3歳以下は無料。見学は2〜3時間
名古屋市港区、名古屋港ガーデンふ頭にある水族館です。シャチ・イルカ・ベルーガのいる北館と、南極観測船ふじの航路をたどる南館の2館に、約500種50,000点の生き物がいます。
赤ちゃん連れが先に知るところを4つ並べます。
- 3歳以下は入館料がかからない(幼児料金は4歳から)
- ベビーコーナーが北館2階と南館2階の2か所。北館では調乳もできる
- 全館バリアフリーで、ベビーカーは1日100円で借りられる(7〜24か月向け)
- 当日なら何度でも再入館できる
入館料は大人・高校生2,030円/小・中学生1,010円/幼児(4歳以上)500円です。料金表の幼児は「4歳以上」から始まっていて、3歳以下の区分がありません。アソビューの電子チケットの説明には「3歳以下無料」と書かれています。赤ちゃん連れの夫婦なら、大人2人で4,060円です。
名古屋市交通局の一日乗車券・地下鉄全線24時間券・ドニチエコきっぷ(当日の日付のもの)を窓口で見せると、大人は1,830円になります。地下鉄で来る日は、先に乗車券を買っておくと得です。チケット売場ではクレジットカードと交通系電子マネー(manaca・TOICAなど)が使えます。
見学の時間は、公式FAQが「館内全体を観覧した場合、2〜3時間必要です」と答えています。イルカパフォーマンス(約15〜20分)を含めた時間です。「距離がありますので歩きやすい履物で」とも書いています。
授乳は2か所。おむつ替えは11か所
授乳の場所は、公式FAQに「北館2階と南館2階にベビーコーナーがあり、北館2階のベビーコーナーでは調乳することもできます」とあります。
ミルクの子は、北館にいるうちに作っておくと楽です。南館のベビーコーナーで調乳できるとは書かれていません。
離乳食については、同じ答えに「離乳食加熱用の電子レンジのご用意はございません」と書かれています。温めずに食べられるものを持っていきます。
おむつ替えは、多目的トイレ11か所(北館5か所・南館6か所)すべてに、おむつ替えシートがあります。授乳室にもあります。多目的トイレにはベビーチェアと子供用便座も付いています。
公式FAQは、これとは別に「折りたたみ式ベビーシートは、館内各身障者用トイレにあります」とも書いています。どちらの館にいても、替える場所を探して歩き回ることはありません。
紙おむつを館内で売っているかは、公式に書かれていません。枚数は持っていきます。
ベビーカーは7か月から100円
ベビーカーは1日1回100円で借りられます。北館入口の「総合案内」で頼みます。館内だけで使え、台数に限りがあります。
貸出ベビーカーの対象は7〜24か月
公式FAQは「ベビーカー(対象:7~24か月のお子様)」と書いています。6か月までの赤ちゃんは、自分のベビーカーか抱っこ紐で行きます。
館内は「全館バリアフリーに対応しています」と公式が書いていて、各館に車椅子で乗れるエレベーターがあります。北館と南館は2階の連絡通路でつながっていて、歩いて約3分です。
総合案内では、子どもの服に貼る迷子シールももらえます。館内では呼び出し放送をしていないので、歩き始めた子がいるなら入館のときにもらっておきます。
コインロッカーは北館入口を入って左手(大300円・小200円)と連絡通路(特大400円・大300円)にあります。荷物の預かりはありません。

北館はシャチとイルカ
北館2階の「日本の海」には、シャチとバンドウイルカ、カマイルカがいます。大きなガラス越しに、泳ぐ姿を横から見られます。
赤ちゃん連れに向くのが、同じ2階の「水中観覧席」です。縦4m×横29mの水中観察窓の前が絨毯敷きになっていて、公式は「腰を下ろしてゆっくりと過ごせます」と書いています。抱っこで疲れたら、ここで座って休めます。
隣の「オーロラの海」には、真っ白なベルーガがいます。3階からは水の上のベルーガを見られ、プールの脇の手押しポンプで、ベルーガのプールと同じ温度の水に触れられます。
「進化の海」には、クジラの骨格標本や化石のレプリカが並んでいます。公式は、骨格標本の展示数を「日本随一」と書いています。

