未就学児は無料。大人は800円
大阪市天王寺区、天王寺公園の中にある1915年開園の動物園です。約11ヘクタールの園内に、およそ170種1000点の動物がいます。2026年4月にゾウの「エレファント ヴィレッジ」、8月にホッキョクグマの「ポーラーベアコースト」が開きました。
赤ちゃん連れが先に知るところを4つ並べます。
- 未就学児は入園料がかからない(大人800円)
- 授乳室が4か所。FooZoo内の授乳室にはミルク用のお湯がある
- 公式にバリアフリーの周遊コースがある(約1時間30分と約2時間30分)
- 専用駐車場は無い。天王寺駅・新今宮駅などから歩いて5〜10分
入園料は大人800円、小・中学生200円、未就学児は無料です。赤ちゃん連れの夫婦なら、大人2人で1,600円です。大阪市内に住んでいるか、市内の学校に通う小・中学生は無料で、住所と年齢がわかるものの原本を見せます。
入園ゲートの窓口では、クレジットカード、交通系ICカード、PayPayなどのQRコード決済が使えます。年間パスポートは大人3,200円です。
授乳室は4か所。お湯はFooZoo
授乳室は園内に4か所あります。公式のサービス案内に、それぞれの設備が書かれています。
- FooZoo内(新世界ゲート入ってすぐ)…ベビーベッド2台、ミルク用給湯設備、オムツ用ごみ箱。同時に1組
- 新世界ゲート…ベビーベッド2台、オムツ用ごみ箱。同時に2組
- ふれんどしっぷガーデン内(てんしばゲートの近く)…ベビーベッド1台、オムツ用ごみ箱。同時に1組
- アイファー内(ヨウスコウワニ前)…おむつ交換ができるソファー1台。同時に1組
お湯があるのはFooZoo内だけです。2つのゲートのそばに授乳室があるので、どちらから入っても最初に寄れます。繁忙期のFooZoo内は、鍵をかけずに2組で使うようお願いすることがあると公式は書いています。

おむつ替えのベビーベッドとベビーチェアは、各授乳室と園内のトイレ各所にあります。公式は「一部の古いトイレにはありません」と添えています。
園内マップには、多目的広場の横の「キッズトイレ」と、カバ舎の近くのトイレに子ども用便座の印があります。トイレトレーニング中の子がいるなら、この2か所を覚えておきます。
新世界ゲートを入ってすぐの所に給水スポットがあり、水筒を持っていけば無料で水を汲めます。紙おむつを園内で売っているかは、公式に書かれていません。
ベビーカーは両ゲートで借りられる
ベビーカーは新世界ゲート側(GooZooの建物前の広場)と、てんしばゲートを入って左手すぐで借りられます。2019年春に一新した3輪と4輪のバギーで、数に限りがあります。有料ですが、金額は公式に書かれていません。

再入園する予定でも、退園するときに返す決まりです。預けておくことはできません。
新世界ゲート側では、子どもが乗る「ゾウさんバギー」(有料)も貸し出しています。混雑期は安全のため貸出を止めることがあります。
コインロッカー(有料)は両ゲートを入って左手にあり、入らない荷物は新世界ゲート側のベビーカー貸出場所で預かってもらえます(有料)。
公式の「園内を楽しむコツ」に、「バリアフリーで楽々周遊コース」があります。公式は「赤ちゃん連れのご家族や、車いすをご利用の方がスムーズに周れるコース」と書いていて、ベビーカー貸出所、授乳室、おむつ交換台の場所も地図に載っています。
コースは約1時間30分と約2時間30分の2本です。ほかに「2時間じっくり周遊コース」と「1時間スイスイ周遊コース」もあり、見学は1時間半から2時間半を見ておけば足ります。
園内は一方通行の建物があります。夜行性動物舎と爬虫類生態館アイファーは、館内が一方通行です。
ゾウとホッキョクグマの新しい施設
エレファント ヴィレッジは2026年4月に開いたゾウの施設です。公式は「国内最大級の規模を誇る飼育環境」と書いています。展望テラス、プールエリア、屋内展示場から、ゾウを見られます。

ポーラーベアコーストは2026年8月に開いたホッキョクグマの施設です。カナダ・チャーチル沿岸の景観を再現していて、ホッキョクグマがプールを泳ぐ姿を間近で見られます。ペンギンパーク&アシカワーフと通路がつながっています。
エレファント ヴィレッジの近くの夜行性動物舎は、入口をくぐると洞窟のようで、暗い中を動くオオコウモリなどが見られます。日本では天王寺動物園でしか見られないドリル(サル)もこの周りにいます。
ペンギンとカバは水の中が見える
ベビーカーの赤ちゃんでも目で追いやすいのが、水の中の動物です。
- ペンギンパーク&アシカワーフ…泳ぎ回るフンボルトペンギンと、岩のトンネルを泳ぐカリフォルニアアシカ
- カバの水中観察プール(アフリカサバンナゾーン)…公式は「ガラス一枚を挟んだ近さ」と書いている
- ポーラーベアコースト…プールを泳ぐホッキョクグマ

動物がえさを食べる「ごはんタイム・おやつタイム」は、ペンギンが火・水の10:00、カバが水・金の14:00、サバンナの草食動物が火・木の14:00などで、それぞれ5〜10分です。祝休日はありません。
アフリカサバンナゾーンは、岩山に囲まれた園路を歩きながら、キリンやサイ、ライオンなどを見る造りです。
ヒツジとヤギのかんさつじかん
てんしばゲートのそばのふれんどしっぷガーデンでは、飼育担当者のガイドを聞きながら動物を近くで見るイベントがあります。入場も参加も無料です。
- ヒツジとヤギのかんさつじかん…11:00と14:30。先着15名程度、各回約15分。雨天と熱中症警戒アラートの日は中止
- テンジクネズミのかんさつじかん…13:30と15:00。先着20名程度、各回約20分。推奨年齢は小学校低学年以上

