授乳室は水族館の外
神奈川県箱根町、芦ノ湖のほとりにある箱根園という敷地の一角にある水族館です。公式の言葉では「海水の大水槽を持つ水族館では日本で一番標高の高いところにある水族館」。海抜723mです。
赤ちゃん連れが先に知っておくことを4つ並べます。
- 授乳室…水族館の中には無い(箱根園ショッピングプラザ2F)
- おむつ換えシート…3か所(うち1か所は女性用トイレのみ)
- 館内はすべて車椅子で移動可能と公式が明記
- 3歳以下は無料
公式のよくある質問は、「お子さま連れやお体の不自由なお客さまへ」から始まります。おむつと授乳の場所、ベビーカーと車椅子の貸出、スロープ、身障者用トイレ。4つそろって答えがあります。
授乳は、入館する前に済ませてください
公式の答えは「授乳場所につきましては、箱根園ショッピングプラザ2Fにご用意しております」。水族館とは別の建物です。
そして、再入館できるかどうかが公式のどこにも書かれていません。授乳のために外へ出て、戻れるかが分かりません。入る前に済ませておくのが確実です。
3歳以下は無料。大人1,600円
入場料は2区分です。
- おとな…1,600円
- こども(4才〜小学生)…800円
3歳以下は無料です。ただし「3歳以下無料」と書いた一文は公式にありません。料金表が「4才〜」から始まるので、そこから読めます。
宿泊者と会員は1,300円になります。ザ・プリンス箱根芦ノ湖・龍宮殿別館の宿泊者と、SEIBU PRINCE CLUB(Seibu Prince Global Rewards)の会員が対象で、こどもは650円。会員は公式アプリの画面でも通ります。
駐車料金が別にかかります。平日 乗用車1,000円、土休日1,200円(1回いくらなので、長くいても増えません)。
箱根園の他の施設は全部別料金です。ふれあいどうぶつランド だっこして!ZOO!(おとな1,500円・こども1,300円)、ふわふわきっずらんど(20分300円)、駒ヶ岳ロープウェー(往復おとな2,200円)、コツメカワウソと握手(600円)。
館内はすべて車椅子で移動可能
公式が「館内はすべて車椅子で移動可能です」と書いています。
よくある質問の「ベビーカーや車椅子でも楽しめる施設は?」への答えもこれです。
「水族館内、ななかまどの通路は、スロープを設置しておりますので安心してご利用いただけます」
ベビーカーのまま回れます。身障者用トイレも水族館内にあります。
ベビーカーの貸出もあります(水族館にて)。
ただし公式の書き方は「水族館にてご用意しております。(数に限りがございます)」だけです。料金も、台数も、何か月から使えるかも書かれていません。予約できるかも分かりません。自分のベビーカーを持っていくほうが確実です。
箱根園は広く、施設のあいだは外を歩きます。水族館、授乳室のあるショッピングプラザ、レストラン、ロープウェー乗り場が、それぞれ別の建物です。
おむつ台は3か所。1つは女性用
公式の答えはこれです。
「水族館内、レストランななかまど、園内公衆トイレの女性用トイレに、おむつ換え用シートをご用意しております。(ただし、水族館内のトイレは館内のため、係員にお申しつけください。)」
- 水族館内…係員に声をかけます
- レストランななかまど
- 園内公衆トイレ…女性用トイレのみ
父親ひとりで連れて行くとき、使えるのは水族館内とレストランななかまどの2か所です。園内公衆トイレのシートは女性用にしかありません。
調乳用のお湯と、紙おむつの販売については、公式に書かれていません。
アザラシは淡水と海水の2種類
アザラシ広場には、2種類のアザラシがいます。
- バイカルアザラシ…ロシア・バイカル湖出身。世界でも珍しい、淡水に棲むアザラシ
- ゴマフアザラシ…オホーツク海など北半球の海に棲む。白と黒のゴマ模様
公式は「淡水に棲むバイカルアザラシと海水に棲むゴマフアザラシが一緒に棲んでいるのは箱根園水族館ならではの光景です」と書いています。
水中観覧室から、泳ぎまわるアザラシを間近で見られます。ここは屋内です。
アザラシ広場そのものは屋外です。館内と行き来するので、上着が1枚要ります。
イベントは1日3〜4回
時間が決まっているものが3つあります。
- アザラシフィーディングタイム…毎日11:00/13:00(土日祝などは15:00も)
- 海中ショー…平日13:45/土日祝10:15・13:45。大水槽でダイバーが魚に餌をやります
- コツメカワウソと握手…1名600円。開催時間は季節により異なり、公式に時刻が出ていません
平日の海中ショーは13:45の1回だけです。午前に行くなら、土日祝の10:15に合わせることになります。
