2歳以下は無料。駐車場も無料
岩手県一関市、標高200mの丘陵地にあるサファリパークです。広い草原のサファリゾーンをサファリバスかマイカーで回り、キリンやシマウマにエサをあげ、ライオンやベンガルトラを車の中から見ます。園内マップでサファリゾーンの外に描かれている「どうぶつランド」には、カピバラ・ペンギン館とレストランがあります。
赤ちゃん連れが先に知るところを4つ並べます。
- 2歳以下は入園料がかからない(小人料金は3歳から)。駐車場も無料
- 平日はサファリバスでしか入れない。マイカーで回れるのは土日祝など
- 授乳室「mamaro」が2026年9月にできた(どうぶつランド側の休憩所内)
- サファリゾーンの見学は約40〜50分(公式FAQ)
入園料は大人(中学生以上)2,900円/小人(3歳〜小学生)1,700円です。公式FAQは「3歳から入園料金が必要となります」と答えています。赤ちゃん連れの夫婦なら、大人2人で5,800円です。
サファリバスに乗るときは、入園料とは別に大人800円・小人600円がかかります。パンフレットには「小人料金は3歳以上小学生以下です」とあり、2歳以下の区分はありません。マイカーでの入場は無料です。
駐車場は乗用車も観光バスも無料で、約400台とめられます。支払いは、サファリパークの料金所とどうぶつランド側の売店で、各種タッチ決済とQR決済が使えます(2026年3月のお知らせ)。
アソビューに入園料10%割引のクーポンがあり、大人2,610円・小人1,530円です。公式の料金より1割安くなります。アソビューの小人も3歳からで、公式の区分と同じです。販売は2026年10月31日の16:00までで、使えるのは購入日から1か月です。サファリバス代は含まれません。公式サイトの前売りチケットのリンクも、同じアソビューのページにつながっています。
平日はバスだけ。車は土日祝
サファリゾーンの回り方は2通りです。ただ、どちらを選べるかは曜日で決まります。
公式のご利用案内は「12月からマイカーでの入場は当面の間、土、日、祝祭日、年末年始(12月29日から1月3日)のみ」「平日はサファリバスでの入場となります」と書いています。10月の営業カレンダーにも「平日はサファリバスでの入場となります」とあります。シルバーウィークとお盆は、平日でもマイカーとバスのどちらでも入れました(2026年)。
0〜6ヶ月の赤ちゃんを連れていくなら、土日祝のマイカーがいちばん楽です。自分の車なので、泣いても寝てもそのまま回れ、授乳やおむつ替えも車内で済みます。
マイカーで入るときは1つ承知しておきます。公式は「動物によるお客様のお車への被害は一切補償しておりません」と書き、車の傷、サイドミラーやドアバイザーの破損が起きることもあるとしています。レンタカーの貸し出しはありません。
バスは40分おき。窓を開けて走る
サファリバスは9:40から16:00まで、ほぼ40分おきに出ます(9:40/10:20/11:00/11:40/12:20/13:00/13:40/14:20/15:00/15:40/16:00)。発車時刻は前後することがあり、混雑時は随時発車です。公式は「乗車前にお手洗い等はお済ませください」と書いています。
赤ちゃん連れがいちばん気をつけるのは車内の温度です。公式FAQの答えはこうです。「基本的に草食動物ゾーンは窓を開放して運転しているため、バスの車内は外気温と同じになります」。続けて「暑さ、熱中症対策をした上でご乗車いただきますよう」とあります。夏は保冷剤や飲み物、冬は防寒着を手元に置いて乗ります。
平日はサファリバスでしか入れず、草食動物ゾーンは窓を開けて走ります。車内は外の気温と同じです。首がすわる前の赤ちゃんを冷房の効いた車内で過ごさせたいなら、マイカーで入れる土日祝を選びます。
乳児をバスでどう乗せるか(抱っこのまま乗れるか、座席が要るか)と、チャイルドシートの扱いは、公式に書かれていません。
授乳室はどうぶつランドに1つ
2026年9月19日のお知らせで、授乳室「mamaro」の設置が告知されました。日本宝くじ協会の助成事業として、日本動物園水族館協会から寄贈されたものです。設置場所は「どうぶつランド側休憩所内」です。

園内で授乳室として公式に書かれているのは、この1か所です。サファリゾーンの中にはありません。バスで回る日は、乗る前にどうぶつランドで授乳を済ませておくと、40〜50分を落ち着いて過ごせます。
ミルク用のお湯がもらえるか、電子レンジがあるかは、公式に書かれていません。お湯は魔法びんで持っていきます。
おむつマーク1つ。ベビーカーは記載なし
おむつ替えの場所は、公式サイトの文章には出てきません。パンフレットの園内マップを見ると、どうぶつランドのショップと休憩所の近くに、おむつ替えの図記号(ベビーケアのマーク)が1つあります。マップに凡例はありません。
トイレのマークは、どうぶつランド、サファリ側のふれあい広場の近く、サファリバス乗り場とスナックスタンドの近くにあります。サファリ側のトイレにおむつ台があるかは分かりません。紙おむつを売っているかも公式に書かれていないので、枚数は持っていきます。
ベビーカーについては、利用も貸し出しも公式に記載がありません。サファリゾーンは車かバスで回るので、ベビーカーを使うのはどうぶつランドとふれあい広場、ゾウの村のまわりです。
草食はエサやり。猛獣は窓を閉める
サファリゾーンは、草食動物放し飼いエリアと肉食獣放し飼いエリアに分かれています。
草食動物エリアでは、キリンやシマウマなどにエサをあげられます。公式は、マイカー入場の案内にもサファリバスの案内にも、そう書いています。バスは「鼻息も聞こえてきそうな至近距離」まで近づき、スタッフの解説つきで回ります。シロオリックス、アダックス、ブラックバック、ヒマラヤタールのような珍しい動物もいます。
エサは、公式の年間パスポートのページに「草食動物のエサ(1,000円)」とあります。公式は「絶対にエサはパーク内で購入した物のみにして下さい」と書いていて、家のお菓子はあげられません。