受付表に名前を書いて、各回の5分前までに行きます。開始時間に遅れると入れません。ごはんをあげたり触ったりはできません。土・日・祝のヒツジとヤギは柵越しに見る形で、予約は要りません。
歩き始めた1〜2歳なら、ここがいちばん動物との距離が近い場所です。ガーデン内に授乳室とトイレもあります。
雨でも回れるアイファー
公式の「雨宿りスポット マップ」は、爬虫類生態館アイファーやペンギンパーク&アシカワーフを挙げています。アイファーはワニやトカゲ、カメなどを景観の中で見せる屋内の館で、中に授乳室もあります。
雨の日は両ゲートで傘を無料で貸しています。退園するときに出口で返します。
午後3時を過ぎると見られない動物がいる
入園は16:00までですが、公式は「15:00以降ご覧いただけない動物がいます」と書いています。ホッキョクグマ・クマ・鳥の楽園・カバ・サイ・ライオン・アムールトラなどは16:00、ペンギン・アシカ・レッサーパンダ・アイファー・夜行性動物舎は16:30まで。昼寝の後に入るより、午前から回ります。
また、ボール・風船・シャボン玉は持ち込めません。風で動物の展示場に入るおそれがあるためです。
10月の土日はナイトZOO
2026年は10月10日・11日・17日・18日・24日・25日がナイトZOOで、今年最後の開催月です。9:30から20:00まで開園し(最終入園19:30)、17時ごろからライトアップがあります。園内のスタンプラリーもあり、17日・18日はイルミネーションに隠れた動物を探すビンゴもあります。
ほかに、長居植物園とのスタンプラリー「動物と植物のつながり図鑑」が2026年10月1日から2027年3月31日まで。年間スケジュールでは、ホッキョクグマ誕生日イベント(11月21日)、干支の動物展(12月15日〜1月11日)が予定されています。
食事はFooZoo。シートも使える
園内の食事は次のとおりです。
- FooZoo(新世界ゲート入ってすぐ)…フードコート。キリン柄の「キリンドッグ」などオリジナルメニュー。授乳室もこの中
- サバンナショップ(トラ舎の近く)…ソフトクリームやかき氷のテイクアウト
- キッチンカー(新世界ゲート入ってすぐの広場・レッサーパンダ舎の横)…ポテト、から揚げ、たこやきなど
レジャーシートは使えます。他の人の観覧や通行の妨げにならない場所で広げます。テントは、ペグやロープで固定しない形のものを決められたエリアでだけ使えます。アルコールは持ち込めません。キッズメニューがある店かどうかは、公式に書かれていません。
隣のてんしばにも授乳室がある
てんしばゲートの外は、芝生広場のある「てんしば」です。ここの「てんしば+」にもトイレと授乳室があり、6:00〜24:00、年中無休です。
てんしばには、ボーネルンドの屋内の遊び場「プレイヴィル 天王寺公園」(有料)もあります。はいはい・よちよち期の赤ちゃん専用コーナーがあり、料金は6〜11ヶ月が最初の60分で平日400円・休日600円、1歳からは最初の30分で平日900円・休日1,100円、大人700円です。
駐車場は無い。電車で行く
公式は「当園には専用駐車場はありません」と書いています。車なら天王寺公園地下駐車場(490台)か、天王寺公園茶臼山エントランス駐車場(70台)を使います。駐車料金は動物園のページには書かれていません。動物園の前で車を停めての乗り降りもできません。
入口は2つです。新世界ゲートはOsaka Metro動物園前駅・恵美須町駅、JR・南海の新今宮駅から、てんしばゲートはOsaka Metro・JRの天王寺駅、近鉄の大阪阿部野橋駅から、どちらも歩いて5〜10分です。
公式は駅ごとにエレベーターを使う行き方のPDFを出していて、その場合は10〜15分かかります。恵美須町駅は、最寄り出口側にエレベーターがありません。ベビーカーなら行く前にPDFを開いておきます。
休園日は毎週月曜日(休日なら翌日)と12月29日〜1月1日です。2026年10月は5日・13日(火)・19日・26日が休みです。
WEBチケットは公式と同額
公式は、土曜・日曜・祝日など混む日はWEBチケットを先に買っておくとスムーズに入園できると書いています。WEBチケットはアソビューで売っていて、公式サイトの「事前購入」もアソビューにつながっています。
料金は大人800円・小中学生(大阪市外)200円で、公式と同じです。高くはなりません。購入から1か月有効で、買ったあとのキャンセルはできません。未就学児は券が要りません。
連れて行けるのはどの月齢から
0歳から行けます。授乳室が4か所あり、お湯もあって、公式にベビーカーで回れるバリアフリーの道順があるからです。
0〜6ヶ月は、ベビーカーで約1時間30分のバリアフリーコースを回り、FooZooで授乳する日になります。
7〜12ヶ月は、水の中を泳ぐペンギンやホッキョクグマ、カバが目で追える楽しみになります。
1〜2歳はまだ無料で、ふれんどしっぷガーデンでヒツジとヤギを近くで見られます。帰りに、てんしばのプレイヴィルで遊ばせることもできます。
行く前に1つだけ。電車で、午前のうちに入ります。専用駐車場が無く、15時を過ぎると見られない動物が出てきます。
前売券が買える施設は一覧にしてあります。
動物園は何ヶ月から行けるかを、各園の月齢と無料の年齢で比べました。