G.W.・夏休み・年末年始は、平日でも「土・日・祝日」の時間でショーを行います。
アザラシフィーディングタイムは、動物の体調により中止することがあります。
標高723mの水族館
中は3つに分かれています。
- 海水館…中央に高さ7m、海水1,255tの大水槽。自然の光が入るオープンエアーと公式が書いています
- 淡水館…アマゾン川流域の怪魚、洞窟に棲む魚など
- アザラシ広場…屋外。水中観覧室は屋内
大水槽は高さ7mあります。抱っこでも見上げられます。
公式が名前を挙げている生きものは、ピラルク、アオウミガメ、ピラニア・ナッテリー、キングペンギン、ニジマス、ブラックバスなど。
海抜723mです。平地より気温が低くなります。
ふわふわきっずらんどは2才以下も
箱根園ショッピングプラザ2Fに「ふわふわきっずらんど」があります。授乳室と同じ2Fです。
20分300円。公式の説明がこれです。
「3才以上のお子さまよりご利用いただけます。2才以下のお子さまは保護者さま同伴の場合、ご利用いただけます」
2才以下でも、親が一緒なら入れます。
営業時間が公式の2か所で食い違っています。営業案内のページは9:00〜16:00、専用ページは10:00〜16:30(最終受付15:30)。行く前に見てください。
芝生の広場もあります。芦ノ湖と山並みが見わたせて、歩ける年齢なら走り回れます。
レストランは11時から
⚠️ 園内のレストランは、どれも11:00からです。水族館は9:00に開くので、朝いちばんに着くと2時間は食べるところがありません(箱根 プリンスパン工房のドリンクだけ9:00から)。
- どんぶり屋…公式が「ご家族連れでも安心してくつろげるレストラン」と書いています。丼物
- ななかまど…和風レストラン。芦ノ湖の景観。おむつ換えシートがあります
- カレー&ラーメンハウス 麦わら屋
- 箱根 プリンスパン工房…その場で焼くパン。ドリンクは9:00から、パンは11:00から
お弁当と離乳食を持ち込めるかは、公式に書かれていません。
食物アレルギーの案内をPDFで公開しています。
新宿から高速バス1本
小田急箱根高速バスが、新宿駅西口から「箱根園」まで1本で行きます。乗り換えがありません。
ただし約2時間25分かかります。
- 新宿駅西口…小田急箱根高速バスで約2時間25分
- 小田原駅(東海道新幹線)…伊豆箱根バスで約1時間20分
- 箱根湯本駅(小田急ロマンスカー)…伊豆箱根バスで約1時間5分
最寄り駅から歩いて行ける場所ではありません。どの経路でもバスに乗ります。
車なら駐車場は312台。東名 厚木ICから52km(約1時間)、御殿場ICから24km(約45分)。駐車料金は1回いくらなので、長くいても増えません。
アソビューで200円安い
公式サイトに前売券や電子チケットの案内はありません。窓口で買う以外の説明が書かれていません。
オンラインで買えるのはアソビューです。
- 入場チケット…大人1,600円 → 1,400円/小学生以下800円 → 700円
- 水族館×駒ヶ岳ロープウェー セット券…大人3,800円 → 3,200円/小学生1,900円 → 1,600円/未就学児(4歳〜)800円 → 700円
入場チケットだけでも、窓口より200円安くなります。
ロープウェーにも乗るなら、セット券で600円安くなります。ロープウェーは往復おとな2,200円なので、別々に買うと3,800円です。
セット券は日時指定です。障がい者のチケットはオンラインで売っていません(現地の窓口で手帳を提示します)。
まとめ:入る前に授乳
ここを選ぶ理由は、館内がすべて車椅子で移動でき、3歳以下が無料で、アザラシと大水槽のイベントが1日3〜4回あることです。
行く前に決めておくことを並べます。
- 授乳は入館前に。授乳室はショッピングプラザ2Fで、再入館できるか公式に書かれていない
- ベビーカーは持っていく。貸出は「数に限りがございます」としか書かれていない
- 上着を1枚。海抜723mで、アザラシ広場は屋外
- 昼は11時から。朝いちばんに着くならパン工房のドリンクだけ
- イベントの時間を決めておく。平日の海中ショーは13:45の1回だけ
- チケットは家で買う。アソビューで200円安い
園内公衆トイレのおむつ換えシートは女性用トイレにしかありません。父親ひとりで行くなら、水族館内かレストランななかまどになります。
関東の水族館は何歳から有料かで並べました。前売りがある施設は前売り券が買える施設の一覧に、月齢ごとに行ける施設は何ヶ月から行けるかにまとめてあります。