イルカの時刻は平日と土日で違う
北館3階のメインプールは、幅60m・奥行き30m・最大水深12m。約3,000人が入るスタジアムで、イルカパフォーマンス「BLUE ECHO」(約20分)とシャチ公開トレーニング(約15分)を行います。
2026年10月1日〜11月1日の時刻はこうです(公式のイベントスケジュール)。
- イルカパフォーマンス…平日 11:00/13:00/15:30、土日祝 10:30/12:30/14:30/16:00
- シャチ公開トレーニング…平日 12:00/14:30、土日祝 11:30/13:30/15:30
- ベルーガ公開トレーニング(約10分)…平日 11:00/13:00/15:30、土日祝 10:30/12:30/16:00。3階オーロラの海
ベルーガ公開トレーニングは、ベルーガ「ナナ」の出産で休んでいて、10月1日に再開します。「ベルーガのふしぎな魚の食べ方」は引き続き休止です。
プールが広いので、イルカがどこから跳ぶかわかりにくいことがあります。スタジアム正面の大型映像がカメラ4台で動きを追い、リプレイも流すので、見逃しても映像で追えます。スタジアムの席取りは遠慮するよう公式が書いています。
スタジアムの観覧席は屋根つきの屋外です。3階スタジアムの売店で買ったものは、スタジアム席で食べます。
南館は南極への旅
連絡通路を渡った南館は、南極観測船ふじが南極へ向かった航路をたどる順路です。見どころを順に並べます。
- 黒潮大水槽(2階)…約3万5千匹のマイワシが群れで渦を巻く「マイワシのトルネード」(約5分)。平日 11:00/13:00/15:30、土日祝 12:30/14:30/16:00。公式は「名古屋港水族館が元祖」と書いている
- トンネル水槽(2階)…泳ぐ魚を下から見上げられる
- 深海ギャラリー(1・2階)…タカアシガニなど。暗めの展示
- サンゴ礁大水槽(1〜3階)…3フロアを貫く水槽。毎日14:30にダイバーが水中から解説する
- ペンギン水槽(3階)…エンペラーペンギンなど4種。フィーディングタイムは平日 13:00/16:00、土曜 16:00、日祝 12:30/16:00
- くらげなごりうむ(1階)…約11種500点のクラゲ。鏡と照明の部屋

南館1階の「タッチタンク」では、ヒトデ・ウニ・ヤドカリに触れられます。ただし現在は不定期の開催です。350席の「シネマ館」は、春休み・夏休み・冬休みとGWだけ上映しています。


秋は金魚展。ウミガメ施設は休み
2026年9月18日〜11月8日は、特別展「KINGYO〜四季が彩る日本の金魚文化〜」が南館2階のエントランスホールで開かれています。桜や花火など四季の背景の前に、愛知県弥富市で生まれたサクラニシキなど約15品種の金魚が並びます。上から眺める鉢の展示もあります。
一方で、隣のカメ類繁殖研究施設は2026年10月1日〜2027年3月19日、ウミガメ類の展示を休止します(設備工事)。南館2・3階のウミガメ回遊水槽は、この休止の対象として書かれていません。
ガーデンふ頭では、名古屋港ポートビル(展望室・海洋博物館)・南極観測船ふじ・ポートハウスが11月30日まで休館です。愛知・名古屋2026大会の準備のためです。水族館と組み合わせる「4施設共通チケット」は、この期間は使い道が水族館だけになります。
キッズメニューは980円
館内の食事は南館に2か所です。
- アリバダ(南館2階)…全長8mの水槽があるレストラン。10:00〜閉館15分前(オーダーは45分前まで)。現金・PayPay・クレジットカードが使える
- フードテラス「トータス」(南館3階)…館内でいちばん席が多い。ウミガメ回遊水槽の横。まぐろユッケ丼、味噌カツ丼、きしめんなど。支払いは現金のみ(券売機)
アリバダのメニューには、キッズパスタとキッズカレーが各980円あります。オレンジジュースかアップルジュースが付き、注文できるのは小学生以下です。低アレルゲンメニューも用意されています。
毎月第3日曜は、愛知の「はぐみんカード」や岐阜の「ぎふっこカード」などを見せると、アリバダが5%引きになります(中学生以下の子連れの家族・現金払いのみ)。
水族館の目の前の商業施設「JETTY」には、スガキヤや天むす、きしめん、オムライスの店が並びます。再入館できるので、昼だけ外で食べて戻ることもできます。
お弁当は2か所で食べられる
持ってきたお弁当や離乳食は、北館2階の「しおかぜ広場」(屋外)と、北館3階スタジアムの観覧席(屋根つきの屋外)で食べられます。南館2階の自販機コーナーは飲み物だけです。
しおかぜ広場は、名古屋港を見渡す芝生の広場です。公式は「散歩をしたりお弁当を食べたり、のんびりとくつろげます」と書いていて、売店もあります。

