結論:授乳を済ませてから上がる
やることは単純です。4階の入口にあるベビーケアルームで授乳とおむつ替えを済ませ、それから上がる。この順番さえ守れば、あとは眺めを楽しむだけになります。
上がってから「そろそろかな」と思っても、対応する場所が上にはありません。降りれば戻れません。上に行く前の10分が一番大事です。
料金は5歳以下が無料です。公式のよくある質問は「6歳でも未就学児の場合は無料です」とも答えているので、年長さんまでは払わずに上がれます。
天望デッキは3層。フロア間はベビーカー優先のエレベーター
エレベーターで一気に350mまで上がり、そこから下の階へ降りていく構造です。フロア間はベビーカー優先のエレベーターでつながっています。
時刻が公式に決まっているので、これに合わせて予約時間を選ぶのがいちばん効率的です。動くキャラクターは、まだ景色の意味が分からない月齢でもはっきり反応します。
フロア340には、床がガラスになっている場所があります。
公式が「高い場所が苦手な方は無理をせず」と案内している場所です。赤ちゃんは自分で判断できないので、抱いたまま乗るかどうかは大人が決めることになります。
さらに上の天望回廊(445〜450m)は別料金です。チューブ状のガラス回廊がゆるやかなスロープになっていて、歩いて登っていきます。
赤ちゃん連れなら、ここは無理に足す必要はありません。天望デッキだけで十分に眺めは味わえますし、券種を増やすとその分だけ滞在が長くなります。
授乳室とおむつ替えは、地上階の2か所
動線はよく整っている一方、設備の置かれている場所に大きな制約があります。
公式が案内している「ベビーケアルーム」は、1階の団体東ロビーと、4階の正面エントランス内の2か所です。どちらも地上階で、展望台のフロアにはありません。天望デッキの各フロアと天望回廊にあるのは「みんなのトイレ」(多目的トイレ)だけです。
ベビーカーはそのまま入場でき、貸し出しもあります(数に限りがあるので、当日スタッフに声をかけてください)。4階には置き場もあります。天望デッキの中は、フロア350・345・340をつなぐ専用のエレベーターで移動できます。
その優先エレベーターの大きさも公式が出しています。内寸が幅1600×奥行1500×高さ2400mm、出入口が幅1000×高さ2200mm。ベビーカーを畳まずに乗れる寸法です。「みんなのトイレ」は館内全体で13か所あります。展望台の中にあるのはこれです。
- 天望デッキ…3か所(フロア340・345・350)
- 天望回廊…1か所(フロア450)
もうひとつ、覚えておくと安心なのが救護室です。公式は「けがなどに対する応急処置やベッドでの休養にご利用いただけます」と書いています。横になれる場所があるということなので、下の子がぐずって手に負えなくなったときの逃げ場になります。使うときは近くのスタッフに声をかけます。
持ち込めるのは蓋のあるペットボトルだけ。展望台に自販機は無い
展望台に持ち込めるのは蓋のあるペットボトル飲料だけです。入場時に手荷物検査があります。展望台のなかに自動販売機はありません。
340のカフェは「お1人様1品以上のご注文をお願いします」とメニューに明記されています。混雑時には時間制限がつくこともあります。キッズメニューはありません。
公式の案内はこの一行だけで、乳児用の離乳食・粉ミルク・哺乳瓶についての記載は見つけられませんでした。
いつ行くと空いているか(平日10〜11時がいちばん空く)
この施設は、公式が曜日×時間帯の混雑予想を公開しています。推測ではなく、そこに書かれている数字がそのまま使えます。
| 10〜11時 | 平日はこの時間帯がいちばん空いています。昼寝の前でもあり、赤ちゃん連れが狙うならここです。 | |
| 15〜16時 | △ | 土日祝はここから一気に混み始めます。 |
| 17〜18時 | × | 全曜日を通してのピーク。夕景の時間帯と重なります。 |
| 21時台 | 数字の上ではいちばん空きますが、赤ちゃん連れの時間帯ではありません。 |
つまり、赤ちゃんと行くなら平日の午前中です。土日祝は午前でもそれなりに混みます。
すみだ水族館とのセット券がある。大人4,000円から
展望台だけだと滞在が短く終わります。公式が「スカイツリーエンジョイパック」というセット券を出しています。展望台の入場券と周辺施設をまとめたもので、赤ちゃん連れで意味があるのは「すみだ水族館入場プラン」です。
料金は大人4,000円〜・こども2,000円〜。公式は「個別にチケットを購入するよりお得」「雨の日も安心の屋内空間」と書いています。予約は1つで済みます。
展望台に無いものが、水族館の側にあります
スカイツリーのベビーケアルームは地上階の2か所だけで、展望台の上には授乳できる場所がありません。すみだ水族館は同じ東京スカイツリータウンの5階・6階にあります。上がって降りたあとの授乳とおむつ替えを、そのまま水族館側で済ませられます。
公式が示すモデル行程は所要時間 約2〜3時間(最短)です。展望台に上がる→天望デッキで景色→水族館に入場、という順番。午前にスカイツリー、午後に水族館なら、下の子の昼寝をはさんでも収まります。
水族館側の設備はすみだ水族館の記事にまとめました。授乳室の位置とベビーカーの扱いが、スカイツリーとは別の決まりになっています。
1日の回り方(4階のベビーケアルームで授乳とおむつ替え)
平日の午前を指定した場合の組み立てです。チケットは日時指定なので、先に時間を決めます。
上にいるのは1時間強という想定です。授乳の間隔がこれより短い場合は、天望回廊は足さずに天望デッキだけにするのが現実的です。
展望台は屋内だが4階の入口は屋外。駐車場は専用ではない
展望台そのものは全て屋内です。ただし4階の正面エントランスは屋外にあり、どの駅から歩いても最後に一度、外に出ることになります。雨の日は傘が必要です。
そして、眺望が売りの施設である以上、天気の影響は避けられません。視界が悪くても入場料は変わらず、払い戻しもありません。この記事で「雨の日OK」のタグを付けていないのはそのためです。
車の場合は東京スカイツリータウンの駐車場を使いますが、専用ではありません。30分ごとに450円で、展望台の入場券では駐車場の割引を受けられないと公式が明記しています。電車のほうが向いています。
行く前に:再入場は不可。日時指定チケットは変更できない
一度地上に降りると、同じチケットでは戻れません。天望回廊も同じです。
購入後の日時・券種・人数の変更は一切できず、キャンセルして買い直すことになります。子どもの体調が読みにくい時期は、日程をぎりぎりまで決めないほうが安全です。
入口は4階、出口は5階。ロッカーもベビーケアルームも4階
降りてきたときにいるのは5階なので、帰りにベビーケアルームを使うには4階まで戻ります。コインロッカーも4階なので、荷物を預けた場合はどちらにしても一度戻ることになります。
当日に4階のチケットカウンターで買うこともできますが、窓口の発券料が1枚あたり500円かかります。混雑する日は窓口販売そのものを中止することがあるので、事前購入が確実です。