肉食獣エリアには、ライオン、ベンガルトラ、ホワイトタイガー、チーターがいます。パンフレットは「肉食獣放し飼いエリアでは、マイカー及びサファリバスの窓は絶対に開けないでください」と書いています。放し飼いエリアで車やバスの外に出るのも厳禁です。
撮影は自由ですが、フラッシュは禁止です。公式は、動物にストレスを与え、失明の恐れがある動物もいると説明しています。
ふれあい広場はサルだけ6歳から
サファリ側の「ふれあい広場」では、モルモットやうさぎに直接さわれて、エサもあげられます(公式「岩手サファリの楽しみ方」)。年齢の制限は書かれていないので、歩き始めた1〜2歳の子がさわる体験にちょうどよい場所です。
どうぶつランドの「サルのふれあい広場」は6歳からです。公式のお知らせに「5才以下のお子様は入れません」とあり、中に入るふれあい体験は12:00〜15:00に限られています。ただしエサあげはフェンスごしに10:00〜16:00にできます。あげられるのは、サル用に売っているおやつだけです。
ゾウライドは乳幼児も一緒に
「ゾウの村」では、ゾウの背中に乗って広場を1周できます。1組2,000円で、受付は9:30〜16:00、1日80組までです。入園した人だけがライド券を買えます。

乗れる組み合わせは1組3人までで、総体重の目安は150kgです。公式は「0歳~9歳のお子様には、必ず大人の方がご一緒ください」「乳幼児のお子様も人数に数えます」と書いています。赤ちゃんも大人と一緒に乗れて、1人として数えるということです。大人2人と赤ちゃん1人なら、ちょうど3人です。
ゾウに直接えさを手渡しする体験もあり、1回500円です。バナナやリンゴ、ニンジンをあげます。どちらもゾウの体調や天候で中止になることがあります。
雨でも回れる。カピバラ館は室内
どうぶつランドのカピバラ・ペンギン館は室内です。公式は「室内で天気に関係なくゆっくり見学できます」と書いています。どうぶつランドにはほかに、ベニイロフラミンゴ、ルリコンゴウインコ、シロフクロウ、ヨザルがいます。
サファリゾーンも、雨の日にほぼ変わらず見られます。公式FAQは「サファリゾーンの動物は多くは放し飼いですので、雨の日でも通常とほぼ変わりなく見られます」と答えています。台風や大雪のときは一部見られないことがあり、大雪の日は除雪で開園が遅れることがあります。
季節のイベントは、2026年は夏休みの「夏こそ岩手サファリ」(カピバラやビントロングのエサやり、スタンプラリー)と、シルバーウィークの「わくわくアニマルフェスタ」がありました。いま告知されているイベントはありません。
ちびっこカレーあり。レストラン
どうぶつランドのレストランには、「ちびっこカレー」があります。ほかのメニューは、前沢牛ハンバーグ、盛岡冷麺、じゃじゃ麺、醤油ラーメン、味噌ラーメン、坦々麺、ざるそば、天ぷらそば・うどん、中華丼、カツカレーです(公式「フード&ショッピング」)。ちびっこカレーの値段と量は書かれていません。
サファリ側にも、ゾウの村の近くに「あにまるフードコート」、サファリバス乗り場の近くに「スナックスタンド」があります(パンフレットの園内マップ)。

お弁当や離乳食を持ち込めるかは、公式に書かれていません。ショップには動物のぬいぐるみやお菓子が並んでいます。
水曜は休園。駅からはタクシー
営業時間は9:30〜17:00で、最終入園は16:00です。公式は「15:30頃に観覧を終了する動物もございます」と書いているので、午前中に着くほうが多く見られます。パンフレットには「冬期間 9:30〜16:30」ともありますが、冬期間がいつからかは書かれていません。
休園日は毎週水曜日と、第2・第4木曜日です。2026年10月は7日・8日・14日・21日・22日・28日が休みです。
車なら、東北自動車道の若柳金成ICから約30分、一関ICからは約45分です。電車の場合、JR東北本線の花泉駅からタクシーで約20分です。公式は「JR花泉駅からの公共交通機関がありませんのでご了承ください」と書いています。赤ちゃん連れなら、車で行く前提で考えます。
ペットは一緒に入れません。
連れて行けるのはどの月齢から
0歳から行けます。ただし0〜6ヶ月は、土日祝にマイカーで入るのが条件です。平日はサファリバスだけで、草食動物ゾーンは窓を開けて走り、車内は外の気温と同じになります。
0〜6ヶ月は、自分の車で40〜50分のサファリを回り、授乳はどうぶつランドのmamaroか車内で済ませる日になります。
7〜12ヶ月は、車の窓のすぐ外まで来るキリンやシマウマを目で追えます。雨の日でも、カピバラ・ペンギン館は室内で見られます。
1〜2歳はまだ無料で、ふれあい広場でうさぎやモルモットにさわれます。ゾウライドも大人と一緒に乗れます。サルのふれあい広場に入れるのは6歳からです。
行く前に1つだけ。平日に行くなら、バスの暑さ寒さの対策をしていきます。
前売券が買える施設は一覧にしてあります。