館内の食べ歩きは遠慮するよう書かれています。水分補給は館内のどこでもよく、立ち止まって飲みます。
持ち込みで1つ気をつけるのは、風船やスーパーボールが持ち込めないことです。北館のシャチやイルカが飲み込むのを防ぐためで、笛(ホイッスル)も使わないよう書かれています。
再入館できる。月曜は休館
再入館は当日なら何度でもできます。出口にある再入館スタンプ(特殊ライトで光る透明のスタンプ)を手の甲に自分で押し、戻るときにスタッフに見せます。再入館は閉館の1時間前までです。
営業時間は通常期 9:30〜17:30、冬期(12月〜3月中旬)9:30〜17:00、GWと夏休み(7月下旬〜8月)は20:00までです。入館は閉館の1時間前までです。
休館日は毎週月曜(祝日なら翌日)です。GW・7〜9月・年末年始・春休みは休まず開いています。公式カレンダーの休館日は、2026年10月5日・13日・19日・26日、11月2日・9日・16日・30日、12月7日・14日・21日です。2027年1月18日〜22日はメンテナンスで続けて休みになります。
混み具合は、公式が過去の入館実績から作った「混雑予想カレンダー」をお知らせに出していて、当日の混雑状況はトップページに出ます。
駐車場は30分100円
電車なら、地下鉄名港線「名古屋港」駅の3番出口から徒歩5分です。名古屋駅からは、地下鉄東山線で栄へ行き、名城線の「名古屋港」行きに乗りかえて終点まで。名鉄・JRの金山駅からは、名港線の「名古屋港」行きで終点です。
車なら、名古屋高速の港明ICから約10分、伊勢湾岸道の名港中央ICから約20分です。駐車場はガーデンふ頭駐車場(水族館の東)とガーデンふ頭西駐車場(北)で、どちらも水族館まで歩いて5分ほど。乗用車は30分100円、24時間ごとの上限は1,000円です。
気をつけるのは2点です。1つは、水族館の前に車を止めて乗り降りするスペースが無いこと。赤ちゃんと荷物を下ろすのも駐車場からになります。もう1つは、2026年12月31日までは駐車場の場所が変わっていることで、公式の交通アクセスに地図が出ています。
公式は「土・日・祝日や観光シーズンは、周辺道路や駐車場の混雑が予想されます」と書いています。
電子チケットは公式と同額
公式サイトの「電子チケット」ボタンから、アソビューの電子前売りチケットが買えます。大人2,030円・小中学生1,010円・幼児500円で、窓口と同じ料金です。高くはなりません。スマートフォンを見せるだけで入れるので、チケット売場に並ばずに済みます。
日付指定のチケットで、来館日の2週間前から売り出されます。当日のキャンセルは料金の100%がかかります。3歳以下の赤ちゃんの分は要りません。
連れて行けるのはどの月齢から
0歳から行けます。ほぼ屋内で、ベビーコーナーが2か所(北館は調乳できる)、おむつ替えシートが11か所あり、全館バリアフリーだからです。
0〜6ヶ月は、貸出ベビーカーの対象外なので、自分のベビーカーか抱っこ紐で行きます。北館2階の水中観覧席は絨毯敷きで、座って休みながらイルカを見られます。
7〜12ヶ月からは、ベビーカーを100円で借りられます。ペンギン水槽やマイワシのトルネードなど、動くものを目で追える展示が多くあります。
1〜2歳はまだ無料で、スタジアムでイルカパフォーマンスを見られます。お昼はキッズカレーか、しおかぜ広場でお弁当にします。
行く前に1つだけ。月曜は休館(祝日なら翌日)なので、日にちを決めたら公式のカレンダーを見ておきます。
前売券が買える施設は一覧にしてあります。


