3歳以下は無料。見学は1時間ほど
静岡県沼津市、沼津港の飲食・物販エリア「港八十三番地」の中にある、深海生物の水族館です。正式名は「沼津港深海水族館 シーラカンス・ミュージアム」。目の前の駿河湾は最深2,500mで、日本でいちばん深い湾です。
赤ちゃん連れが先に知るところを4つ並べます。
- 3歳以下は入場料がかからない(幼児料金は4才から)
- 見学は「おおよそ40分~1時間程度」と公式が書いている
- おむつ替え台は多目的トイレ2か所。エレベーターもある
- 授乳室は書かれていない。館内は飲食できない
入場料は大人(高校生以上)2,200円/こども(小・中学生)1,200円/幼児(4才以上)600円です。3歳以下の区分がありません。赤ちゃん連れの夫婦なら、払うのは大人2人ぶんの4,400円です。
65歳以上は200円引き、障がい者手帳の提示で大人2,000円。割引の併用はできず、JAF割引もありません。支払いは現金のほか、クレジットカードとPayPayが使えます。

営業は10:00〜18:00(最終受付17:30)。年中無休で、1月にだけメンテナンスの休業があります。繁忙期は開館が早まる日があり、2026年秋は9月20〜22日が8:30から、10月11〜12日が9:00からです。
見学の目安は公式のよくある質問に「おおよそ40分~1時間程度」とあります。授乳1回ぶんの間に回りきれる大きさです。
授乳室は書かれていない
授乳室の案内が、公式のどこにもありません
よくある質問・展示ガイド・アクセスのページを見ましたが、授乳室の記載はありませんでした。水族館のある港八十三番地の公式サイトと、25ページのデジタルガイド(PDF)にも出てきません。
あわせて、館内は飲食ができません(公式=「館内での飲食は、ご遠慮いただいております」)。ミルクを飲ませる場所も決まっていないということです。
授乳は入館の前に済ませ、授乳ケープを持っていきます。見学は1時間ほどなので、その間は授乳なしで回れる計算です。
おむつ台は多目的トイレに2か所
おむつ替えは、よくある質問にはっきり書かれています。「(多目的トイレは)館内に1カ所、外に1カ所ございます。各所には、赤ちゃんのオムツ替え用の台が設置されております。」
館内に1か所なので、見学の途中で替えたくなっても外に出る必要はありません。紙おむつを売っているかは書かれていないので、枚数は持っていきます。
建物は2階建てで、エレベーターがあります。公式は「車いすでのご入館は可能です。エレベーターのご用意もありますので、ご利用ください」と書いていて、車いすの貸出も無料です。

ベビーカーの貸出は無い
公式は「貸出用ベビーカーのご用意はございません」と書いています。
ベビーカーを押して入れるかどうかは、公式に書かれていません。車いすでは入館でき、エレベーターもあります。
館内にはロッカーもありません。大きな荷物は、水族館の入口の斜め前にある観光案内コーナーの有料コインロッカーに入れます。
公式の写真のとおり、展示室は暗めです。深海生物とハリモグラにはフラッシュが禁止です。撮影そのものは、生物によって断っているもの以外はできます。
館内は飲食不可。港で10%引き
館内に飲食店はありません。食事は水族館のある港八十三番地の飲食店でとります。
ここで効くのが、公式のこの一文です。「港八十三番地内の飲食店・お土産店ご利用の際には、水族館の当日チケットご提示いただくとお会計より10%の割引サービスが受けられます。」
港八十三番地のデジタルガイドには、海鮮バーベキュー、寿司、海鮮丼、カフェ、パン屋、和菓子の店が載っています。パン屋「ラトレッタ」には水族館のシンボルにちなんだメンダコパン(チョコ・イチゴ・プレーン)があります。
キッズメニューがある店かどうかは、ここでは確かめられていません。離乳食は持っていきます。
1階は深海生物の水槽
公式は「駿河湾を中心に常時100種類以上の深海生物を展示しています」と書いています。1階は水槽の展示で、5つのコーナーに分かれています。
- 浅い海・深い海…同じ仲間の生き物を、浅い海と深い海の水槽で見比べる
- ヘンテコ生き物…変わった習性や特技を持つ、世界中の生き物
- 深い海…深海生物の新種や初公開の生物
- 駿河湾大水槽…駿河湾の深海生物が中心
- 深海のプラネタリウム…光る魚「ヒカリキンメダイ」が群れで泳ぐ

