料。島の入園も込み
三重県鳥羽市、鳥羽湾をめぐる遊覧船です。途中で離島のレジャー施設「イルカ島」に寄り、乗船券だけで島に入れます。公式は「入園フリー!」と書いていて、島ではイルカ・アシカ・カワウソのプログラムがあります。運航は近鉄グループの志摩マリンレジャーです。
赤ちゃん連れが先に知るところを4つ並べます。
- 4歳未満は、大人1名につき1名が無料
- 授乳室はイルカ島にある。船の上には授乳室の案内が無い
- 平日は12時台の便が無い。帰りの便の時刻で島にいる時間が決まる
- 展望リフトは4歳以上で、抱っこでは乗れない。アシカとカワウソは山の上
乗船料は大人(中学生以上)2,400円/小人(4歳〜小学生)1,300円です。公式は「4歳未満の幼児については大人1名様につき1名様無料です」と書いています。赤ちゃん連れの夫婦なら、大人2人で4,800円です。無料になるのは大人1人につき幼児1人までなので、大人1人で幼児2人を連れる日は注意します。
支払いはクレジットカードが使えます(一部の共通券を除く)。PayPayは鳥羽マリンターミナルのりばだけで、船内の喫茶コーナーは現金のみです。

授乳室はイルカ島にある
公式リーフレットの「イルカ島マップ」で、授乳室のマークは休憩所アクアマリンに付いています。
公式FAQがバリアフリー情報の参照先に挙げている「伊勢志摩バリアフリーツアーセンター」は、中を「ソファとベビーベッドあり」と紹介しています(2024年5月更新)。場所は「売店向かい側の建物内」です。
一方で、船の上と鳥羽マリンターミナルの授乳室は、どちらにも案内がありません。船に乗っている時間に授乳が重ならないよう、島に着いてから授乳室へ向かう段取りにします。ミルク用のお湯があるかも書かれていないので、お湯は魔法びんで持っていきます。
おむつ替えは2か所。船は段差
ベビーシートがあるのは2か所です(伊勢志摩バリアフリーツアーセンター)。
- 鳥羽マリンターミナル1階…車いす対応トイレにベビーシート(2020年8月更新)
- イルカ島のトイレ棟…リフト乗り場の奥。車いす対応トイレにベビーシートとベビーチェア
授乳室のベビーベッドでも替えられます。船のトイレは1階の後部デッキにあり、行くまでに段差があると公式FAQに書かれています。おむつ台があるかは書かれていないので、乗る前にターミナルで替えておきます。紙おむつを売っているかも案内が無いので、枚数は持っていきます。

船は1階へ。乗り口に段差
ベビーカーで乗れるかは、公式に書かれていません。伊勢志摩バリアフリーツアーセンターの調査では、船までの様子はこうです。
- ターミナルから桟橋までの通路はスロープで、屋根がある
- 乗船口にまたぐタイプの段差が1段ある
- 2階の客室と3階の展望デッキへは階段だけ
- フラワーマーメイドの1階後方の席は段差なし
- 小型船「みつしま」は入口幅66cmで、中に階段がある
席はすべて自由席で、混む日は座れないこともあります(公式FAQ)。ベビーカーのままなら1階の後方を目指し、たたむときのために抱っこ紐を持っていきます。船にはコインロッカーが無く、荷物も預かってもらえません。

大型船は2隻あり、どちらも定員360名です。
- 龍宮城…浦島太郎・乙姫・亀・鯛・ヒラメ・エビなどの立体の飾りが船体にある
- フラワーマーメイド…乗ると人魚たちが出迎え、オープンデッキには巨大なカモメの像がある

出てすぐに見えるのが、3つの島が並ぶ「三ツ島」です。後半は城跡の石垣が残る鳥羽の街並みを海から眺めます。公式リーフレットの航路図では、マリンターミナルからイルカ島まで約15分です。