公式のトップが名前を挙げているのは、世界最大のカニ「タカアシガニ」、メキシコの深海800mにすむ「ダイオウグソクムシ」、古代ザメ「ラブカ」、5mを超える「メガマウスザメ」のはく製です。
いちばん人気のメンダコは、底曳網の漁期(10月〜5月頃)に捕獲できたときだけ展示されます。公式の冊子も「出会えたらラッキー」と書いています。会えるとは決めずに行きます。
2階はシーラカンスの展示
2階の前半はシーラカンス・ミュージアムです。1980年代に日本の学術調査隊が捕獲した、冷凍2体とはく製3体を展示しています。レプリカではなく本物です。
冷凍の2体は-20℃のケースに入っています。公式によると、ワシントン条約の規制があるため、冷凍のシーラカンスを展示しているのは世界で沼津港深海水族館だけです。

2階の後半は、熱水噴出孔をジオラマで再現した「深海の世界」と、2025年7月にできた「イマーシブディープシーワールド」です。映像と造形で深海を作った空間で、メガマウスザメやラブカ、リュウグウノツカイのはく製のエリアもあります。

2026年10月3日から2027年1月31日までは、映画『ゴジラ-0.0』とのコラボ展示があります。各年代のゴジラのフィギュアや原型を並べ、来館者にステッカーを配ります(10月3日からと12月1日からの2回、各先着25,000名)。
ミュージアムショップ「ブルージェリー」では、メンダコやシーラカンスのぬいぐるみ、ここでしか買えない靴下やトートバッグを売っています。

アトラクションは赤ちゃん不可
水族館の隣に、別料金のアトラクションが2つあります。どちらも赤ちゃんは乗れません。
- ディープシーワールド…2人乗りのポッドでレーザー銃を撃つライド。1回800円。身長110cm以上(120cm未満は1人で乗れない)
- ディープクルーズ…VRの深海探検。小学生未満は不可
水族館の当日チケットを見せると、どちらも100円引きになります。
駐車場は近くの有料
公式は「沼津港深海水族館には専用駐車場はございません」と書いています。近くの有料駐車場(約500台)を使い、水族館での駐車割引はありません。
いちばん近いのは港八十三番地駐車場(28台)と第二駐車場(22台)です。第二駐車場は9:00〜17:00が30分100円(土日祝と8月は60分300円)。港八十三番地駐車場の昼の料金は、水族館の公式が60分300円、港八十三番地の公式が60分200円(土日祝と8月は300円)と、2つのページで違います。
この2か所に停めて港八十三番地の飲食店やお土産店を使うと、駐車の割引が受けられます。
電車なら、JR沼津駅の南口からバスで約15分、「沼津港」で降ります。タクシーなら5〜10分です。車は東名沼津IC・新東名長泉沼津ICからどちらも約20〜30分です。
じゃらんは公式と同額
公式は「前売り券の販売はございません」と書いています。
じゃらん遊び・体験には「日時指定のチケット引換券」があり、大人2,200円からです。公式の料金と同じで、高くはなりません。じゃらんのクーポンやポイントが使えます。前日の23時まで買えます。
公式は「16:00以降は比較的ご覧になりやすいです」と書いています。最終受付の17:30までに入れば、1時間ほどで回れます。
連れて行けるのはどの月齢から
4ヶ月ごろからと判断しました。屋内で、料金がかからず、1時間ほどで回れて、おむつ替え台とエレベーターがあるからです。
0〜3ヶ月は△にしました。授乳室が書かれておらず、館内で飲食もできないので、授乳の間隔が短い時期には合わせにくいためです。
7〜12ヶ月は、暗い中で光る水槽を眺める時間になります。深海のプラネタリウムや駿河湾大水槽のタカアシガニがそれにあたります。
1〜2歳はまだ無料です(4才から600円)。アトラクションには乗れませんが、2階のイマーシブディープシーワールドは映像と造形の空間なので、水槽とは違う見方ができます。
行く前に1つだけ。授乳は入館前に、港八十三番地で食事をするときに済ませておきます。当日チケットを先に買っておけば、その食事が10%引きになります。
関東の水族館は何歳から有料かでまとめました。前売券が買える施設は一覧にしてあります。