平日は12時台の便が無い
時刻表は日によってA・B・Cの3種類で、公式リーフレットの運航カレンダーで決まっています。2026年10月は平日がC、土日がB、10月10日〜12日がAです。
- Cダイヤ…マリンターミナル発 9:30/10:30/11:30/13:30/14:30/15:30。イルカ島発は各45分
- Bダイヤ…9:00〜16:00に1時間1〜2本
- Aダイヤ…9:00〜16:00の30分おき
Cダイヤは12時台の便がありません。島を11:45の便で出ないと、次は13:45です。昼寝の時間とぶつかる日は、午前の便で行って11:45で戻るか、島でお昼を食べて13:45で戻るかを先に決めておきます。
公式は「最終便では、イルカ島に入園することができません」と書いています。出航の15分前までに着くよう案内されています。
イルカのプログラムは年齢制限なし
島のプログラムは、赤ちゃんと一緒に見られるものが多くあります。
- イルカのあそびの時間(無料・約15分)…10:25/11:25/13:25/14:25と、15:25か15:50。イルカ池かフリッパープール
- イルカにごあいさつ(無料・各回先着80名)…11:50/14:50。イルカの体表にふれられるかも、と公式
- イルカ飼育員体験 おやつの時間(バケツ1杯600円・各回12杯)…9:50/13:50。年齢制限なし
- アシカのあそびの時間(無料)…11:00/12:30/14:00/15:00
- カワウソのあそびの時間(無料・各回先着50名)…10:10/13:00。手の感触を体験できる
有料の体験は、島のレストランの券売機で当日先着順に売られ、着いたときには売り切れていることもあると公式は書いています。
イルカ池は入口ゲートの右側で、観覧場所は平らで屋根付きの場所もあると伊勢志摩バリアフリーツアーセンターは書いています。フリッパープールは2階で階段ですが、1階の大きな窓から水中を泳ぐイルカが見えます。
山の上は階段。リフトは4歳から
アシカの森とカワウソ小屋は山の上です。展望リフトは片道400円・往復700円ですが、公式は「お子様を抱っこしての乗車はご利用になれません」と書いていて、対象は4歳以上です。
赤ちゃん連れは遊歩道を歩きます。公式リーフレットではアシカの森まで146段、展望広場まで226段、公式の案内で約7〜8分です。ベビーカーは下に置き、抱っこ紐で上がります。
島ではベビーカーを入口ゲート付近で2台、無料で貸しています(伊勢志摩バリアフリーツアーセンター・2024年5月時点)。使えるのは下の平らなエリアです。
下のエリアでは、イルカ池の近くのトンネルを抜けると、日向浜(ひなたはま)という砂浜に出ます。公式は「プライベート感のあるビーチで砂遊びや水遊び!」と書いています。海水浴場ではないので泳げません。トンネルの手前は急な坂で、砂浜へは4〜5段の階段があります。
山頂の展望広場からは、三ツ島や遠くの知多半島・渥美半島まで見渡せます。スタンプラリー(1冊300円)もあります。
秋はシャボン玉。12月は休園
イルカ島 秋の体験フェスタが11月23日まであります。赤ちゃん連れに合うのは、土曜のシャボン玉イベントです。10月3日から11月21日までの毎週土曜、9:50と15:20から各10分、展望広場で開かれ、その時間に行けば参加できます。
船内はお弁当不可。島で食べる
公式FAQは、船内で「お弁当等を持ち込んでのお食事をすることは、ご遠慮いただいております」と書いています。飲み物は持ち込めます。島でお弁当を食べてよいかは書かれていません。
食事は、イルカ島に入ってすぐ左のレストラン「フリッパーズキッチン」です。セルフサービスで、券売機で食券を買います。
- カレーライス900円、カツカレー1,200円、オムライス1,000円
- 醤油ラーメン900円、伊勢うどん700円、カレーうどん1,000円
- フライドポテト・アメリカンドック・フランクフルト 各450円
メニューにお子様向けの品は載っていません。離乳食は家から持っていきます。鳥羽マリンターミナルの2階にも、食事ができる交流ラウンジがあります。
駐車場は佐田浜の有料
専用の駐車場はありません。車なら伊勢自動車道の伊勢ICから約20分で、マリンターミナルのりばの近くの「佐田浜駐車場」(乗用車約250台)に停めます。
料金は1時間以内無料、2時間まで500円、その後は5時間まで1時間ごとに300円です。乗船しても駐車サービス券は出ません。真珠島・水族館前のりばの近くには有料駐車場が無いので、車ならマリンターミナル側から乗ります。
電車なら近鉄・JR鳥羽駅から、マリンターミナルのりばまで徒歩約9分、真珠島・水族館前のりばまで約5分です。帰りを真珠島・水族館前で降りれば、鳥羽水族館まで歩いて約5分です。
アソビューは窓口より100円安い
アソビューに電子前売り乗船チケットがあります。大人2,300円・小人1,250円で、窓口の2,400円・1,300円より安く、公式の電子チケットと同じ値段です。高くはなりません。
時間指定は無く、当日好きな便に先着順で乗ります。のりばのきっぷうりばで画面を見せて、乗船券に引き換えます。前売りでも予約にはならず、混む日は次の便に回ることがあると公式は書いています。
連れて行けるのはどの月齢から
4ヶ月から行けます。0〜3ヶ月を外したのは、授乳室が島にしか無く、船の乗り降りと船内のトイレに段差があるからです。
4〜6ヶ月は、船の1階で景色を見て、島ではイルカ池の平らな観覧場所で過ごす日になります。
7〜12ヶ月は、イルカのジャンプや、窓の向こうを泳ぐイルカを目で追えるようになります。
1〜2歳はまだ無料で、イルカにごあいさつやおやつの時間に年齢制限がありません。日向浜で砂遊びもできます。
行く前に1つだけ。平日は12時台の便が無いので、島を何時の便で出るかを先に決めておきます。
前売券が買える施設は一覧にしてあります。


